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2015年1月27日 (火)

【マッチサマリー】トップリーグ ワイルドカードトーナメント1回戦 サントリー戦

1月24日(土)14時00分キックオフ

近鉄ライナーズ 対 サントリーサンゴリアス戦が

秩父宮ラグビー場(東京)で行われました。

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エスコートキッズと記念撮影【石巻ジュニアラグビースクール(岩手県)松戸少年ラグビースクール(千葉県)】

 

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「ONE TEAM」試合前円陣

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試合中 チームを鼓舞し続けた坂本選手

 

サントリーには、サイズがあり突破力抜群の真壁キャプテン(日本代表キャップ27)、世界屈指の3列スカルク・バーガー選手(南アフリカ代表キャップ71)、世界トップクラスのSHフーリー・デュプレア選手(南アフリカ代表キャップ70)、日本代表で異次元のスピードを魅せる松島 幸太朗選手、その他日本で名を轟かせる選手がスターティングメンバーに名を連ねます。

 

トップリーグ3度の優勝を誇る、日本ラグビー界をリードしてきたサントリー。

「アグレッシブ・アタッキングラグビー」を掲げるチーム。

失うものはありません、アグレッシブなディフェンスで対抗するだけです。

 

近鉄のキックオフで試合が開始されました。

 

【前 半】

 

1分

(近鉄)サントリー陣ゴール前5m付近、ペナルティキックを得て9番金選手がタップキックで速攻を仕掛けます。13番フェアバンクス選手と11番テイラー選手がクロスして縦を突きます、その後オープン側に一つFWの縦をいれ、ラック後テンポ良くBKに展開、10番重光選手と4番トンプソン選手がループパスし、後方からスピード良く走ってきた12番イエロメ選手へパス、その後絶妙のタイミングのパスで15番髙選手→14番田中選手と繋ぎます。そのまま田中選手はタッチライン際を走り抜けサントリーの選手をふっ飛ばしながらトライ。近鉄の魂のこもったスタートです。

ゴールは決まらず、5-0。

 

18分

(サントリー)近鉄陣22m付近、近鉄はラックでオーバーザトップの反則を犯します。

サントリーのペナルティゴールが決まり、5-3。

 

22分

(サントリー)近鉄陣22m付近 サントリーボールラインアウト、キャッチ後サントリーはモールを形成します。そのままゴール前5m手前まで押し込みます。モールが崩れた後、オープン側に一つFWの縦を入れ、ラック後すぐに逆サイドを攻撃します。サントリー9番デュプレア選手から6番ツイ選手へ鋭く長いパスが通り、タックルされながらインゴールへ。ビデオ判定となりますが、グランディングが確認されトライ。

ゴールは決まらず、5-8。

 

27分

(近鉄)ハーフライン付近、サントリー1番金井選手に4番トンプソン選手、12番イエロメ選手が激しいダブルタックルをし、相手の反則を誘います。得たペナルティキックを9番金選手がタップキックで速攻を仕掛け、サントリーはたまらずノット10mバックの反則を犯します。

10番重光選手のペナルティゴールが決まり、8-8。

 

30分

(近鉄)ハーフライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後バックスに展開、9番金選手から13番イエロメ選手へパス、そこから13番フェアバンクス選手の背後を通すパスでループでまわった10重光選手へ、重光選手はサントリー13番松島選手の強烈なタックルを受ける前に絶妙なパスで14番田中選手へ、その後十分なスペースがありフリーの11番テイラー選手へ早めにパス、パスを受けたテイラー選手は抜群のスピードでサントリーの15番有賀選手・11番村田選手・14番中づる選手を次々と抜き去り、約50mを走り抜き左隅にトライ。

ゴールは決まらず、13-8。

 

 

~ 前半終了 ~

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気合が漲る 豊田キャプテン

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攻守にキレのあるプレー フェアバンクス選手

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スクラムを押す タウファ選手

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抜群のスピードでトライ テイラー選手

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ゴールキックをする 重光選手

 

【後半】

 

11分

(サントリー)近鉄陣22mライン サントリーボールラインアウト、キャッチ後BKに展開、テンポ良く7フェイズ重ねゴールラインに迫ります。最後はタックルをされながら11番村田選手がインゴールに飛び込みます。ビデオ判定になりますが、グランディングが確認されトライ。

ゴールは決まらず、13-13。

 

13分

(近鉄)近鉄キックオフのリスタート後、サントリーは自陣から攻めます。10mライン入った位置のラックで12番イエロメ選手がジャッカルにはいりノットリリースザボールの反則を誘います。

10番重光選手のペナルティゴールが決まり、16-13。

 

26分

(サントリー)近鉄陣22m付近 近鉄がキックしたボールをサントリーが拾いアタックします。FW・BKが一体となって9フェイズ重ね、最後はラックからの早い球出しで、10番ピシ選手→12番中村選手→15番有賀選手と繋ぎ右隅にトライ。

ゴールは決まらず、16-18。

 

32分

(サントリー)近鉄陣10mラインはいった位置で、近鉄がハイタックルの反則を犯します。

ペナルティゴールは決まり、16-21。

 

40分

(サントリー)近鉄陣ゴール前5m付近 サントリーボールスクラム、厚みのある力強いサントリーのアタックを6フェイズ重ねられ、オフサイドの反則を犯します。

ペナルティゴールが決まり、16-24。

 

 

~ 試合終了 ~

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激しいキャリー 樫本選手

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激しいDFを浴びせ続けた 辻選手

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常にワークレートが高い トンプソン選手

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80分間 体を張った豊田キャプテン

 

 

 

試合開始から、体を張った激しいDFで「アグレッシブ・アタッキングラグビー」に対抗した近鉄。

 

しかし、ファーストステージ同様あと一歩及びませんでした。

トップリーグ優勝3回の強豪との互角の2試合。

 

この試合での近鉄タックル数は268回(前試合:1/11クボタ戦132回)。

その内、タックル成功率は92%

紛れもなく、チームスローガン「REVIVE」を体現した証。

 

近鉄の2014-2015シーズンは終了しました。

 

今シーズンも、熱いご声援を送り続けて頂きました近鉄ライナーズサポーターおよびファンの皆様に、心より感謝申し上げます。

今後もチーム一丸日々努力精進してまいりますので、変わらぬご声援の程宜しくお願い申し上げます。

 

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試合後のグリーティングタイム サモ選手

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試合後のグリーティングタイム 森田選手

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試合後のグリーティングタイム 南藤選手

 

前田 隆介監督(試合後インタビュー)

遠く秩父宮まで駆けつけてくださったサポーター・ファンの皆様の前でラグビーができた事、嬉しく思います。

前半は、狙い通りやれましたが、後半の最後まで継続する事ができませんでした。

チームの歴史をつくろうと、この試合に賭けてきましたが、サントリーさんの粘りと意地に屈しました。

課題も明確になりましたので、ライナーズはもっと努力して強くならなければと、強く思った試合でした。

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豊田 大樹キャプテン(試合後インタビュー

 

ファーストステージでサントリーさんに1点差で負けてから、もう一度試合するまでハー

ドワークしようと言ってきました。それが実現した事は嬉しかったです。

この試合に向けて良い練習・準備ができました。

80分間、グラウンドに立った選手は勇敢に戦ってくれました。

ただ一つ、私自身が弱気な判断をしたのが悔やまれます。人間的にも成長して、この舞台に

また立てるように努力していきたいと思います。

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(写真:石坪 隼)