10月3日(土)11時40分キックオフ
近鉄ライナーズ 対 リコーブラックラムズ戦が
秩父宮ラグビー場(東京)で行われました。
試合当日は、夏を思わせるような強い陽射しで、高い気温の中で行われました。
加入2年目で公式戦初メンバー入りの堀選手、新加入の吉井選手がリザーブメンバーに入ります。
選手入場
チーム円陣
リコーのキックオフで試合が開始されます。
【前 半】
3分
(リコー) 近鉄陣22mライン入った位置でのリコーボールラインアウト、キャッチ後モールを形成し、FWだけでラックサイドを執拗に攻めゴールライン直前まで迫ります。その後BKに展開し4フェイズ重ね、リコー10番ボーク選手が強いランプレーでラインブレイクし、11番長谷川選手へパスを繋ぎ、そのまま左隅にトライ。
ゴールは決まらず、0-5。
9分
(近鉄)ハーフウェイライン付近 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後BKに展開し、3番浅岡選手などのフットワークある強いキャリーなどでテンポ良く5フェイズ重ねます。
リコー陣10mラインのラックでリコーがノットロールアウェイの反則を犯します。
10番重光選手のペナルティゴールが決まり、3-5。
16分
(近鉄)リコー陣22mライン入った位置での近鉄ボールスクラム、リコーがコラプシングの反則を犯します。
10番重光選手のペナルティゴールが決まり、6-5。
19分
(リコー)
リコー陣22mライン手前、近鉄が連続アタックを仕掛けますが、ブレイクダウンでリコーの圧力を受けターンオーバーされます。すぐにリコー9番山本選手が裏に空いたスペースにボールを蹴り込みます。ボールは近鉄陣22mラインまで転がり、15番テイラー選手が拾い上げますが、リコー選手の早いディフェンスにつかまります。苦し紛れに11番松井選手にパスを出しますがパスミスとなり、転がったボールをリコー14番渡邊選手が拾い上げそのままインゴールへ。
ゴールは決まらず、6-10。
24分
(近鉄)
リコー陣22mラインを入った位置、近鉄はFWとBKが一体となってテンポよく攻撃をしかけます。堪らずリコーはオフサイドの反則を犯します。
10番重光選手のペナルティゴールが決まり、9-10。
33分
(近鉄)
リコー陣22mラインを入った位置、近鉄は一人一人が強いボールキャリーで少しずつ前進しリコーに圧力をかけます。リコーディフェンスは堪らずオフサイドの反則を犯します。
10番重光選手のペナルティゴールが決まり、12-10。
40分
(近鉄)ハーフウェイライン、リコーがアタックを仕掛けますがラックでオーバーザトップの反則を犯します。
約50mのロングペナルティゴールを15番テイラー選手が決め、15-10。
~前半終了~
キレのあるアタックと激しいディフェンスを魅せた東郷選手
豪快な突進 樫本選手
強いボールキャリーで前進する 田淵選手
50mのペナルティゴールを決める テイラー選手
【後 半】
1分
(近鉄)近鉄はキックオフボールをターンオーバーし、縦横無尽にアタックを仕掛けます。ラックサイドを力強くアタックし続け、最後は15番テイラー選手がラックサイドを強引に突き、トライ。
10番重光選手のゴールも決まり、22-10。
9分
(リコー)近鉄陣22mライン付近のラックから左に展開、10番ボーク選手から大きく外にパス、受けた11番長谷川選手は8番柳川選手へパスで繋ぎ、最後は13番小松選手へ内返しパスし、インゴールへ。
ゴールは決まらず、22-15。
20分
(リコー)リコーはハーフウェイライン付近で得たペナルティキックをタップキックでリスタート、10番ボーク選手→5番桜エモシ選手と繋ぎ、一度ボールがファンブルしますが9番山本選手が拾い上げ約30m走ります。フォローについていた13番小松選手にラストパスを繋ぎトライ。
ゴールも決まり、22-22。
24分
(リコー)近鉄陣ゴール前5mライン手前、近鉄はリコーのペナルティキックからの速攻にディフェンダーがさがりきれず、ノット10mの反則を犯します。
10番ボーク選手のペナルティゴールが決まり、22-25。
27分
(リコー)リコー10番ボーク選手は近鉄がキックしたボールをキャッチ後カウンターを仕掛けます。力強く縦に走り近鉄陣10mライン付近でラック、その後オープン側に2フェイズ重ね、ラックから出たボールを15番高平選手と11番長谷川選手がクロスプレー、長谷川選手はディフェンスのギャップを突きそのまま約30m走り抜けトライ。
ゴールも決まり、22-32。
このスコアのままノーサイド。
~試合終了~
テンポ良くボールを捌いた 吉井選手
激しく当たりにいく タウファ選手
ラインアウトでキャッチする松岡選手
公式戦初出場の堀選手
前田監督(記者会見コメント)
「東京のファンの皆さまの前で試合ができて嬉しく思います。
暑さのせいか、前半から動きが鈍く、集中力に欠けるプレーがありました。
帰ってからしっかりと試合の振り返りをし、修正して、次に繋げたいと思います。」
豊田キャプテン(記者会見コメント)
「相手に簡単にトライを取られてしまったことが大きな敗因です。
何が悪かったのかを帰ってから振り返り、修正していきたいと思います。」
グリーティングタイムの様子 隅中選手
(写真:石坪 隼)