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2014年12月17日 (水)

【マッチサマリー】トップリーグ2ndステージ第3節 NTTドコモ戦

12月13日(土)14時05分キックオフ

近鉄ライナーズ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ戦が

近鉄花園ラグビー場で行われました。

 

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抽選会の様子

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KIPSポイントライキャンペーンの様子

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写真撮影用ボードで記念撮影

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試合前・普及活動「花園ラグビーパーク」の様子

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チームウォームアップ時:薦田メディカルトレーナー

 

 

今シーズン、公式戦で2度目の対戦。

ファーストステージでは、トライシチュエーションをものにできず、最後はNTTドコモに追い上げられ4点差の勝利。(近鉄21-17ドコモ)

セカンドステージ開幕から2連勝中で好調のNTTドコモ。

(豊田自動織機戦:38-17○、コカ・コーラ戦:41-5○) 

トップリーグ内で脅威の、世界トップレベルの7番ブルソー選手のボールハント力、10番フィルヨーン選手のキック力の定着。

ファーストステージとは全くちがうチームです。

 

しかし近鉄ライナーズは絶対に負けられません。

トンプソン ルーク選手の100試合出場達成の試合を勝利で飾るため。

ホーム花園で熱いサポーター・ファンに応えるため。

 

ホーム近鉄花園ラグビー場。

「WE ARE LINERS」の声援が会場に響き渡ります。

 

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TL100試合出場達成で娘のまやちゃんと入場する トンプソン選手

 

 

近鉄のキックオフで試合が開始されました。

 

【前 半】

 

16分

(近鉄)ハーフライン付近 ドコモボールラインアウト、キャッチ後ドコモ9番辻埜選手のパスがファンブル、そこに近鉄ディフェンダーがプレシャーを与えます。12番イエロメ選手が密集でボールもぎ取るようにターンオーバー、その後ラックサイドを4番トンプソン選手が力強く突き、再度ラックサイドを15番テイラー選手が前進、ラック後2番樫本選手がピックでボールを拾い上げ前進、その後逆目を6番ラトゥイラ選手が豪快にサイド攻撃、すぐに9番福地選手がパスアウト、受けたトンプソン選手が近鉄選手2人の背中を通すようなきれいなパスで10番重光選手へ、少し縦を突き12番イエロメ選手へパス、イエロメ選手はドコモディフェンダー3人を充分引きつけて、外にポンと浮かすようなパスを放ちます。そのボールをキャッチした今シーズン初スタメンの14番南藤選手がディフェンダーをハンドオフで払いのけ、タックルを受けながら右隅にトライ。

ゴールは決まらず、5-0。

 

20分

(ドコモ)近鉄陣ゴール前5mラインアウト ドコモボールラインアウト、キャッチ後ボールを形成し一旦崩れます、ショートサイドを8番イオンギ選手が突きインゴールへ、ビデオ判定となりますが、トライが認められます。

ゴールも決まり、5-7。

 

24分

(近鉄)ドコモ陣22mライン付近で、アグレッシブに攻撃を仕掛けます、ドコモは耐え切れず、オフサイドの反則を犯します。

10番重光選手のペナルティゴールが決まり、8-7。

 

35分

(ドコモ)ドコモ陣10m付近でキャッチしたボールをドコモ14番渡辺選手がカウンターをかけます。その後グラウンドを大きく使ってFW・BKが一体となって10フェイズ重ね、近鉄陣ゴール前5mまで攻め込みます。ラック後、近鉄のディフェンスラインが揃う前にドコモ10番フィルヨーン選手がピックで拾い上げハンドオフで近鉄の選手2人を引きずりながら、トライ。

ゴールも決まり、8-14。

 

 

~ 前半終了 ~

 

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先制トライ 南藤選手

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今シーズン初スタメンの左プロップ田邉選手

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腰の強い走り 佐藤選手

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パワープレーのイエロメ選手

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体を張ったプレーでチームに勢いをつける樫本選手

 

 

【後半】

 

 9分

(近鉄)ドコモ陣ゴール前5m 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後ボール形成、ガチッと固まったモールはドコモディフェンスに動じずそのままインゴールへ、最後は7番タウファ選手が押さえトライ。

 ゴールは決まらず、13-14。

 

12分

(ドコモ)近鉄陣22mを入ったラックで近鉄がオフサイドの反則を犯します。

ペナルティゴールが決まり、13-17。

 

15分

(ドコモ)近鉄はテンポ良くフェイズを重ね、ドコモ陣22mラインまで攻め込みます。しかしラックでターンオーバーされ、キックで自陣22mラインまで戻されます、14番南藤選手が戻りボールを拾い上げますが、ドコモ13番パエア選手に捕まり、そのままドコモディフェンスのラッシュにあい、乗り越えられターンオーバーされ9番辻埜選手がパスアウト、受けた6番朴選手が近鉄ディフェンスがいないゴール前を走り抜け、ゴールポスト下にトライ。

ゴールも決まり、13-24。

 

19分

(ドコモ)近鉄陣10m付近、ドコモ13番パエア選手が狙ったドロップゴールが決まります。13-27。

 

31分

(近鉄)ドコモ陣ゴール前5m、ドコモのオフサイドの反則で得たボールをタップキックでリスタート、4番トンプソン選手が縦を突きます、ラック後FWでサイドを2回突き、ゴールライン直前まで攻め込み、途中出場のSH金選手がゴールポスト下にトライ...ビデオ判定となります。結果トライが認められます。

途中出場のFB髙選手のゴールも決まり、20-27。

 

35分

(近鉄)自陣10mライン付近でキャッチしたボールを11番森田選手がカウンターをかけます。髙選手が力強く前進し、4番トンプソン選手が鬼神のようなアグレッシブなアタックで大ゲイン、10番重光→8番佐藤→11番森田と流れるようなパスでゲイン、その後テンポ良くサイド攻撃し、ドコモがラックで反則を犯します。間髪入れず6番ラトゥイラ選手がタップキックでリスタート、激しくゴール前に攻め込みドコモディフェンスを撹乱します、そこにトップスピードで走ってきたFB髙選手がポップパスを受け、タックルされながら、上体を掴みにきたドコモディフェンダーに弾けるようなスピンであたりそのままインゴールにトライ。

髙選手の自らのゴールキックも決まり、27-27。

 

42分

(近鉄)終了を告げるホーンが鳴ってから、近鉄は怒涛のアタックを繰り広げます。ドコモ陣22mラインを入ったところ、ドコモのディフェンスラインは近鉄のアグレッシブな攻撃に耐えきれず、戻りきれず、オフサイドの反則を犯します。

ペナルティゴールを髙選手がきっちりと決め、30-27。

 

~ 試合終了 ~

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激しいランを魅せた ラトゥイラ選手

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一気に攻撃のテンポを上げた 金選手

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試合の流れを変えるプレーを連発した 髙選手

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ビッグゲインする トンプソン選手

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気迫の突進 豊田キャプテン

 

 

14点リードされていた、後半残り10分からの逆転劇。

そこに仲間の為に諦めず、最後まで戦い続けた「チームライナーズ」がありました。

 

“トンプソン ルーク選手、トップリーグ100試合出場達成”

 

最高のREVIVEで花を添える事ができました。

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後半から出場した、豊田キャプテンのアグレッシブなアタック、サモ選手の体格を生かした密集での突破、金選手の目の覚めるテンポアップ、髙選手の切れのあるランでのラインブレイク、完全に近鉄に流れを呼び込んでくれました。

 

次節から3連戦のアウェイ。

セカンドステージ最終節・ホーム花園、進化したライナーズで必ず帰ってきます。

 

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マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた 髙選手

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グリーティングタイムの様子

 

トップリーグ100試合出場を達成した トンプソン ルーク選手コメント

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「一番大事なことはチームの結果ですが、100試合出場を達成できたことを誇りに思います。勝利という形で達成できて、素直にうれしいです。

ライナーズサポーター・ファンの皆さんの応援はいつも素晴らしいです。特に今日は大きなパワーを与えてくれました。

これからもライナーズを宜しくお願いします。」

 

 

前田隆介監督(試合後インタビュー)

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「先週はライナーズらしくないゲームしてしまい、この試合に向けて原点に立ち返って強いプレーを目指して挑みました。いいプレーが連続せずに、今日もタフな時間が多かったです。ただ最後の最後まで攻め続ける姿勢と、後半途中出場のメンバーがしっかり仕事をしてくれて、勝利する事ができました。

 まだシーズンは続きますし、これからも大事な試合が続きますので、しっかりゲームを振り返って修正していきたいです。」

 

豊田大樹キャプテン(試合後インタビュー)

「大変寒い中に関わらず、近鉄、NTTドコモファンがたくさん来ていただき、大きな声援をいただき感謝致します。

試合はまだまだミスが多いです。

ただ後半の同点に追いついた場面で、ボールキープをチームで意思統一してできたこと、そこから勝ちきったことは評価できると思います。

勝った試合の中でも課題をしっかり克服して、来週もっともっといいゲームができるように取り組んでいきたいと思います。」

 

 

(写真:加守 理祐)