寒い日が続いたせいか、例年よりもかなり遅れて紅冬至(こうとうじ)がようやく開花し始めました。
こちらは玉牡丹(ぎょくぼたん)。少し黄色がかった白い花が暖かみを感じさせてくれます。まだまだ蕾が多いですが、苑内の梅が見頃を迎えるのも、もうすぐです。
このところの冷え込みで文華苑の木々も色づいてきました。苑内はすっかり晩秋の装いです。
白い山茶花も、赤や桃色の花に混じって苑内を華やかに彩っています。
まだまだ残暑厳しいなか、本館の周りでは、フヨウの花が 開き始めています。
この連休はお天気が少し心配ですが、白や淡いピンクの可憐な花々は、まだしばらく楽しむことが出来そうです。
暑い日が続いていますが、梅林の前では、モミジアオイの花が咲き始めています。 こちらもすぐにしぼんでしまう一日花ですが、その儚さとは裏腹な鮮やかな赤色が目を引きます。
苑内に蝉の鳴き声が響きわたる中、梅の小径や本館へ続く通路などでは、ヤマユリの花が見られるようになってきました。どこか儚げなササユリとは対照的に凛と咲き誇る様は、苑内にひとときの涼やかさをもたらしてくれています。
厳しい暑さが続くなか、苑内では通路の脇にあるムクゲの花が咲き始めました。真っ白で繊細な花びらが、夏の照りつける太陽に向けて大きく開いています。