【マッチサマリー】春のオープン戦 NTTドコモレッドハリケーンズ戦
6月7日(土)13時キックオフ
近鉄ライナーズ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ戦が
近鉄花園ラグビー場で行われました。
共に大阪を本拠地とするチーム。
お互いプライドをかけた熱い試合に期待です。
試合当日は、400人を超えるたくさんの観客の皆様にお越しいただきました。
試合前には近鉄ラグビー部OB主催のラグビークリニックが開催され、栄光の歴史を築きあげてきた先輩方が試合を見守ります。
チームに合流したばかりの申選手が3番プロップで先発出場します。
【前 半】
10分
(近鉄)敵陣22m付近 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後BKに展開、テンポの良い攻撃で6フェイズ重ねた後ラック、ショートサイドをプロップ豊田選手が相手選手を2人引き付け、走り込んで来たプロップ申選手にうまくパスを繋ぎ、そのままトライ。ゴールも決まり、7-0。
14分
(ドコモ)自陣5mドコモボールラインアウトから執拗にFWがラックサイドを攻め続け、最後は近鉄ディフェンスの穴を素早いピックで再度を突いてトライ。ゴールは失敗、7-5。
21分
(近鉄)敵陣5m近鉄ボールラインアウト、ナンバー8サモ選手がキャッチ後モールを形成、そのままグイグイ前進し、なだれ込む形でプロップ申選手がトライ。ゴールも決まり、14-5。
27分
(近鉄)ハーフラインからペナルティキックを得て、15番劉選手がタップキックでクイックスタート、ラック後4番松岡選手が凄い勢いでラックからサイド攻撃、その後テンポ良くBKに展開、10番→13番→15番→12番ときれいにパスを繋ぎ、最後は12番ウィンターステイン選手が高身長を生かし、13番森田選手にオフロードパスしそのままトライ。ゴールも決まり、21-5。
32分
(ドコモ)敵陣10mからドコモがペナルティキックをタップキックでクイックスタート、その後FWとBKが一体となった勢いある攻撃で11フェイズ重ね、ゴール前まで攻め込みます。ドコモFWの連続サイド攻撃後、最後は揃っているディフェンスラインを力でぶち破り、中央にトライ。ゴールも決まり、21-12。
【後半】
2分
(ドコモ)自陣22m付近 近鉄がアタック中、カウンターラックを受けターンオーバー、その後ドコモが連続攻撃し、最後はドコモ15番フィルヨーン選手が巧みなステップでラインブレイクし、FW選手にパスを繋ぎトライ。ゴールは失敗21-17。
13分
(ドコモ)自陣5mドコモボールラインアウト、キャッチ後モールを形成、そのままゴールラインまで近づき最後はFW選手が右サイドを突いてトライ。ゴールは失敗、21-22。
29分
(近鉄)敵陣10m近鉄ボールラインアウト、獲得したボールを9番福地からダイレクトで7番タウファ選手にパス、それを受けたタウファ選手は激しく走りドコモ選手を一人弾き飛ばし、大きくラインブレイク、敵陣22mを入った所で森田選手にパスしそのままトライ。ゴールも決まり、28-22。
32分
(ドコモ)自陣10m付近ドコモボールスクラム、BKに展開しドコモのミフィポセチ選手がスピードを生かしてラインブレイク、そのあとウィングに繋いでトライ。ゴールは失敗、28-27。
41分
(ドコモ)自陣22mドコモボールスクラム、9番がサイドを突きパス、それを受けたフィルヨーン選手がゴール前までゲイン、ゴールライン直前で味方選手にパスしトライ。ゴールは失敗、28-32。
【試合終了】
前半のハーフ団、SH森・SO重光が作っていたいいリズムを、メンバーが替わったところで後半は継続することができませんでした。
前試合に引き続き、後半の終盤で逆転されたことは、絶対に改善していかなければなりません。
新加入の申選手の躍動感あるプレーからの2トライ。ウィンターステイン選手の切れのあるラインブレイクがあり、攻守にわたり存在感が出てきた事は明るい材料です。
今シーズン始動時から、ライナーズはハードワークを続けています。
過酷な状況は続きます。
ただその状況の中で殻を破らなければ、「目標」には到達しません。
次は、春オープン戦 最終戦 昨年度チャンピオンチーム “パナソニックワイルドナイツ”
REVIVE「BE TOUGHNESS」のもと、ライナーズはチーム一丸立ち向かうだけです。
腰の強い走りの松井選手
チーム合流後 いきなり2トライの申選手
密集で力を発揮する松岡選手
連続攻撃後 フィニッシュする森田選手
果敢にアタックする大隈選手
新加入 王選手の力強い走り
アグレッシブに攻める 壇辻選手
いつも選手を第一に 飯田メディカルチーフトレーナー
攻守に存在感 ウィンターステイン選手
トライに繋げた走り タウファ選手
安定感抜群のゴールキックを魅せた 重光選手