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2020年1月14日 (火)

【マッチサマリー】2020/1/11 釜石シーウェイブスRFC戦

1月11日(土)、近鉄ライナーズは大阪・ヤンマースタジアム長居にて、トップチャレンジリーグ第6節釜石シーウェイブスR.F.C.戦を行いました。

今季大阪での最後の試合に、6000人を超えるお客様に来ていただき、14時キックオフで試合が始まりました。

開始早々、ライナーズのリンケージアタックが光ります。

前半3分、キックオフを釜石がミスして始まったセンタースクラムからSHゲニアがゲインし継続。最後は残り10mのラックからSOクーパーがトライを決めます。コンバージョンもSOクーパーが決めて、7-0と先制します。

さらに前半6分、敵陣でWTBジョシュアが相手パスをインターセプト。そのままつないで、LOストーバークから左端に余るCTBパスカルにフラットにパスを通してトライを奪います。難しいコンバージョンもSOクーパーが決めて14-0にします。

その後もライナーズペースで試合は進みます。前半21分、LOストーバークが敵陣前に迫りFBマシレワがポイントになって左ゴールライン前でラック。そこから、ゴールポスト付近で待つPR豊田へSHゲニアがロングパス。ライナーズの新しいスタイルが炸裂し、21-0と大きくリードを広げます。

24分には、キックパスからWTBジョシュアが。37分にはPR豊田がラックサイドを抜けて2本目のトライを奪うと、前半。ロスタイムに入ってからさらに畳み掛けます。

41分にラインアウトから強みのドライビングモールで前進し、SHゲニアがサイドを抜けてSOクーパーに渡しトライ。

リスタートのキックをキャッチして計測した43分、自陣からFBマシレワがビッグゲインで22m内に入り、フォローしたSOクーパーがしっかりトライを奪います。

前半だけで7トライ45点を上げたライナーズが大きくリードをして折り返します。

課題の後半は、釜石のテンポアップしたアタックに受けに回ってしまいます。キックオフから左外へ繋がれると、ライナーズのディフェンスが1人足らない状況に。WTBジョシュア、SOクーパーがなんとかディフェンスしようとしますが、一気に左を走り抜かれてトライを奪われます。

45-5とリードしたあとのディフェンスに課題を見せてしまいます。

直後の後半3分、リスタートからボールを回す釜石にプレッシャーを掛けると、22mライン付近でノックオンを誘います。すかさずCTBパスカルが拾ってディフェンスを引きずり22mを押し込んでトライを奪い、50-5。

しかし、後半8分またも外のディフェンスが甘くなります。釜石陣内で、LOトンプソンが負傷すると14人でのディフェンスを強いられます。さらにCTBパスカルが飛び出しますが、ディフェンスできずに外のスペースを一気に走られます。なんとかSOクーパーが押し出そうとしますが間に合わず50-12に。釜石のプレーに合わせてしまいます。

今季何度も経験した展開に、スタンドからも不安の声が上がりましたが、今回はライナーズが修正。メンバーを入れ替えながらもディフェンスを修正し、敵陣深くでのプレーを増やしていきます。

後半15分、敵陣ゴールライン前の密集からNo.8ロロが押し込みトライを奪うと、20分にはFBマシレワのビッグゲインから、フォローしたWTBジョシュア、LOストーバークとつないでトライを奪い64-12。前半のペースを取り戻して点差を広げます。

その後も手を緩めることなく、30分には継続のあとFBマシレワが。37分にはSO正面のキックパスから、FBマシレワ、WTBジョシュアとつないでトライを奪い76-12。今季最多得点で試合を締めくくりました。

前半から、よく継続し練習通りのプレーで12トライを奪うことができました。後半の序盤に、ディフェンスで課題を見せましたが、修正して再び戦うチームとして80分間プレーできたことで、自分たちの成長を感じられる試合でした。

次戦は1月19日(日)、東京・秩父宮ラグビー場での栗田工業戦です。今季最終戦であるとともに、トンプソンルーク選手の引退試合にもなります。

引き続きご声援、よろしくおねがいします。

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