【マッチサマリー】ジャパンラグビートップリーグ 第4節 クボタスピアーズ 戦
12月6日(日)14時05分キックオフ
近鉄ライナーズ 対 クボタスピアーズ戦が
ホームの東大阪市花園ラグビー場(大阪)で行われました。
チームブースの様子
過去2シーズン黒星をつけ続けられているクボタスピアーズ。
近鉄ライナーズを愛するファンが集結する、ホーム・花園。
開門前にできた、長蛇の列。
この日、11,404人の観衆が集まりました。
~さあ、リベンジの時~
近鉄は7番に今年度トップリーグ初スタメンのハードタックラー辻選手、リザーブに今年度トップリーグ初メンバーの王選手が入ります。
対するクボタは、ワールドカップで活躍した日本代表36キャップの立川選手、元ニュージーランド7人制代表のソアカイ選手、南アフリカ代表5キャップのダニエル選手、日本代表3キャップのカトニ選手、ニュージーランド36キャップのトエアバ選手が名を連ねます。
エスコートキッズと記念撮影
クボタのキックオフで試合が開始されます。
【前 半】
7分
(近鉄)クボタ陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後果敢にモールトライを狙いに行きますが、ゴールライン寸前で崩れます。クボタFW2人が立っているショートサイドを見逃さず9番金選手が鋭くつき、ディフェンダー2人の間をうまくスリ抜けて、左隅にトライ。
10番重光選手のゴールも決まり、7-0。
22分
(クボタ)近鉄陣10mライン クボタボールラインアウト、獲得後BKに展開、クボタ13番カトニ選手が縦をつきラック、その後近鉄がオフサイドの反則。
ペナルティゴールが決まり、7-3。
26分
(近鉄)クボタ陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成し、その後オープン側に展開、12番デアリエンディ選手が相手ディフェンダー3人をひきつけて13番井波選手の背中を通すようなかたちで10番重光選手へパス、重光選手→15番髙選手→14番田中選手と正確で綺麗なロングパスを繋ぎ、田中選手が右隅にトライ。
10番重光選手のゴールも決まり、14-3。
37分
(近鉄)クボタ陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、4番トンプソン選手がボールをキャッチしモールを形成、クボタディフェンスの圧力をうけますが低い固まりのモールは崩れずインゴールへ、最後は6番タウファ選手が押さえトライ。
10番重光選手のゴールも決まり、21-3。
~前半終了~
先制トライを決める 金選手
闘争心むきだしのDFを連発 タウファ選手
2試合連続スタメンンの井波選手
抜群のスピードでアタックする 豊田キャプテン
この日も安定したラインアウト モールでも2トライ
スピードのある走りで会場を沸かせた 島選手
【後 半】
9分
(近鉄)クボタ陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後バインドの効いたモールはそのまま一気にゴールラインに進み、最後は6番タウファ選手が押さえトライ。
10番重光選手のゴールも決まり、28-3。
14分
(近鉄)クボタ陣ゴール前5mライン クボタボールラインアウト、クボタが投入したボールを4番トンプソン選手が反応良くジャンプしてスチール、すぐに9番金選手へパス、金選手から8番スピース選手へパスを繋ぎ、スピース選手は相手ディフェンダー2人を引きつけて、2番樫本選手へパス、樫本選手はゴールライン寸前で止められラック、9番金選手はテンポよくオープン側にパスアウト、受けた途中出場の22番森田選手が大外でフリーになっている15番髙選手へ2人飛ばしのロングパス。パスは鮮やかに繋がり髙選手が右中間にトライ。
10番重光選手のゴールも決まり、35-3。
28分
(クボタ)近鉄陣ゴール前5mライン手前でのクボタボールラインアウト、キャッチ後近場を4フェイズ重ねます。最後は21番鈴木選手がラックから少しボールを持ち出し、近鉄ディフェンスのギャップにスピード良く走り込んできた15番高橋選手にパスし、そのまま走り抜けトライ。
ゴールも決まり、35-10。
33分
(クボタ)近鉄陣ゴール前5mライン手前、クボタはフリーキックで得たボールを8番ダニエル選手がタップキックでリスタート、勢いよく突進しゴールライン直前でラック、17番友永選手がボールをピックし低い姿勢でレッグドライブしインゴールに潜り込みトライ。
ゴールも決まり、35-17。
35分
(近鉄)クボタ陣ゴール前5mライン手前 近鉄ボールスクラム、BKに展開し22番森田選手が縦をつきます、その後FW選手が力強いボールキャリーで5フェイズ重ね、最後はBKに展開し、10番重光選手→15番髙選手→14番田中選手とお手本のようなきれいなパスを繋ぎ、田中選手が右隅にトライ。
ゴールは決まらず、40-17。
~試合終了~
特にディフェンスで素晴らしいパフォーマンスを魅せた 辻選手
安定したゴールキック 重光選手
攻守で超人的活躍のスピース選手
2トライの活躍 田中選手
強いボールキャリー 松岡選手
次戦は、プレシーズンリーグトーナメント戦で苦杯を嘗めさせられたリコー。
(近鉄22-32リコー)
ライナーズのプライドを持って、「不断の努力」で準備し、リコー戦に臨みます。
引き続き、皆さまの熱いご声援宜しくお願い致します!
花園でお会いしましょう!!
マン・オブ・ザ・マッチのタウファ選手
ファンの皆さまに一礼
グリーティングタイムの様子(左から辻・田中・森田選手)
【前田監督(記者会見コメント)】
本日も沢山のファンの方の前で試合ができた事、嬉しく思います。
「先週の試合よりも良い試合をしよう!」と一週間準備をしました。
成果として出た部分も多かったです。
もっとスムーズにスコアを重ねたかったのですが、クボタのディフェ
ンスが激しく思うようにいかない部分もありました。
まだまだシーズンは続きますので、良い準備を続けていきたいと思い
ます。
【豊田キャプテン(記者会見コメント)】
多くのファンの方の前で試合ができて嬉しく思います。
難しい試合になると覚悟していました。
しかし、チーム全員が集中して臨みましたので、良いゲームができまし
た。
今後も近鉄ライナーズのスタンダードをおとさず継続していきたいです。
(写真:加守 理祐)