東芝ブレイブルーパス戦レポート
6月23日(土)今季初の東京遠征・東芝府中グラウンドで東芝ブレイブルーパスと強化試合で対戦しました。
曇り空のもと、ライナーズのキックオフで始まったこの試合、昨シーズンの上位チームとの対戦で選手も気合が入り、序盤からライナーズが攻撃を畳み掛けます。
前半5分、ライナーズは、敵陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込んで、9金-10大西で中央にトライ。5-0
10大西のゴールも決まり、7-0
その後、すぐに、自陣でペナルティーキックを与えて一瞬の隙をつかれ、トライを与えたものの、14分に1豊田のタックルからターンオーバーしたボールを9金-15高と展開。高がデフェンダーをかわしながら40mを走り切りトライ。10大西のゴールも決まり、14-7
27分ライナーズは、ゴール前のラックを連取し、9金-10大西、14ギアにリターンパスがうまく通りトライ。10大西のゴールが決まり、21-7。ライナーズは、東芝の重く強いコンタクトに対して12イエロメ、13吉川の前に出るタックルでリズムをつかみます。
35分ライナーズは、自陣のラインアウトから6佐藤-10大西が短いパスをつなぎ、14ギアに再びリターンパス。大きくラインブレイクして、12イエロメ-7統悦と渡りトライ。10大西のゴールも決まり、28-7
攻撃的なデフェンスと積極的なアタックを展開したライナーズのリードで前半を折り返しました。
後半に入り、個々のコンタクトとスクラムを修正してきた東芝が立ち上がりの主導権を握ります。
後半8分ラインアウトからモールを押し込んでトライ、12分ボールを大きく動かされて左サイドをブレイクされて連続トライを奪われ、28-21
16分にライナーズは、ゴール前のラインアウトからモールを押し込み、1豊田がうまくサイドを突いてトライ。10大西のゴールが決まり35-21と引き離すものの、22分・26分FW周辺のエリアを破られ、連続トライを許し、35-33。徐々に東芝が追い上げてきます。
ライナーズの反撃は、31分。相手キックボールを15高がキャッチ。14ギア-11李に渡り、李がデフェンダーをかわして40m以上を走り切りトライ。10大西のゴールも決まり。42-33
何とか、強豪東芝から勝ち星を奪いたかったライナーズは、最後まで攻撃的なデフェンスを緩めませんでしたが、終了間際に東芝の猛攻にあい、ゴール前に釘づけ状態となります。ランニングタイムで後半47分となったラストワンプレーでスクラムからサイドをつかれ、トライを奪われ、42-45で逆転負けを喫してしまいました。
ライナーズにとって悔しい結果となりましたが、若手選手も良い経験を積むことができ、秋に向けて順調な仕上がりを感じさせる試合となりました。
関西からもたくさんのファンの方が応援に来ていただきありがとうございます。
東芝の皆さま、レフリーの方々、本日はありがとうございました。
写真/石坪隼