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12月25日(日) 14:00 キックオフ
近鉄ライナーズ 対 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
がキンチョウスタジアムで行われました。
クリスマスに開催されました「阪神ダービー」、先週に引き続き快晴の会場には4545人の観客が訪れました。
近鉄ライナーズはルーキー田中健太選手を1番プロップに大抜擢。
7番フランカーに辻選手を7試合ぶりに先発起用、ナンバーエイトには今季初先発の村下選手と先週とは少し布陣を変えての闘い。
ウイングにはアタックでの爆発力に期待がかかる島選手を起用し、昨年度「TOP4」チームの一つ神戸製鋼コベルコスティーラーズに挑みます。
これまでに幾度となく激しい試合を繰り広げてきた両チーム。
関西のチーム同士、お互いの誇りをかけた負けられない戦い。
近鉄ライナーズのキックオフで試合が開始されます。
【前半】
3分
開始早々自陣10m付近、近鉄のノットロールアウェイの反則、神戸製鋼ペナルティゴールを選択。
神戸製鋼12番山中選手のペナルティゴールは外れ 0-0
6分
ディフェンスラインをドンドン押し上げて神戸製鋼にプレッシャーを与える近鉄。神戸製鋼はアタックでも中々ゲイン出来ずに10番イーリー選手がドロップゴールを狙います。
ボールは大きく逸れて近鉄ドロップアウトへ。ディフェンスで粘り勝ったシーンでした。
序盤からお互いに一歩も引かない試合展開、近鉄は裏のスペースを狙ってキックを上手く使い神戸製鋼の大きいフォワードをドンドン後ろへと走らせます。上手く陣地を奪いゴール前に迫るシーンもみられますが、中々スコアすることが出来ません。
14分
自陣22m付近神戸製鋼ボールスクラム、神戸製鋼のプレッシャーを受け近鉄たまらず反則。神戸製鋼ペナルティゴールを選択します。
神戸製鋼12番山中選手のキック決まり、0-3
先制点を許してしまいます。
18分
自陣10m神戸製鋼ボールラインアウト、右へ大きく展開神戸製鋼10番イーリー選手→12番山中選手→15番山下選手にボールが渡ったところで近鉄13番森田選手が捕まえますが、内側にフォローに入った神戸製鋼11番中濱選手にボールを繋がれ大きくゲインを許します。そこからもう一つ内側神戸製鋼13番バイフ選手へボールが渡りそのままトライを奪われます。
神戸製鋼12番山中選手のゴールキック成功 0-10
さらにピンチは続きます。
28分
神戸製鋼の連続攻撃をなんとか凌ぐ近鉄ですが、自陣ゴール前5m地点で4番ストーバーク選手がオーバーザトップの反則。この反則が相手のトライチャンスを奪う故意の反則とみられイエローカード、10分間の退場となってしまいます。
一人少ない状態での戦いを余儀なくされた近鉄、その後31分に神戸製鋼15番山下選手にトライを奪われさらに点差が開きます。 0-17
前半も残り少なくなってきた時間帯、ここでようやく近鉄の得点チャンスが訪れます。
35分
敵陣10mライン近鉄ボールラインアウト、縦に強い12番吉川選手の突進。ラックの中で神戸製鋼の選手がオフサイドの反則。近鉄ペナルティゴールを選択します。
10番重光選手のペナルティゴール成功 3-17
その後37分に神戸製鋼3番山下選手が危険なプレーでイエローカード10分間の退場となります。
~前半終了~
プロップに転向後、めきめきと成長をみせる田中健太選手
ナンバーエイトで持ち前の力強いアタックをいかんなく発揮する村下選手
力強いランニングに加えこの日はロングキックでも会場を沸かせた松井選手
粘り強いディフエンスで神戸製鋼に食らいつく金選手
ハーフタイムに行われたハイパントキャッチショーに参加してれた近鉄ライナーズサポーターの皆様
【後半】
4番ストーバーク選手が10分間の一時退場から戻り今度は近鉄が一人多い状況、この時間帯を上手く利用しなんとか反撃に出たいところ、まだまだ食らいついていけば十分逆転可能な点差です。
10分
敵陣ゴール前近鉄ボールスクラム、8番村下選手が左へ持ち出しますがトライまでは届かず、そこから右へ一つずつ17番豊田選手、7番辻選手が身体を当てていきます。しかし神戸製鋼のディフェンスも中々崩れません。グラウンド右端までボールを運びそこから左へ戻してきたところ、もう一度7番辻選手が突進。そこから素早く展開15番宮田選手→10番重光選手にボールが渡った瞬間神戸製鋼の外側のディフェンスが少し内側に寄ったところを見逃さず大外11番松井選手に大きく飛ばしパス。そのままグラウンド左隅へダイビングトライ!!
10番重光選手のゴールキックは外れ 8-17
さあここから近鉄の反撃開始!!と言いたいところでしたが、その後すぐの13分
自陣10mライン付近神戸製鋼ボールラインアウト、タックルを受けながらも上手くボールを繋がれ神戸製鋼12番山中選手に大きくゲインを許します。できたラックから今度も細かくボールを繋がれ神戸製鋼6番安井選手にゴール前5m地点までボールを運ばれると左の狭いサイドにもう一度神戸製鋼12番山中選手、近鉄も懸命にタックルに入りますが力技でインゴールにボールをねじ込まれます。
神戸製鋼12番山中選手のゴールキック成功 8-24
反撃の芽を潰されてしまった近鉄、ここから少しディフェンスにもほころびが目立ちだします。
16分
自陣22mライン神戸製鋼ボールラインアウト、変わって入った神戸製鋼23番フーリー選手起点に一発で大外大幅にゲインを許し、あわやトライかと思われたシーンでしたが近鉄15番宮田選手、7番辻選手の懸命のタックルでなんとかタッチに押し出します。そこからの近鉄ボールラインアウト、4番ストーバーク選手がはじいたボール神戸製鋼3番山下選手にキャッチされそのままトライを許してしまいます。自分達のミスからの痛い失点。
神戸製鋼12番山中選手のゴールキック決まり 8-31
このままでは終われない近鉄はその後も何度か敵陣深くまで攻め込みますが、神戸製鋼の赤い壁を破る事ができずスコアを伸ばせません。選手達の動きにも疲れが見え始めます。
36分
自陣22m神戸製鋼ボールラインアウト、神戸製鋼7橋本選手が持ち出し走り込んできた21番佐藤選手にパスが渡り近鉄ディフェンスラインを突破されます。そこから14番今村選手にパスを繋がれダメ押しのトライ。
神戸製鋼12番山中選手のゴールキックも決まり 8-38
~試合終了~
近鉄ライナーズ 8-38 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
何度もチャンスは作れたものの得点に結びつけることが出来なかった近鉄と、敵陣に入ると確実にスコアを重ねた神戸製鋼との得点力の差が大きく出た試合結果となりました。
思い切りのいいランでチャンスを作った島選手
献身的なプレーでチームを引っ張るトンプソン選手
この日ゲームキャプテンを務めた宮田選手
ボールキャリー数チームNo1!どんなところにも顔を出す辻選手
グリーティングタイムの様子
【坪井監督コメント】
「本日も沢山のサポーターの方々にご来場いただき、また素晴らしいスタジアムと素晴らしい対戦相手神戸製鋼さんと試合が出来た事関係者の皆様に感謝申し上げます。ゲームの方は前半神戸さんの波状攻撃を受けたのですが、近鉄もリアクション良く反応し「MOVE FIRST」を体現してくれました。只スコアでは勝てませんでした。しかし昨年のLIXILカップで歯が立たなかったフィジカルの部分で通用する部分が見えた事はチームの成長ということで受け止めています。年が明けてから残り2試合チーム一丸となっていい準備をして臨みたいと思います。」
【宮田ゲームキャプテンコメント】
「神戸製鋼さんに対してアタック、ディフェンス共に前へ出ることにフォーカスして挑み、特にディフェンスの部分で良く前へ出れていた部分は収穫かと思います。次節のヤマハさんは接点も強いのでフィジカル面でも負けないように準備しライナーズらしいアタックを体現したいと思います。」
今回の試合で2016年の試合は最後となります。年内最終戦を勝利で収めることは出来ませんでしたが、今回の試合は2017年に必ず繋がる試合内容だったと思います。
サポーターの皆様本年も熱い御声援、誠にありがとうございました。
2016年は非常にタフな試合が続きましたが、会場で響くライナーズサポーターの皆様の御声援が近鉄ライナーズの大きな力となりました。
2017年も近鉄ライナーズへの変わらぬ御声援どうぞよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
(写真:加守 理祐)
本日12月24日(土)に、ラグビーワールドカップ2019 日本大会が開幕1000日前を迎えました!
昨年(2015年)に行われたイングランド大会は、日本代表が強豪・南アフリカ代表に勝利するなど大会3勝を挙げ、国内でラグビーが大きな注目を浴びるきっかけとなりました。
そのワールドカップが1000日後に日本で開幕を迎えます!
近鉄ライナーズのホームグラウンド「東大阪市花園ラグビー場」は、大会の開催地となることが既に決定しています。
近鉄ライナーズも開催都市(東大阪市)を本拠地とするチームとして、チーム一同ラグビーを盛り上げていきたいと思います!
選手一同、記念ボールを掲げてPRいたします!
昨年の大会で大活躍したトンプソン選手
バックスの選手たち
フォワードの選手たち
いつも熱い声援ありがとうございます!
近鉄ライナーズからお知らせです。
12月24日(土)11:35~11:45に読売テレビ(10ch:関西ローカル)で放送される「あすリート~Keep Dreaming~」にトンプソンルーク選手が出演します。
皆様是非ご視聴ください!
番組について詳しくはこちら
※番組内容は変更される場合があります。
トップリーグ2016-2017 第13節が3日後に迫りました!皆さまのご来場をお待ちしています!
【試合案内】
■名 称 ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第13節
■日 時 2016年12月25日(日) 14:00キックオフ
■場 所 キンチョウスタジアム(大阪)
■対戦相手 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
【ライナーズ受付案内】
■受付時間 10:00~14:40(ライナーズ試合の前半終了まで)
■グッズ販売 あ り ※12:00頃から販売いたします
【実施イベント】
ハイパントキャッチに挑戦!
サポーターズクラブ会員様限定
詳しくは、こちら
※事務局で準備するスパイクには、サイズ等に限りがございます。
お手数ですが、抽選参加希望者はスパイク持参にご協力いただければ幸いです。
12月18日(日) 13:00 キックオフ
近鉄ライナーズ 対 東芝ブレイブルーパス
がヤンマースタジアム長居で行われました。
気温の低い日が続いていた大阪でしたが、当日は良く晴れ絶好のラグビー日和となったヤンマースタジアム長居。スタジアムには2775人の観客が訪れ、朝早くからライナーズサポーターの皆様もテントに訪れていただきました。
前節6度目の7点差以内の敗戦を喫し、6連敗となったライナーズ。
後一歩のところで勝ちきれない試合が続く中、この見えない壁をなんとか打開したいところ。
「フィジカル勝負」
対東芝ブレイブルーパス戦においてのキーワードです。
昨年度「TOP4」のチームの1つにしてフィジカルを全面に押し出したプレースタイルから繰り出される激しいボールキャリー能力とフォワードのモール攻撃はトップリーグナンバー1といっても過言ではありません。
そんな相手に対して我らがライナーズもフィジカル勝負を真っ向から挑みます。
相手の強みを消し去り試合を優位に進め、目標としている打倒「TOP4」をなんとか成し遂げたいところです。
近鉄ライナーズのプライドを懸けた闘いが開始されます。
【前半】
開始早々キックオフボールを東芝14番石井選手にダイレクトキャッチされピンチを迎えます。
7分
自陣中盤東芝ボールスクラム9番金選手がオフサイドの反則。東芝ペナルティゴールを選択。
東芝9番小川選手のゴール決まり 0-3
先制を許す近鉄ですが、その後の時間は動き出しの早いセットで安定したディフェンスを見せます。
両チーム得点のないまま20分を過ぎた頃試合が動きます。
26分
フィジカル勝負を真っ向から受けて立つ近鉄、しかしさすがの昨年度「TOP4」の東芝、1対1のぶつかり合いで少しずつ前に出られるようになり近鉄がタックルに人数をかけてしまいフェイズを重ねるごとに数的有利な状況を作り出されてしまいます。
ゴール前東芝9番小川選手が持ち込んでできたラックから東芝13番カフイ選手が1つサイドをついて大きく展開、東芝15番宇薄選手に対して近鉄13番森田選手が思い切って前に出てプレッシャーをかけますが、少しずらされたところに近鉄12番ファインガ選手が寄ってしまいそのまま東芝8番リーチ選手→東芝14番石井選手とパスを繋がれトライを奪われます。
東芝9番小川選手のゴールキック成功 0-10
30分
近鉄攻め込んだ場面でオフロードパスのミス、東芝にボールを蹴られ一気に自陣ゴール前5m地点へ。精神的にも辛い状況、そこへ東芝フォワードのサイド攻撃。東芝4番梶川選手が突進、ラックから東芝3番湯原選手が持ち出しゲインを許しさらに近鉄の足が完全に止まったところへ東芝1番三上選手がボールを拾いそのままインゴールへ。
東芝9番小川選手のゴールキック成功 0-17
がっくりと肩を落とす選手が目立つ近鉄。悪い流れはさらに続きます。
35分
自陣22m付近東芝ボールラインアウト、東芝6番メッサム選手に大きくゲインを許し3人がかりのタックルでなんとか止めますが、そこからすぐに展開され東芝10番バンワイク選手にボールが渡ったところ、フォワードの選手とのミスマッチをつかれそのままトライ。
東芝9番小川選手のゴールキック成功 0-24
~前半終了~
キックに加え、ランニングでも魅せた宮田選手
抜群の安定感、高選手は今季初先発
今季のライナーズを象徴するスクラム
ディフエンス面でも光った前田選手
【後半】
24点ビハインドで迎えた後半、勝利の為には何とか得点を取りたい近鉄ですが簡単なミスが目立ち流れを掴むことが出来ません。
6分
この場面も東芝の攻撃の始まりはターンオーバーから、自陣10mライン付近でボールを奪われ東芝7番山本選手、8番リーチ選手と連続で右サイドへ走り込まれ、さらに右へ今度は東芝6番メッサム選手、巧みなステップで近鉄ディフェンスをかわされ、東芝11番松延選手→東芝3番浅原選手とボールを繋がれトライを奪われます。
東芝9番小川選手のゴールキック成功 0-31
10分
ハーフウェイライン近鉄ボールラインアウト、ここでも東芝にボールを奪われます。そこから東芝13番カフイ選手、8番リーチ選手と強い選手に大きくゲインを許しタックルに人数をかけてしまう近鉄。最後は完全に人数を余られたところ東芝10番バンワイク選手→東芝7番山本選手とボールを繋がれ5本目となるトライを許します。
東芝9番小川選手のゴールキック成功 0-38
後半23分にはもう一本トライを取られ 0-45
このまま何もできずに終わるわけにはいかない近鉄。ようやく得点のチャンスが訪れます。
31分
攻撃の始まりは25分ハーフウェイライン付近近鉄ボールラインアウト、そこからボールを継続し約5分間アタックを続け重ねたフェイズは15フェイズ。お互いに苦しい時間帯ですがなんとか意地を魅せたい近鉄は後半代わって入った22番重光選手、今シーズン初出場の15番髙選手を中心に少しずつですがゲインを重ね東芝の反則を誘います。敵陣22mライン付近、相手に休む暇を与えず5番松岡選手がタップキックでリスタート。そこから17番田邉選手、18番才田選手が連続でサイドアタック。出来たラックのボールを22番重光選手が拾い上げ少しゲインしたところさらに4番ストーバーク選手。近鉄にアドバンテージが出たところで10番野口選手がさらにゲイン!そこから大きく左へ展開12番ファインガ選手→22番重光選手→15番髙選手とボールを繋ぎトライ!!
近鉄この試合待望のトライはボールを繋いで繋いで23フェイズ全員で走りきって奪ったトライでした!
22番重光選手のゴールは失敗 5-45
さらに32分
トライの後のキックオフ。キャッチした14番田中選手の思い切りのいい突進、そこから19番村下選手が1つポイントを作ってさらに素早く左へ、ウイングの位置に入った9番金選手が走ります。そこから今度は大きく右へ展開、6番トンプソン選手→10番野口選手→12番ファインガ選手とボールを繋ぎハーフウェイライン付近までボールを運びます。出来たラックから今度はもう一度左へ大きくボールを動かします。22番重光選手→4番ストーバーク選手→23番松井選手→9番金選手へとボールが渡り左サイドタッチライン際を大きくゲイン。東芝のタックルを受けますが粘って粘ってフォローについた4番ストーバーク選手にボールを返すと、そのまま走りきってのノーホイッスルトライ!!
22番重光選手のゴール成功 12-45
意地のトライを魅せた近鉄ですが、反撃もここまで。試合終了間際にさらに2本トライを奪われて試合終了となります。
~試合終了~
近鉄ライナーズ 12-59 東芝ブレイブルーパス
勝負を挑んだフィジカルの部分で劣勢になり、自分達のミスから80分間流れを掴むことができずに完敗となりました。
プレーに円熟味がでてきた樫本選手
持ち味の思い切りのいいランニングは健在、田中選手
約40mを走りきってのトライ!ストーバーク選手
運動量豊富なフランカー辻選手
後半ライナーズに勢いをもたらした重光選手
【坪井監督コメント】
「まず始めに、こういう厳しい状況であってもいつも試合会場で声援を送ってくださる近鉄サポーターの皆様、そしてこのような素晴らしいスタジアムで試合が出来たことに感謝したいと思います。今日の試合はスコアに現れているとおり東芝さんの強みを消せなかった、そして自分達のケアレスミスが多かったので、あれだけミスをしてしまっては勝てないというのが今の率直な意見です。来週には神戸製鋼さんとの試合もありますのでしっかりとレビューをして残りの3試合でなんとかライナーズのラグビーを示していきたいと思います。」
【豊田キャプテンコメント】
「東芝さんの強みであるフィジカルの部分で勝とうと挑んだ試合で逆に負けてしまったのが今日の敗因だと思います。本日はどうもありがとうございました。」
苦しい試合が続く中、会場に駆けつけて声援を送ってくださったサポーターの皆様どうもありがとうございました。
皆様の温かく、厳しい声援一つ一つが我々ライナーズの力となります。
次節はキンチョウスタジアムで神戸製鋼コベルコスティーラーズとの試合です。
目標である打倒「TOP4」を成し遂げるチャンスはまだ残っています。阪神ダービーとなる次節、とにかく相手よりも1点でも多く取り、なんとしてでも勝ちにいきます!!
ライナーズは下を向きません、常に前を見続けこれからも突き進んで行きたいと思いますので、皆様どうか熱い声援をよろしくお願い致します!!
(写真:加守 理祐)
トップリーグ2016-2017 第12節が2日後に迫りました!皆さまのご来場をお待ちしています!
【試合案内】
■名 称 ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第12節
■日 時 2016年12月18日(日) 13:00キックオフ
■場 所 ヤンマースタジアム長居(大阪)
■対戦相手 東芝ブレイブルーパス
【ライナーズ受付案内】
■受付時間 11:30~13:40(ライナーズ試合の前半終了まで)
■グッズ販売 あ り
■実施イベント な し
12月25日(日)の神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦のハーフタイムに、ハイパントキャッチに挑戦するイベントを実施いたします。
参加者は、当日ご来場いただいたサポーターズクラブ会員の参加希望者の中から3名を抽選で決定いたします。
詳細は、公式戦イベント情報ページをご覧ください。
皆様のご来場・ご参加をお待ちしております!
※「公式戦イベント情報ページ」へは、「トップページ」→「試合予定・結果ページ」内の上にある、「LINERSからの公式戦イベント情報」のバナーをクリックするとお進みいただけます。
いつも熱い御声援ありがとうございます。
近鉄ライナーズからお知らせです。
毎日新聞大阪本社社会部が開催する「愛の手チャリティーオークション」に、近鉄ライナーズからグッズを出品します。
オークションの売り上げは児童養護施設で暮らす子どもの里親を探す公益社団法人「家庭養護促進協会大阪事務所」へ寄付されます。
できるだけ多くの皆様からの温かい応募をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。
※愛の手チャリティーオークションについて詳しくはこちら
12月10日(土) 14:00 キックオフ
近鉄ライナーズ 対 キヤノンイーグルス
が東大阪市花園ラグビー場で行われました。
前節とはうって変わって、強い風が吹き気温がぐっと下がって冬らしい気候となった東大阪市花園ラグビー場。年内最後となるホーム花園での試合。会場には6188人の観客が訪れ多くのライナーズサポータの皆様にもご来場いただきました。
今季未だホーム花園での白星を挙げれていないライナーズ。サポーターの皆様もライナーズの花園での勝利を心待ちにしているのではないでしょうか。
前節のNEC戦では準備したことがほとんど出せないままの敗戦となりました。
試合前に豊田キャプテンは言います。
「まずは自分達の準備してきたことをしっかりと試合で出そう。」
ウインドウマンスから後半戦に向けて準備してきたことを選ばれた23人のメンバーはグラウンドで体現する責任があります。
自分達の準備したことをしっかりと出し、一瞬一瞬の勝負を確実に勝っていく。その積み重ねが最終的なスコアでの勝利に必ず繋がるでしょう。
今季初のホーム花園での勝利に向けて、近鉄ライナーズのキックオフで試合が開始されます。
【前半】
北から南に向けて強い風が吹く花園ラグビー場、前半風下の近鉄は陣地の取り合いで苦戦を強いられます。
8分
自陣から脱出を図ろうと14番宮田選手がキックを蹴りますが、キヤノン4番菊谷選手のチャージを受けなんとか自陣インゴールでボールを押さえます。
そこからゴール前5m地点でのキヤノンボールスクラム。近鉄相手スクラムをグッと押し込みますが、それをかわすタイミングでキヤノン6番植松選手がサイドに持ち出しトライを許します。
いきなりの先制トライを許してしまったと思われたのですがここでTMO(テレビジョンマッチオフィシャル)判定。キヤノン選手のオブストラクションが確認されトライが無効となります。
その後も中々敵陣に入れず苦しむライナーズですが、前節の課題とされていた中盤地域でのディフェンスがこの試合ではしっかりと修正され、キヤノンアタックを前へ出てしっかりと止めます。
両チーム得点のないまま前半20分が過ぎた頃試合が動きました。
22分
自陣10mライン付近キヤノンボールライアウト。シンプルに順目順目へとアタックを繰り返すキヤノンに対して大きなゲインは許さないもののじわじわと前へ出られる近鉄。フェイズを重ねるにつれて動き出しの部分に少し差が出はじめます。フェイズを重ねられ10フェイズ目のキヤノンの攻撃、自陣ゴール前10m地点キヤノン5番アニセ選手がサイド攻撃を仕掛けもう一度右へ展開。キヤノン10番ルルー選手が8番トムソン選手の背中の後ろを走りキヤノン14番藤近選手へパス。そのまま走られゴール右端にトライを奪われます。
10番ルルー選手と8番トムソン選手が重なった場面がTMO判定となりますが結果変わらずキヤノンのトライが認められます。
12番三友選手のゴールキックも決まり 0-7
37分
自陣中盤で1番豊田選手がノットロールアウェイの反則。反則の繰り返しでイエローカード10分間の退場となります。
39分
近鉄のノットロールアウェイの反則でキヤノンがペナルティゴールを選択。
12番三友選手のゴール成功 0-10
~前半終了~
前半風下で10点ビハインドでの折り返しは上出来といえるのではないでしょうか。
後半風上からのライナーズの反撃に期待です!
力強い走りで何度もゲインした松井選手
不動のセンター、ファインガ選手。この日はアタックでも魅せた。
近鉄の大きな武器の一つストーバーク選手のラインアウト
初先発の堀選手。気迫溢れるプレーが光った。
【後半】
前半とはうって変わって風上からのアタック。10番野口選手、15番テイラー選手のロングキックで陣地をどんどん奪います。
敵陣に入ってからも後半逆転するんだという強い気持ちの込められた勢いのあるアタックをどんどん仕掛けていきます。
11分
敵陣ゴール前10mキヤノンボールスクラム、シーズンを通してセットプレーに定評のあるキヤノンに対し、近鉄も春から鍛えてきたスクラムで真っ向勝負!キヤノンのコラプシングの反則を誘います。近鉄ペナルティゴール選択。
10番野口選手のゴール決まり 3-7
ここから近鉄の反撃が始まります。
22分
敵陣22mライン付近、近鉄ボールスクラム、左へ展開12番ファインガ選手が縦の突進、すぐさま順目へ6番トンプソン選手がもう一度突進。ここで一度サイドチェン今度は右へ7番タウファ選手が攻撃を仕掛けますが、ここもキヤノンディフェンスに阻まれます。できたラックから21番金選手がボールを捌こうとしたところキヤノンのプレッシャーを受けボールが後ろにそれます。そのボールを10番野口選手が拾いそのままラックに。少しポイントを下げられた近鉄ですが、落ち着いて攻撃を再開。13番森田選手がパスダミーから相手のギャップを狙いポイントとなりすぐさま右へ。パスを受けた15番テイラー選手がディフェンスを弾き飛ばし裏へ抜け出すともう誰もこの選手を止めることは出来ません。最後のディフェンダーをステップでかわしゴール中央へ見事なトライ!!
10番野口選手のゴール決まり 10-10
残り時間約20分、いい時間帯で同点に追いつきます。
33分
自陣22mライン真ん中キヤノンボールスクラム。右へ出されたボールはキヤノン10番ルルー選手から15番ボンド選手へとボールが渡り、そこからボンド選手の個人技で近鉄ディフェンスラインを切り裂かれそのままトライまで持っていかれてしまいます。
22番ルース選手のゴールも決まり 10-17
痛すぎる失点。残り時間を考えても勝利の為にはなんとしてでもトライを取りにいかなければいけない近鉄はさらにテンポアップ!怒涛の攻めを魅せますがキヤノンのディフェンスもそう簡単には突破させてくれません。しかし確実にゲインを重ねる近鉄、キヤノンの反則を誘います。タッチへ蹴り出しゴール前5m近鉄ボールラインアウト。ここでまさかのスティール、、、。キヤノンにボールを奪われ、そのままタッチへ。
~試合終了~
近鉄ライナーズ 10-17 キヤノンイーグルス
前節の課題も改善され、良い形で得点を重ねることもできたのですがまたしても一歩及ばず。
7点差以内の敗戦ですのでボーナスポイント1獲得です。
後半から出場の才田選手、チームに勢いをもたらした。
怪我から復帰しキレのある動きが戻ってきた森田選手
掴まりながらも必死で前へでる森選手
二試合連続のトライをマーク。決定力を魅せつけたテイラー選手
確実にゲインをきる松岡選手
【坪井監督コメント】
「本日もホーム花園ということで沢山のサポーターの方々に応援に来ていただき、そして綺麗で鮮やかな芝の良い環境で試合をさせていただき、関係者の皆様に感謝申し上げます。中々ホーム花園で白星を挙げれず、今日は意を決してチーム一丸となって臨んだゲームでしたが、あと一歩届きませんでした。前半は向かい風の中プラン通り試合を進めることができ後半一気に畳み掛けるつもりでしたがキヤノンさんの気迫もあり後半に繋げることができませんでした。次節も大阪で東芝さんにチャレンジできるので下を向くことなく豊田キャプテンを筆頭に選手、スタッフが一丸となって挑んでいきたいと思います。」
【豊田キャプテンコメント】
「結果は負けてしまったのですが、一週間準備したこと、ウインドウマンスに準備したことを出せたので実行してくれた選手達を誇りに思います。やってきたことは間違ってはいないと思うのでさらに精度を上げて次の東芝戦では良い内容で勝つということにこだわって挑んでいきたいと思います。」
ホーム花園での勝利は最終節まで持ち越しとなりました。シーズンも終盤に差し掛かり、最終順位を一つでも上げる為にもなんとしてでも3勝目が欲しいところです。
次節はヤンマースタジアム長居で東芝ブレイブルーパスとの試合となります。
自分達のやってきたことを否定することなく、信じ続け日々の練習に取り組み今季の目標打倒「TOP4」を成し遂げます!
サポーターの皆様、どうぞ残りの4試合も近鉄ライナーズへの熱い声援よろしくお願い致します!!
(写真:加守 理祐)
近鉄ライナーズでは毎年普及活動の一環として、社内で行われるインターンシップ研修でラグビー研修を実施しています。
12月8日(木)、10日(土)と二日間にかけて東大阪市花園ラグビー場で近鉄グループホールディングスインターン学生24名を対象にラグビー研修を行いました。
8日(木)にラグビー運営部の事業説明とラグビー体験を実施。ラグビー体験には近鉄ライナーズの天満選手、田邉選手、金選手、熊崎選手が参加し、ラグビーの基本プレーであるパス、コンタクトを中心に体験してもらいました。初めて触るラグビーボールの扱いに最初は学生も戸惑っていましたが、積極的に選手からの指導を受け最後にはしっかり形になっていました。
10日(土)にはキヤノン戦当日のサポーターズクラブ運営手伝い、その後近鉄ライナーズの試合を観戦してもらいました。この日も常に積極的な姿勢で参加してくれ、会場の盛り上げに協力してもらいました。
インターン学生の皆様2日間どうもありがとうございました。
このインターンシップをきっかけに会社はもちろん、ラグビーにも関心をもってもらえれば嬉しい限りです!
是非これからも近鉄ライナーズの応援に来てください!会場でお待ちしております。
12月10日(土)キヤノンイーグルス戦で近鉄名古屋駅から東花園駅を往復する応援列車ツアーを実施しました。
※応援列車ツアーについて詳しくはこちら
近鉄名古屋駅から団体専用列車「楽」が出発。
往路途中から近鉄ライナーズの尾池選手、島選手、隅中選手、田中(優)選手が乗車し、各車両でサイン、撮影会、豪華商品が当たるじゃんけん大会を行いました。
車内イベントはとても盛り上がり、沢山の激励の言葉をいただき、参加した選手も改めて多くのサポーターの方々に支えられているんだということを再認識できたイベントとなりました。
東大阪市花園ラグビー場到着後は近鉄ライナーズVSキヤノンイーグルス戦を観戦。ライナーズに多くの声援を送っていただきました。
参加いただいた皆様、またイベント実施に際してご協力をいただいた各関係者皆様本当にありがとうございました!
試合は悔しい結果となってしまいましたが、これからも近鉄ライナーズへの御声援どうぞよろしくお願い致します!