2019年10月6日(日)旧大和川を歩く(四)
今回は、柏原市立歴史資料館の安村俊史館長の“旧大和川を歩く”シリーズの4回目、前回は旧大和川のうち西側の久宝寺川(現在の長瀬川)沿いを訪ねましたが、今回は東側の玉櫛川(現在の玉串川)・吉田川沿いを歩きました。
講座当日は、朝こそ曇っていましたがすぐに晴れ間が見え、気温もグングン上昇しました。河内山本駅からすぐの山本八幡宮を皮切りに、北へ北へと上っていきましたが、特に印象に残ったのは、御野縣主神社の本殿裏手に今も残る旧大和川(玉櫛川)の堤防跡です。高低差3~4m程度はある堤防がそのまま残っており、旧大和川の痕跡をハッキリと確認することができました。また、行程最後の川中家住宅では、隣接するマンションの屋上に特別に上げていただき、旧大和川や生駒の山並みなどを遠望して清々しい気分でした。
個人的には、自宅から比較的近いこともあって、過去に訪ねたことがある場所がほとんどでしたが、旧大和川について学んでから訪れると今まで見えなかったものが見えてきて、すごく新鮮に映りました。また、訪れた神社ではどこも秋祭りの準備の真っ最中で、河内生まれの私としては季節を感じずにはおれませんでした。
“旧大和川を歩く”シリーズ、次回は、来春平野屋新田会所跡や鴻池新田会所あたりを訪ねる予定です。どうぞお楽しみに!
一般参加可
※本講座は、9月10日(火)9:10から受付開始です。
〈講座の見所〉
平成29年10月に実施しました「旧大和川を歩く」の第4段です。大阪平野を東から西へと流れる大和川は、江戸時代に付け替えられた人工の川になります。では、付け替えられる前の大和川はどのような川だったのでしょうか。前回は長瀬川沿いに歩きましたが、今回は河内山本駅駅から玉串川沿いに、周辺の史跡や神社を見学・拝観しながら、近鉄吉田駅周辺までを歩きます。
【講座名】
旧大和川を歩く(四)
【日程】
2019年10月6日(日)※雨天決行(荒天中止)
【講師】
柏原市立歴史資料館長 安村 俊史 氏
【集合】
河内山本駅 改札口 9時35分
【行程】
<凡例>(-----電車 =====バス ・・・徒歩 >>>ロープウェイ +++++ケーブル ~~~船)
(徒歩6キロ、一部路線バス利用) 河内山本駅・・・山本八幡宮(以下、八尾市)・・・山本新田会所跡・・・御野縣主神社・・・「山本小学校前」バス停留所=====「花園」バス停留所・・・津原神社(以下、東大阪市)・・・[昼食]・・・松原宿跡・・・大津神社・・・今米公園[中甚兵衛記念碑]・・・中甚兵衛屋敷跡・・・川中家住宅・屋敷林・・・近鉄けいはんな線吉田駅[16時50分頃解散予定]
【代金(参加費)】※前納
一般3,700円 (近畿文化会ご入会で2,700円)
【定員】
30名
【その他】
①花園ラグビー場周辺で各自自由昼食です。弁当持参可能。その場合はラクビーの森で食事。
②行程中のバス運賃(現行250円)は各自負担。バス運賃は10月1日(火)より改正される場合があります。
③花園創菓庵「松一」の和菓子「河内甚兵衛」一個付。
④10月4日(金)以降の取消は、1,000円(講座開催費)を負担。
【お申込・お問合せ】近畿文化会事務局
〒543-0001大阪市天王寺区上本町6丁目5番13号 上本町YUFURA 7階
TEL:06-6775-3686 FAX:06-6775-3669
受付時間 9時10分~18時(土、日、祝日、年末年始、5/1は休み