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2019年6月10日 (月)

【マッチサマリー】練習試合:リコーブラックラムズ戦

2週連続の練習試合、6月8日(土)13:00キックオフのリコー戦は定期戦として行われました。
トップリーグカップ開幕を2週間後に控えた試合は、両チームともにカップ戦をみこしたメンバーで行われました。
 
コイントスに勝ったライナーズは、風上を選択。前半は東に向かって攻めます。
テーマを「キャリースルー(やり抜く)」とし、試合を通じてやり抜こうと挑みました。
試合開始から、風を利してSO正面の正確なキックでエリアを取り、優位に試合を進めます。リコー陣内で攻め続けますが、ツメが甘くトライには至りません。
前半16分、ハーフウェイライン付近リコーボールのスクラムからショートパントで前進されると、そのままキャッチされオフロードパスをつなげられます。最後はNo.8アマト・ファカタガにグラウンディングを許し、Gも成功。0-7と先制を許します。
 
その後はディフェンスセットも早く、同じような状況でもしっかり守り、最後のタックルで捕まえるなど出足は上々。
しかし風上にもかかわらず、0-7で前半を折り返します。
 
後半に入り、ライナーズは少しずつメンバーを入れ替えていきます。対するリコーは一気に8人を交代させて練習試合らしい戦いに。
特に、先週のNTTドコモ戦で後半にディシプリンを乱してしまったライナーズの粘りが注目されます。
風下に立ち、思うようにボールは伸びませんが、それでも我慢してディフェンスを継続。
その我慢をアタックのリズムへとつなげていきます。
 
後半17分、SO正面のパスを受けたCTBパスカルがディフェンスを跳ね除けてトライを奪います。Gも成功して7-7の同点に。
27分にはゴール前のラインアウトからモールを組み前進すると、リコーがたまらずコラプシング。ペナルティトライが見とめられて14-7とします。
 
さらに後半35分には、中盤でしっかりワイドにボールを運んびリコーディフェンスが薄くなった右をCTBパスカル、そして外のWTB髙野へと渡り、トライ。G成功で21-7としました。
今回は最後まで気持ちが切れなかったライナーズ。定期戦を最高の形で終えることができました。
 
次戦の6月15日(土)に予定しておりました立命館大学との練習試合は諸般の事情により中止とさせていただきます。楽しみにしていただいていたファンの皆様方には大変申し訳ございません。
次戦は、6月22日(土)のジャパンラグビートップリーグカップ2019 第1節神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦になります。引き続きのご声援、よろしくお願いします。