【マッチサマリー】練習試合 NTTドコモレッドハリケーンズ 戦
12月29日(火)13時キックオフ
先週末、トップリーグ第7節NTTコミュニケーションズ戦の激闘冷めやらぬ、3日後のこの日、
近鉄ライナーズ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ戦が
ドコモ大阪南港グラウンドで行われました。
今回のメンバーは日々の中で「努力」、「準備」している事を、また自分の武器を最大限に発揮、魅せる絶好の機会です。
更に、近鉄ライナーズのスタンダードを「責任とプライド」にかけて、示さなければなりません。
寒風吹きすさむグラウンド、ドコモのキックオフで試合が開始されます。
【前 半】
8分
(近鉄)ハーフウェイライン付近、ドコモがオープン側に展開、それに対し近鉄はディフェンスのラインスピードを上げ、裏でパスをもらったドコモ選手にFL萩原選手が突き刺ささり、そこに2人3人と一気に駆け寄りターンオーバー。すぐにSH森選手→LO河嶋選手→FL田淵選手とパスを繋ぎ、田淵選手は外側にフットワークよくランし、直後敵を完全に欺く内側へのオフロードパス。パスを受けたWTB松井選手は一気に加速しラインブレイク、最後のディフェンダーもチェンジ・オブ・ペースで抜き、約40m走り抜け、トライ。
ゴールは決まらず、5-0。
30分
(近鉄)ハーフウェイライン付近、ブレイクダウンの攻防で近鉄がターンオーバー。すぐに展開し、大外でパスを受けたWTB松井選手が抜群のスピードでドコモ陣22mライン付近まで走り抜けます。その後FWとBKが一体となってテンポ良く6フェイズ重ねます。ラックから出たボールをFL田淵選手が外に大きくロングパス。一度バウンドしたボールをWTB隅中選手が落ち着いてキャッチし、内側に切れ込みディフェンダーをステップでかわし、そのままトライ。
SO三原選手のゴールも決まり、12-10。
34分
(近鉄)ドコモ陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成しFL田淵選手がサイドを突きます。その後FWが近場を6フェイズ重ねます。ラックから左オープンに展開、SO三原選手→CTB東郷選手へパス、東郷選手は判断良く一人飛ばしのロングパス、フリーでパスを受けたWTB松井選手はそのまま走り抜け、トライ。
SO三原選手のゴールも決まり、19-0。
~前半終了~
キックマネジメントも良く 2トライの宮田選手
ボールキャリー、ブレイクダウンでアグレッシブだった堀選手
決定力を魅せた 松井選手
ワークレート高く質の高いプレー 萩原選手
攻守共にフィジカルの強さ魅せた 吉川選手
【後 半】
0分
(近鉄)近鉄のキックオフをドコモがキャッチし損ねます。地面に落ちて大きくバウンドしたボールをFLラトゥイラ選手がキャッチし力強く前進。その後サイドをPR浅岡選手が抜群のスピードとフットワークで前進しラック、すぐにBKに展開し、SO三原選手→CTB東郷選手と繋ぎ、東郷選手はまたも判断良く一人飛ばしのロングパスを放ち、フリーでパスを受けたWTB松井選手が約22m走り抜け、トライ。
ゴールは決まらず、24-0。
5分
(ドコモ)ドコモ陣10mライン付近からリリダム選手が個人技で走りきり、トライ。
ゴールは決まらず、24-5。
9分
(近鉄)ドコモ陣22mライン入った位置での近鉄ボールラインアウト、ラインアウト一番前のFL萩原選手がキャッチして前方に走り込んできたSH吉井選手パス、吉井選手はタッチライン際で待っていたフリーのHO王選手にパス、王選手は走り抜けゴールライン寸前でディフェンダーにつかまりますが、力ずくでインゴールにボールを押さえます。
ゴールは決まらず29-5。
12分
(ドコモ)近鉄22mライン付近で得たペナルティキックをタップキックでリスタート、その後8フェイズ重ね最後はFW選手が強引にインゴールへ。
ゴールは決まり、29-12。
15分
(近鉄)近鉄陣22mライン付近からSO三原選手が大きくキックを蹴りあげます。ドコモ陣10m付近でドコモ選手がそのボールをキャッチし損ねボールは大きくバウンド、しっかりチェイスしていたCTB東郷選手の胸にスッポリ入り、そのまま走り抜けトライ。
ゴールは決まらず、34-12。
27分
(近鉄)ドコモ陣22mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成しサイドを突きます、その後順目に1フェイズ、逆目の大外で1フェイズ、また逆目のオープン側に一つ縦を入れて、すぐにBKへ展開、SO三原選手から二人飛ばしのCTB吉川選手へパス、吉川選手は自分を犠牲にするようなかたちでディフェンダー2人のタックルを受けると同時に外側のCTB東郷選手へパス。東郷選手はディフェンダーを充分引きつけて、FB宮田選手へパス。宮田選手は内にきるステップでディフェンダーをかわし、インゴールへ。
ゴールは決まらず、41-12。
38分
(近鉄)ドコモ陣10mライン付近 近鉄ボールラインアウト、ボールキャッチは乱れますがSH吉井選手がボール確保しHO王選手へパス。王選手は一気に加速し、強いフィジカルを前面に出して22mライン入った位置までビックゲイン。その後テンポ良くBKに展開し、SO三原選手→CTB東郷選手と繋ぎ、東郷選手はFB宮田選手へラストパス、宮田選手はそのままインゴールへ。
ゴールは決まらず、46-12。
~試合終了~
リアクション、ラックファイトなどビッグエナジーを魅せた永下選手
ボールを持って強さを魅せた 三原選手
瞬発力あるボールキャリー 才田選手
何度もパスでトライを演出した 東郷選手
ボールキャリー能力が高い 王選手
タックル後の起き上がりの速さ
ボールキャリアーへのサポートの速さ
次のプレーへの動き出しの速さ
個人の意識が相手を上回り、チームのスタンダードを示すことができました。
見事、今年最後の試合を勝利で締めくくることができました。
間もなく2015年が終わります。
本年も温かいご声援、誠にありがとうございました。
来年も更なる発展、飛躍に向けて、より一層の努力をし、より一層のご支援・ご声援賜りますよう、近鉄ライナーズ一同、心よりお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。