【入門臨地講座】第2回 近代建築をとおしてみる大阪・中之島 -水都の美意識-(2022年5月7日(土))
◎2022.2.24掲載
【受付開始日】※設定なし
随時受付させていただきます。
(事前申込制、前納、先着順、一般参加可)
〈講座の見所〉
中之島公会堂と呼ばれるこの建物は、大正期の大阪を代表する建築である。スタイルはルネッサンスを基調とし、正面はビザンチン風に大アーチによる断面を艶やかにみせ、その頂部には大阪市の市章「澪漂」の図柄のステンドグラスが填まる。この内側にあるのが貴賓室で、洋画家松岡壽による天井画と壁画がある。構造は鉄骨煉瓦造となる。内部はヨーロッパの歴史様式に則ったもので、背の高い本格的な様式空間が実現している。この建築は建築家岡田信一郎のアイデアで実際には片岡安建築事務所が担った。
(京都華頂大学教授 川島 智生 氏)
講師プロフィール
川島 智生(かわしま ともお)
●1957年広島県生まれ。
日本近代建築史を専門とする研究者で、近代建築史で博士号を取得
京都工芸繊維大学大学院工芸科研究科建築学専攻博士後期課程修了
●専門分野 建築史学、建築計画、建築設計、居住文化
主な著作
『近代京都における小学校建築』単著 ミネルヴァ書房 2015年
『近代大阪の小学校建築史』単著 大阪大学出版会 2017年
『近代神戸の小学校建築史』単著 関西学院大学出版会 2019年
『近代奈良の建築家岩崎平太郎の仕事―武田五一・亀岡末吉とともにー』単著 淡交社 2011年
『NISSHA本社工場の淵源1898-1948 ―明治期煉瓦造の工場建築史―』単著 NISSHA 2021年
『宝塚-温泉リゾート都市の建築史』単著 関学出版会 2022年2月発刊予定
【講座名】
近代建築をとおしてみる大阪・中之島 -水都の美意識-
【日程】
2022年5月7日(土)※雨天決行(荒天中止)
【講師】
京都華頂大学教授 川島 智生 氏
【集合】
大阪市中央公会堂 11時
(Osaka Metro・京阪 淀屋橋駅または北浜駅より徒歩)
【行程】
<凡例>(-----電車 =====バス ・・・徒歩 >>>ロープウェイ +++++ケーブル ~~~船)
(徒歩2キロ)
大阪市中央公会堂(講師講演)[中集会室・特別室・展示室]・・・大阪取引所(外観)・・・ライオン橋・・・日本銀行大阪支店(外観)・・・中之島図書館(各自見学)
※解散:中央公会堂前 16時50分頃(予定)
【代金(参加費)】※前納
3,000円
【定員】
120名
【その他】(ご注意事項)
・参加は、小学校5年生以上に限ります。また中学生以下は保護者の同伴が必要です。
・参加費には、拝観料等が含まれております。
・各自自由昼食(各自負担)となります。
・行程中を含む移動にかかる交通費は各自負担となります。
・ご入金の確認ができない場合は、参加の登録を取消す場合があります。
・新型コロナウイルス感染症拡大状況を考慮して、参加費は4月11日(月)以降、講座当日の4日前までにご入金をお願いします。ご入金の確認ができない場合は、参加の登録を取消す場合があります。
・お客様の都合で講座参加を取消しされた場合、返金はいたしかねます。
●受付予約完了後参加費用の振込期間内に、郵便局備付の「払込取扱票」に 住所、 氏名(フリガナ)、電話番号、生年、性別、講座日、講座名を明記のうえ、次の口座まで参加費をお送りください。
ゆうちょ銀行 口座番号:00960-2-304143 近畿文化会
正式加入者名:近鉄グループホールディングス株式会社 近畿文化会
【お客さまへ】
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