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2016年1月21日 (木)

【マッチサマリー】LIXIL CUP2016 2回戦 キヤノンイーグルス戦

1月16日(土)11時40分キックオフ

近鉄ライナーズ 対 キヤノンイーグルス戦が

秩父宮ラグビー場(東京都)で行われました。

 

昨年10月3日プレシーズンぶりの秩父宮ラグビー場。

冬の晴天のもと、14,451人の大観衆が集まりました。

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開場前 入場口前は長蛇の列

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近鉄はPR才田選手・FLラトゥイラ選手・WTB松井選手・FB宮田選手が今シーズントップリーグ初スタメンに。

また3試合ぶりにLO村下選手・CTB森田選手、2試合ぶりにWTB島選手がスタメンに、3試合ぶりにLO山口選手・SO/CTB三原選手、2試合ぶりにFL辻選手がリザーブに入ります。

 

対するキヤノンは、ワールドカップ日本代表での活躍が記憶に新しいLOアイブス選手がスタメンに。

また、日本代表経験のある68キャップのLO/NO8菊谷選手・2キャップのCTBベネット選手、ニュージーランド代表29キャップのNO8トムソンン選手、7人制日本代表のSO橋野選手、南アフリカ代表27キャップのFBルルー選手などボールを持つと危険なメンバーがスタメンに名を連ねます。

 

 近鉄10番重光選手のキックオフで試合が開始されます。

【前 半】

 1分

(近鉄)試合開始のキックオフ、14番島選手が猛列なキックチェイスをし、ボールをキャッチしたキヤノン8番トムソンン選手にタックルに入り、倒れたところに12番ウィンターステイン選手が間髪入れずにジャッカルに入り、ノットリリースザボールの反則を誘います。

10番重光選手のペナルティゴールが決まり、3-0。

 

 3分

(キヤノン)近鉄陣22mライン付近 キヤノンボールラインアウト、キヤノンはボールを獲得後モールを形成します。近鉄がオフサイドの反則。

ペナルティゴールが決まり、3-3。

 

15分

(キヤノン)近鉄陣ゴール前5mライン キヤノンボールスクラム、キヤノンは右オープンに大きく展開しタッチライン際でラック、その後逆目にラックサイドを一度突きラック、すぐにパスアウトし、受けた15番ルルー選手がインゴールにショートパントを蹴り、バウンドして跳ね戻ったボールが4番アイブス選手の手にすっぽりはいり、トライ。

ゴールも決まり、3-10。

 

22分

(キヤノン)キヤノン陣22mライン付近、近鉄が連続攻撃中にファンブルしたボールをキヤノンはすぐに左オープンに展開、15番ルルー選手→11番森谷選手→13番ベネット選手と繋ぎ、ベネット選手は約40m走り抜け、左中間にトライ。

ゴールも決まり、3-17。

 

 

~前半終了~

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今年度TL初スタメン スピードあるランを魅せた宮田選手

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体を張ったプレーでチームを牽引する豊田キャプテン

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今年度TL初スタメンの松井選手

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ラインアウト 松岡選手のクリーンキャッチ

【後 半】 

 2分

(近鉄)キヤノン陣10mライン付近、キヤノンがハイパントを上げて転がったボールを4番村下選手が反応良く拾い上げ、タックルされながら7番タウファ選手にパスを繋ぎます。その後タウファ選手→13番森田選手と繋ぎ、良いスピードでライン参加してきた15番宮田選手にパスを繋ぎ、宮田選手はその勢いで走り抜けステップを踏みながらゴールライン直前でラック、直ぐに逆目にパスアウトしサイドを駆け上がってきた7番タウファ選手へパス、タウファ選手はゴールライン寸前で止められラック、すぐにラックサイドを8番スピースが突きラック、素早い連続攻撃ですっぽり空いたラックサイドを9番金選手が飛び込み、トライ。

ゴールは決まらず、8-17。

 

 8分

(近鉄)ハーフウェイライン付近 近鉄アタックのラック、ブレイクダウンでキヤノンの圧力を受け、9番金選手のパスが後ろに逸れます。そのボールにリアクション良く4番村下選手が拾い上げ前に力強く出てラック、右サイドにパスアウトし、13番森田選手がパスを受け8番スピース選手にリターンパス、受けたスピース選手はキヤノン8番トムソン選手のタックルをステップを踏み払いのけ、4番アイブス選手をハンドオフで払いのけ22mラインまで大きくゲイン、好サポートの6番ラトゥイラ選手にパスを繋ぎます。ラトゥイラ選手はゴール前5mライン付近で15番ルルー選手のハイタックル気味のディフェンスをうけます。その後のラックでキヤノンはオフサイドの反則を犯します。

10番重光選手のペナルティゴールが決まり、11-17。

 

13分

(キヤノン)近鉄陣ゴール前10m付近 キヤノンアタックのラック、右にパスアウトし、ボールをうけた8番トムソン選手が、そのまま流れ気味に走り10番重光選手のタックルをうけるも力強いランでそのまま裏に抜け、トライ。

ゴールも決まり、11-24。

 

19分

(キヤノン)近鉄陣ゴール前10m付近 キヤノンボールラインアウト、キャッチ後モール形成します。ここで近鉄がオフサイドの反則。

ペナルティゴールは決まらず、11-24。

 

26分

(キヤノン)近鉄陣10mライン手前 キヤノンボールスクラム、近鉄がコラプシングの反則。

ペナルティゴールは決まらず、11-24。

 

36分

(近鉄)キヤノン陣ゴール前5mライン 近鉄ボールスクラム、4フェイズ重ねたラックから右にパスアウト、受けた21番福地選手が内にステップを踏み込みオフロードパス、パスをうけた4番村下選手もタックルされながらオフロードパスで5番松岡選手にパスを繋ぎラック、23番テイラー選手がすぐにボールをピックし、ディフェンダー1人のタックルを払いのけ、右隅にトライ。

23番テイラー選手のゴールも決まり、18-24。

残り4分で1トライ、1ゴールで逆転のスコアまで近づきます。

近鉄は自陣から果敢に攻めます。

怒涛の攻撃で、残り30秒、ゴールライン寸前まで攻め込みますがタッチラインに押し出され、ノーサイド。

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好サポートで激走する ラトゥイラ選手

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アグレッシブなアタックを魅せた 三原選手

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オフロードパスでチャンスをつくった 福地選手

 

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トライを決める テイラー選手

~試合終了~

 

次戦、

LIXIL CUP2016 7・8位決定戦 

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦。

今シーズン最後の試合。

ライナーズのスタッフ・選手は「集大成」を示す。

その為に、「不断の努力」で良い準備をして試合に臨みます。

 

最後まで、皆さまの熱いご声援宜しくお願い致します!

 

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ぎっしり詰まったスタンド ファンの方に一礼

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グリーテングタイムの様子(手前から前田・辻選手)

【前田監督(記者会見コメント)】

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たくさんのファンの前で試合ができて嬉しく思います。

前半、簡単に取られた得点が響いてしまった。

後半はアタックの時間を増やせたが、前半のミスが最後まで響いた。
切り替えて最後の試合も、良い準備をして試合に臨みたいです。

 

 

【豊田キャプテン(記者会見コメント)】

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秩父宮で多くのラグビーファンの前で試合ができて嬉しいです。
セットプレー、特にスクラムでプレッシャーを受けて、バックスに迷惑をかけてしまった。
そこが良ければ違う結果になったと思うが、秩父宮のグラウンドに対応できなかった。
修正して、次に臨みます。

 

 

(写真:石坪 隼)