奈良大和路の歴史と文化に親しむ

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大和文化会からのお知らせ

大和文化会「公開講座」を開催しました!

2019年7月 4日 (木)

梅雨で蒸し暑く小雨が降る中、多くの皆様にご参加いただき感謝申し上げます。

 

台風の直撃も免れ、無事に公開講座を開催することができました。

 

今回は「キトラ・高松塚古墳壁画の宇宙観」の演題で阪南大学教授 来村 多加史 先生にお話をしていただきました。

来村先生の軽妙なトークとキトラ・高松塚古墳壁画に関する深い知識、歴史的背景や多彩な画像を交えながらの分かりやすい解説に

時間を忘れて聞き入ってしまうような講演でした。

講演後には来村先生のサイン会も開催し、先生の著書「上下する天文」を手に順番待ちする方の長い列ができていました。

 

同書は、「構成した画家も描かれた時期もほぼ同じとされるキトラと高松塚古墳壁画の天文図はなぜ大きく異なるのか。」について、わかりやすく解説されております。 

来村先生の著書「上下する天文」をお読みいただいたうえで現地へお越しいただくと、より深く古代人の思いに浸ることができるのではないでしょうか。

 

 

(高松塚古墳)

https://www.kintetsu.co.jp/spot/spot_info/spot0000208.html

 

(キトラ古墳)

https://www.kintetsu.co.jp/spot/spot_info/spot0000220.html

 

 

さて、月例講演会もまもなく開催いたします。

次回は独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所所長の松村 恵司 先生。

テーマは「藤原宮の幢幡遺構が語るもの-文物の儀ここに備われり」です。

 

果たしてどのようなお話が展開されるのでしょうか。楽しみですね。

多くの皆様のご来場をお待ちしております!

公開講座 申し込み受付終了について

2019年5月21日 (火)

6月29日(土)開催の大和文化会公開講座

「キトラ・高松塚古墳壁画の宇宙観」につきまして、

募集定員に達しましたので、受付を終了させていただきました。

多数のお申し込み、ありがとうございました。

6月29日(土)13:00~ 大和文化会「公開講座」を開催します

2019年5月17日 (金)

大和文化会では、令和元年6月29日(土)13:00より、

一般の方を対象とした「公開講座」を以下のとおり開催いたします。(会員の方も参加できます)

皆様の参加をお待ちしております。

【演   題】  キトラ古墳壁画 国宝答申記念 

          「 キトラ・高松塚古墳壁画の宇宙観  -飛鳥人が思い描いた星空の世界- 」

【講   師】  阪南大学 教授  来村多加史 先生

【開催日時】  令和元年6月29日(土)  13:00~15:15(開場12:00)

【会   場】  銀座ブロッサム中央会館
【参 加 費 】  お一人様 1,000円
【募集人数】  800人(先着順)

お申し込み方法等、詳細はこちら をご覧ください。

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来村先生

Img_2295 昨年の公開講座

令和元年度(平成31年度) 大和文化会はじまりました!

2019年4月16日 (火)


いよいよ本年度の大和文化会が始まりました。
今年度も多数の皆様に年度会員となっていただき、ありがとうございます。
陽春の光を浴びて満開だった桜も、そろそろ新緑の若葉と交代する頃合。
まさに「清明」にふさわしい季節です。


そんな爽やかな陽気の中、奈良県立図書情報館から館長の千田稔先生をお招きし、
「古代における女帝の即位と退位」の演題で、第一回目の講演会を開催いたしました。
時折ユーモアも交えながらの分かりやすい語り口と、
先生の深い知識から溢れる様々な話題に、会場の皆様も講演を聞きながら、
古代の奈良・日本に思いを馳せておられたのではないでしょうか。

さて、大和文化会は来月以降も続きます。
5月18日(土)は千田先生に続き、当会でもおなじみの奈良大学・関根俊一先生。
6月8日(土)は当会初めてとなる奈良県立橿原考古学研究所の岡林孝作先生にご講演いただきます。
本年度も、第一線で活躍する講師陣による魅力的な講演が目白押しとなっております。
是非、最後までお楽しみください。


2019年度 新規会員募集の終了について

2019年3月22日 (金)



2019年度の新規会員募集につきましては、
定員となりましたので終了とさせていただきました。

たくさんのご応募、ありがとうございました。

2019年度 第10回講座の開催日と講師が決定しました

2019年3月 5日 (火)


みなさま

2019年度の10回目の例会開催日と講師が決定いたしましたので、お知らせいたします。

開催日 : 2020年3月22日(日)
講  師 : 大阪府文化財センター 理事長  田邉 征夫 先生
演  題 : 平城京の食卓を復元する - 長屋王がオンザロック?‐

※その他の2019年度の講座予定についてはこちら(2ページ目)をご覧ください。

大和文化会 2019年度新規会員募集中!



先日2月23日(土)の第10回例会をもって、本年度の全ての日程を終了いたしました。

大阪府文化財センター理事長・田邉先生による講演は、
藤原京から平城京への遷都の背景という大きなテーマを、
当時の発掘現場の多彩なエピソードや古写真を紹介しながら、
唐長安城や遷都当時の皇室の状況なども交えた視点から考察いただきました。
今年度を締めくくるにふさわしい、これぞ大和文化会という講演会だったのではないでしょうか。


さて、大和文化会では2019年度の新規会員を募集しております。
新年度も引き続き、古墳や習俗、文学、寺院、文化財など多彩な内容の講座をご用意しております。
このHPを見て大和文化会に興味を持たれた皆様、
2019年度は銀座で奈良の魅力に触れる年にしてみませんか?

本会へのお申し込み方法等、詳しくはこちらをご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしております。


1月19日(土) 第9回例会を開催しました

2019年1月30日 (水)



穏やかな年明けとなりました平成31年、皆様いかがお過ごしでしょうか。


好天が続いている関東地方ですが、今年最初の例会も晴天に恵まれた中での開催となりました。
今回は堺女子短期大学 名誉学長・名誉教授 塚口義信先生にご講演いただきました。


奈良・大和の話題が中心のこの文化会ですが、
今回は西都原古墳群や、大王家の系統と日向との関係性など
九州の話も展開されるスケールの大きな話でございました。
先生の豊富な知見に皆様惹きこまれた方も多かったのではないでしょうか。


さて、早いもので次回の例会は本年度最後となります。
2月23日土曜日。「平城京遷都の背景~なぜ藤原京は短命だったのか~」の演題で、
大阪府文化財センター理事長 田邉征夫先生にご講演いただきます。
是非足をお運びください。


 

12月7日(金) 第8回 今年最後の例会を開催しました

2018年12月27日 (木)


前回に引き続き平日開催となった今年第8回目の例会。
会場のリニューアル工事の影響により、例年とは異なった開催間隔となっているため、
前回から1週間後の開催となりました。
2週連続での開催となったにも関わらず、多くの会員の皆様にご来場いただき、ありがとうございました。


今回は「蘇我氏と物部氏~仏教受容をめぐって~」の演題で、
京都女子大学名誉教授の瀧浪貞子先生にご講演いただきました。
蘇我氏と物部氏の仏教を巡る話題となると、どうしても崇仏派と廃仏派という観点の
イメージが強いかと思われますが、今回の講演ではそれにとどまらず、
蘇我氏と大王家、大化改新の意味など瀧浪先生独自の視点で大きなスケールで語っていただきました。
先生の穏やかな語り口もあり、講演に引き込まれた会員様も多かったのではないかと思います。


さて、今年の例会は本日で終了。次回は新年となります。
次回の例会は1月19日土曜日。
「古代の日向とヤマト王権~5世紀代における日向系王族の動静を探る~」の演題で、
堺女子短期大学 名誉学長・名誉教授 塚口義信 先生にご講演いただきます。
寒さ厳しい時期での開催となりますが、皆様是非足をお運びください。

11月29日(木) 第7回例会を開催しました

久しぶりの平日開催となった今年第7回目の例会。

晩秋の気配漂う中「聖武天皇~大仏造立への道~」の演題で、

兵庫県芦屋市の滴翠美術館館長 東野治之先生にご講演いただきました。

平日開催にも関わらず沢山の方にご参加いただきありがとうございました。



朴訥とした語り口で展開されるアカデミックな内容に、大学時代の講義を思い出しました。

聖武天皇といえば大仏、仏教というイメージが強い中で、

天皇の美濃・伊勢方面への行幸とそれの持つ意味、天皇自身の自己認識などの解説は新鮮であり、

単調な歴史の世界が鮮やかに彩られるような感覚になりました。

「歴史を学ぶ」というのは奥深いものであるとあらためて認識した次第です。




 さて、次回の例会は12月7日金曜日。

「蘇我氏と物部氏~仏教受容をめぐって~」の演題で、

京都女子大学名誉教授 瀧浪貞子先生にご講演いただきます。

次回も平日開催となりますが、是非足をお運びください。



【奈良大仏(東大寺)へのアクセス】

 東京より東海道新幹線で京都駅まで。

 京都駅にて近鉄線へ乗換え。

 奈良駅まで特急利用で約35分。

 奈良駅から徒歩約15分またはバス。

 東大寺URL :  http://www.todaiji.or.jp/