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2015年12月31日 (木)

【マッチサマリー】練習試合 NTTドコモレッドハリケーンズ 戦

12月29日(火)13時キックオフ

先週末、トップリーグ第7節NTTコミュニケーションズ戦の激闘冷めやらぬ、3日後のこの日、

近鉄ライナーズ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ戦が

ドコモ大阪南港グラウンドで行われました。

 

今回のメンバーは日々の中で「努力」、「準備」している事を、また自分の武器を最大限に発揮、魅せる絶好の機会です。

更に、近鉄ライナーズのスタンダードを「責任とプライド」にかけて、示さなければなりません。

 

寒風吹きすさむグラウンド、ドコモのキックオフで試合が開始されます。

【前 半】

 8分

(近鉄)ハーフウェイライン付近、ドコモがオープン側に展開、それに対し近鉄はディフェンスのラインスピードを上げ、裏でパスをもらったドコモ選手にFL萩原選手が突き刺ささり、そこに2人3人と一気に駆け寄りターンオーバー。すぐにSH森選手→LO河嶋選手→FL田淵選手とパスを繋ぎ、田淵選手は外側にフットワークよくランし、直後敵を完全に欺く内側へのオフロードパス。パスを受けたWTB松井選手は一気に加速しラインブレイク、最後のディフェンダーもチェンジ・オブ・ペースで抜き、約40m走り抜け、トライ。

ゴールは決まらず、5-0。

 

30分

(近鉄)ハーフウェイライン付近、ブレイクダウンの攻防で近鉄がターンオーバー。すぐに展開し、大外でパスを受けたWTB松井選手が抜群のスピードでドコモ陣22mライン付近まで走り抜けます。その後FWとBKが一体となってテンポ良く6フェイズ重ねます。ラックから出たボールをFL田淵選手が外に大きくロングパス。一度バウンドしたボールをWTB隅中選手が落ち着いてキャッチし、内側に切れ込みディフェンダーをステップでかわし、そのままトライ。

SO三原選手のゴールも決まり、12-10。

 

34分

(近鉄)ドコモ陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成しFL田淵選手がサイドを突きます。その後FWが近場を6フェイズ重ねます。ラックから左オープンに展開、SO三原選手→CTB東郷選手へパス、東郷選手は判断良く一人飛ばしのロングパス、フリーでパスを受けたWTB松井選手はそのまま走り抜け、トライ。

SO三原選手のゴールも決まり、19-0。

 

~前半終了~

  

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キックマネジメントも良く 2トライの宮田選手

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ボールキャリー、ブレイクダウンでアグレッシブだった堀選手

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決定力を魅せた 松井選手

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 ワークレート高く質の高いプレー 萩原選手

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攻守共にフィジカルの強さ魅せた 吉川選手

【後 半】 

 0分

(近鉄)近鉄のキックオフをドコモがキャッチし損ねます。地面に落ちて大きくバウンドしたボールをFLラトゥイラ選手がキャッチし力強く前進。その後サイドをPR浅岡選手が抜群のスピードとフットワークで前進しラック、すぐにBKに展開し、SO三原選手→CTB東郷選手と繋ぎ、東郷選手はまたも判断良く一人飛ばしのロングパスを放ち、フリーでパスを受けたWTB松井選手が約22m走り抜け、トライ。

ゴールは決まらず、24-0。

 

 5分

(ドコモ)ドコモ陣10mライン付近からリリダム選手が個人技で走りきり、トライ。

ゴールは決まらず、24-5。

 

 9分

(近鉄)ドコモ陣22mライン入った位置での近鉄ボールラインアウト、ラインアウト一番前のFL萩原選手がキャッチして前方に走り込んできたSH吉井選手パス、吉井選手はタッチライン際で待っていたフリーのHO王選手にパス、王選手は走り抜けゴールライン寸前でディフェンダーにつかまりますが、力ずくでインゴールにボールを押さえます。

ゴールは決まらず29-5。

 

12分

(ドコモ)近鉄22mライン付近で得たペナルティキックをタップキックでリスタート、その後8フェイズ重ね最後はFW選手が強引にインゴールへ。

ゴールは決まり、29-12。

 

15分

(近鉄)近鉄陣22mライン付近からSO三原選手が大きくキックを蹴りあげます。ドコモ陣10m付近でドコモ選手がそのボールをキャッチし損ねボールは大きくバウンド、しっかりチェイスしていたCTB東郷選手の胸にスッポリ入り、そのまま走り抜けトライ。

ゴールは決まらず、34-12。

27分

(近鉄)ドコモ陣22mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成しサイドを突きます、その後順目に1フェイズ、逆目の大外で1フェイズ、また逆目のオープン側に一つ縦を入れて、すぐにBKへ展開、SO三原選手から二人飛ばしのCTB吉川選手へパス、吉川選手は自分を犠牲にするようなかたちでディフェンダー2人のタックルを受けると同時に外側のCTB東郷選手へパス。東郷選手はディフェンダーを充分引きつけて、FB宮田選手へパス。宮田選手は内にきるステップでディフェンダーをかわし、インゴールへ。

ゴールは決まらず、41-12。

 

38分

(近鉄)ドコモ陣10mライン付近 近鉄ボールラインアウト、ボールキャッチは乱れますがSH吉井選手がボール確保しHO王選手へパス。王選手は一気に加速し、強いフィジカルを前面に出して22mライン入った位置までビックゲイン。その後テンポ良くBKに展開し、SO三原選手→CTB東郷選手と繋ぎ、東郷選手はFB宮田選手へラストパス、宮田選手はそのままインゴールへ。

ゴールは決まらず、46-12。

 

~試合終了~

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リアクション、ラックファイトなどビッグエナジーを魅せた永下選手

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ボールを持って強さを魅せた 三原選手

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瞬発力あるボールキャリー 才田選手

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何度もパスでトライを演出した 東郷選手

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ボールキャリー能力が高い 王選手

タックル後の起き上がりの速さ

ボールキャリアーへのサポートの速さ

次のプレーへの動き出しの速さ

個人の意識が相手を上回り、チームのスタンダードを示すことができました。

見事、今年最後の試合を勝利で締めくくることができました。

 

間もなく2015年が終わります。

本年も温かいご声援、誠にありがとうございました。

来年も更なる発展、飛躍に向けて、より一層の努力をし、より一層のご支援・ご声援賜りますよう、近鉄ライナーズ一同、心よりお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。