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2015年10月14日 (水)

【マッチサマリー】ジャパンラグビートップリーグ エキシビジョンマッチ サニックスブルース戦

10月10日(土)12時キックオフ

近鉄ライナーズ 対 宗像サニックスブルース戦が

ホーム・東大阪市花園ラグビー場で行われました。

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受付ブースの様子

 パナソニックワイルドナイツがプレシーズンリーグの第4・5節(トーナメント戦)を出場辞退したため、当試合はプレシーズンリーグ2015第5節ではなく、エキシビションマッチとして開催となりました。

 

エキシビジョンマッチであれ、ホーム花園でエンジと紺のファーストジャージを纏って戦う試合。

「近鉄のラグビー」を楽しみに、期待をよせて、試合会場にやってくる近鉄ライナーズサポーターの為に、ピッチに立つメンバーは80分間、責任とプライドを持って戦わなければなりません。

「REVIVE」

       http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/liners/team/

 

今年度新加入のFL萩原・SH吉井・CTB井波選手、加入2年目のSO三原選手、加入3年目のLO山口・FB宮田選手がスターティングメンバーに名を連ねます。

 

対するサニックスは、韓国代表のPR申選手、元7人制日本代表のCTBアヒオ選手、元日本代表のCTBロビンス選手、元7人制ニュージーランド代表のFBスウィーニー選手などインターナショナルレベルな選手がスターティングメンバーに名を連ねます。

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ウォームアップ前 集中力を高める円陣

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エスコートキッズと入場

近鉄10番三原選手のキックオフで試合が開始されます。

【前 半】

 1分

(近鉄)ハーフウェイライン付近から15番宮田選手がハイパントキック、その後しっかりキックチェイスしプレシャーを与えます。そのプレッシャーでサニックス9番中村選手がキャッチミス、そのボールをしっかりチェイスしていた11番島選手が拾い上げ、ゴール前5mライン直前まで前進します。ラック後すぐに右オープンに展開し3フェイズ重ねた後、完全に整ったサニックスディフェンス網を5番松岡選手がフットワークを使いディフェンダーを払いのけラインブレイク。その後1対1になり、タックルされますが倒れずディフェンダーを払いのけ、そのままトライ。

10番三原選手のゴールも決まり、7-0。

幸先の良いスタートです。

 

 8分

(近鉄)サニックス陣22mライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成します。その後、7番大隈選手などの強いボールキャリーで4フェイズ重ね、最後は22mライン付近で15番宮田選手が裏に空いたスペース・インゴールにキックを蹴り、14番隅中選手が反応良く追いかけ、ボールを押さえトライ。

ゴールは決まらず、12-0。

 

23分

(サニックス)近鉄陣ゴール前5mライン付近 サニックスボールラインアウト、キャッチ後モールを作らずリッパ-が回転して外側にずれ、5番福坪選手へ手渡しパス、福坪選手はオープン側へ流れて走り、近鉄ディフェンダー2人のタックルをかわし、ゴールライン直前まで突進します。ラック後、間髪入れずに7番田村選手が拾い上げ、トライ。

15番スウィーニー選手のゴールも決まり、12-7。

 

36分

(近鉄)サニックス陣22mライン越えた位置での近鉄ボールスクラム、BKに展開し、10番三原選手がギャップを見逃さず内側に鋭いステップを踏みラインブレイク、そのまま走り抜け、中央にトライ。

10番三原選手のゴールも決まり、19-7。

 

~前半終了~

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開始1分 松岡選手の気迫のトライ

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 落ち着いたキックマネジメント 宮田選手

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タックルで「REVIVE」を体現した 吉川選手

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鋭いステップで突破しトライ 三原選手

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隅中選手のトライでチームは勢いづきます

【後 半】

 0分

(サニックス)近鉄陣ゴール前5mライン サニックスボールラインアウト、キャッチ後モールを形成しようとしますがすぐに崩れます。その後ボールキャリアーを数名で押し込むような形でインゴールになだれ込みます。

ビデオ判定となりますが、トライが認められます。

15番スウィーニー選手のゴールも決まり、19-14。

 

 8分

(サニックス)近鉄陣ゴール前5mライン サニックスボールスクラム、サニックスがスクラムをプッシュします、左にアングルができた絶好のタイミングで8番濱里選手がサイドを突きトライ。

15番スウィーニー選手のゴールも決まり、19-21。

 

15分

(近鉄)サニックス陣ゴール前5mライン手前の位置 近鉄ボールラインアウト、5番松岡選手がキャッチ後モールを形成、ジリジリとゴールラインまで迫り、最後は6番萩原選手が押さえトライ。

10番三原選手のゴールも決まり、26-21。

 

18分

(サニックス)近鉄陣22mライン手前の位置 サニックスボールラインアウト、取り損ねたボールを18番ファンヴィック選手がリカバーしBKへ。直接SHからパスを受けた14番エブリンハム選手がステップを踏んで個人技でラインブレイク、ゴール前5mラインまで走りラック、すぐにパスアウトし10番→13番ロビンス選手とつなぎトライ。

15番スウィーニー選手のゴールも決まり、26-28。

逆転されます。

 

39分

(近鉄)サニックス陣ゴール前5mライン 近鉄ボールラインアウト、5番松岡選手がキャッチ後モールを形成、サニックスがモールを崩しにかかりますが、強固な近鉄のモールは崩れずインゴールまで一気になだれ込み、トライ。

ゴールは決まらず、31-28。 

キック終了後すぐにホーンが鳴り、ノーサイド。

諦めず攻め続けた、残り1分の逆転劇でした。

 

~試合終了~

 

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新加入の井波選手 ハードヒットでチームのピンチを救います

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常にハードワークする 萩原選手

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テンポ良くパスを放つ 吉井選手

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体を張ったプレーでチーム鼓舞 大隈選手

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大勢のサポーターに御礼の挨拶

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 選手を称える 前田監督

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 グリーティングタイムの様子(左から前田・河嶋・東郷選手)

(写真:加守 理祐)