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2015年1月10日 (土)

【マッチサマリー】トップリーグ2ndステージ第6節 豊田自動織機シャトルズ戦

1月4日(日)13時キックオフ

近鉄ライナーズ 対 豊田自動織機シャトルズ戦が

三重交通G スポーツの杜 鈴鹿(三重県)で行われました。

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試合前:チームブースの様子

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チームをサポートする 愛場メディカルトレーナー

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チームは1つ メンバー外の花道

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エスコートキッズと記念撮影

 

豊田自動織機には昨シーズンセカンドステージ第2節ホーム花園で苦杯を嘗めさせられています。(近鉄29-50織機)

また今シーズン、11月15日の練習試合でも接戦の末、敗戦。(近鉄15-21織機)

まさに「リベンジ」の時。

 相手の先発には、ニュージーランドのブルーズでプレーしていたボールキャリー能力が高いクリス・ラウリー選手、元オーストラリア代表で世界クラスのキックとダイナミックな走りを兼ね揃えたマーク・ジェラード選手が名を連ねます。

 

また、前節のサニックスと同様に自動降格の危機が迫る豊田自動織機。

捨て身の覚悟でぶつかってくるに、間違いありません。

 

正月三が日明けの三重県鈴鹿。

力強い「WE ARE LINERS」の声援が会場に響き渡ります。

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 織機のキックオフで試合が開始されました。

 

【前 半】

 

 1分

(織機)近鉄陣22mライン付近、ラックで近鉄がオーバーザトップの反則を犯します。

ペナルティゴールが決まり、0-3。

近鉄は、この試合でも課題である試合開始の立ち上がりとキックオフからのエリアの獲得が上手くいかず、あっさりと先制点を与えてしまいます。

 

 9分

(近鉄)敵陣ゴール前5m 近鉄ボールスクラム。近鉄はスクラムでプッシュをかけた後、ラックの近場をFWで7フェーズ重ねます、その後オープン側に大きく展開し、10番重光選手から12番イエロメ選手へパス、イエロメ選手は13番ウインターステイン選手をデコイに使い、ひとり飛ばして大外で待っていた11番テイラー選手へロングパス、テイラー選手はそのまま左隅にダイビングトライ。

難しい角度からの重光選手のゴールも決まり、7-3。

 

 19分

風下だったこともあり、なかなかペースをつかめなかった近鉄ですが、自陣で相手のミスから獲得したボールを14番田中選手が激しく突進。できたラックで9番金選手が捌いたボールを手にしたのが再びテイラー選手。自陣の10mから相手デフェンスラインのど真ん中を粘り強さと自慢のスピードで切り裂き、60mを独走してトライ。

重光選手のゴールは決まらず、12-3。

 

40分

(織機)その後、近鉄は織機の激しい攻撃に防戦一方となり、自陣から抜け出すことができません。後半終了間際にラインアウトからテンポよく攻撃を仕掛ける織機は、3フェーズ目の攻撃でこの日10番に入った長谷川選手がラインブレイク。そのままゴールポストの下にトライ。

12番ジェラード選手のゴールが決まり、12-10となり、そのまま前半が終了。

 

 

~ 前半終了 ~

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抜群のスピードで3トライの活躍 テイラー選手

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安定したコンバージョンキックを放つ 重光選手

 

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試合中、しっかりコミュニケーションをとります

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何度もスクラムを押し込んだ第1列 田邉選手

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タウファ選手のアグレッシブなアタック

 

 

 

 

【後半】

6分

(近鉄)後半に入り、立ち上がりから近鉄は敵陣に攻め込みます。この日、有利に組んでいるスクラムをゴール前の中央で獲得し、8人で一気に押し込みます。2度のペナルティーを経て押し込んだスクラムはゴール前で崩れかけますが、7番辻選手がうまく拾い上げ、インゴールまで運びトライ。

正面からのゴールキックを重光選手が難なく決めて、19-10。

 

14分

(近鉄)敵陣ゴール前10mのラインアウトからモールを作り押し込む近鉄。そのサイドをこの日6番をつけたタウファ選手が突破。最後は2人を引きずってインゴールに飛び込みトライ。

重光選手のゴールも決まって、26-10。

 

16分

(近鉄)重光選手が敵陣に蹴り込んだボールに対して、織機のBK陣がカウンターアタックを仕掛けてきたが、8番佐藤選手と15番髙選手の激しいタックルで落球を誘います。落ちたボールを間髪入れずテイラー選手が拾い上げ、約50mを走り切りこの日3本目のトライ。重光選手のゴールも決まり、33-10と点差を広げます。

 

33分

(織機)その後は、織機に試合のペースを握られ、攻め込まれる時間帯が続きます。途中出場の織機23番坂井選手がこの日は安定していた近鉄のデフェンスラインをブレイクし、外側にサポートした14番赤石選手にフラットなパス。そのままインゴールに飛び込んで、微妙なパスがTMOにかかるがトライの判定。

坂井選手のゴールが決まり、33-17。

 

41分

(近鉄)試合終了直前に自陣からボールを回してトライを取りにくる織機に対して、近鉄は激しいタックルで応戦。途中出場の21番森選手が、相手のタックルボールをうまくスティールし、ゴール前まで前進。5番松岡選手から右に展開し、4番天満→重光→イエロメ、ひとりかわして、16番豊田キャプテンにパス。そのままインゴールに走り込みトライ。

最後のゴールも重光選手が決めて、40-17。そのままノーサイド。

 

 

 ~ 試合終了 ~

 

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攻守に存在感大の辻選手

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頼れる男 佐藤選手

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ターンオーバーから一気にトライ テイラー選手

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途中から出場の森選手

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後半終了間際にトライ 豊田キャプテン

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この試合のマン・オブ・ザ・マッチ テイラー選手

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試合後:グリーティングタイムの様子

 

 

前田隆介監督(試合後インタビュー)

「年始の忙しい時期に駆けつけてくれた、多くのファンの皆様に感謝します。豊田自動織機さんの鬼気迫る思いを上回る気持ちでいこうと思っていた。前半はペナルティーが多く、リズムに乗りきれなかった。後半はそのあたりをうまく修正することができた。週末は大切な試合になるのでしっかり準備したい。」

 

豊田大樹キャプテン(試合後インタビュー)

「ファンの皆さまの多くの声援があり、ホーム近鉄花園で戦っているような感じがした。前半もいいデフェンスをしていたが、攻撃的ではなかったかもしれない。ハーフタイムでしっかり修正し、後半はデフェンスからのターンオーバーからトライを取れてよかった。後半のような状態で日本選手権でも戦えるようにしたい」

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新年の最初のゲームを勝利することができた近鉄ライナーズ。次戦は、高校ラグビーで熱戦が繰り広げられた、ホーム花園での大事な一戦。

その熱さを感じながら、マスト・ウインで挑みます。

 

 

(写真:加守 理祐)