【マッチサマリー】練習試合 ニューカッスル大学(オーストラリア)戦
9月24日(水)16時00分キックオフ
近鉄ライナーズ 対 ニューカッスル大学(オーストラリア)戦が
東大阪市多目的球技広場(トライスタジアム)で行われました。
試合前の記念撮影
ラグビー文化交流を主に日本ツアーに来ているニューカッスル大学。
ライナーズにとって、海外チームと対戦する事は類まれです。
トップリーグファーストステージ1節から5節まで、出場機会がなかったメンバーにとって良いパフォーマンスを魅せて、自らをアピールする大きなチャンスです。
またライナーズとしてプライドを持って、チームのスタンダードをすべての局面で示さなければなりません。
ウォーミングアップの様子
ニューカッスル大学のキックオフで試合が開始されました。
【前 半】
6分
(近鉄)敵陣5m 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成しじわじわと前進、最後は1番田邉選手がトライ。ゴールは決まらず、5-0。
10分
(近鉄)敵陣22m付近 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成と見せかけ、6番北川選手がハリ出しで9番福地選手へ、相手のギャップ目がけていいスピードで走ってきた12番矢次選手へパス、そのままするっと抜け中央にトライ。10番三原選手のゴールも決まり、12-0。
20分
(近鉄)自陣5m付近 近鉄ボールスクラム、BKに展開し14番隅中選手が個人技でハーフラインまでビックゲイン、そのあとボールがこぼれますがうまくリカバリーし、4回ボールを繋ぎ再度14番隅中選手が敵陣5m付近までビッグゲイン、ラック後1フェイズ重ね逆目に大きく展開し10番→15番→13番→1番とパスで繋ぎ最後は11番松井選手がフィニッシュ。10番三原選手のゴールも決まり、19-0。
23分
(近鉄)ニューカッスル大のキックオフ、キャッチ後左に大きく展開、ラック後次は逆目に大きく展開、8番堀選手→3番才田選手と繋ぎ、才田選手が巨漢ながら抜群の瞬発と身のこなしで相手ディフェンダーを一人抜き、2番永下選手へパス、永下選手は器用にスピンを使って一人抜き、4番天満選手へパス、大外でフォローしていた14番隅中選手へ繋ぎ、右隅にトライ。10番三原選手のゴールも決まり、26-0。
~ 前半終了 ~
体を張ったプレーでチームを牽引した 大隈選手
思いきりのいいプレー 三原選手
後半から出場のSH北村選手
いい動きを魅せた両センター 左から:南藤選手 矢次選手
キレのあるステップ 松井選手
再三ラインブレイクした 隅中選手
ボールをキャッチする天満選手
【後半】
1分
(近鉄)近鉄キックオフ後、敵陣22m付近でターンオーバーしワイドに左展開し、ラック後逆目へ、2フェイズ重ねスピードに乗ったまま10番三原選手から一人ダミーを入れて13番南藤選手へパス、裏に抜け一度内側に切れ込み、タイミング良く走りこんできた19番山口選手へ内返しパス、そのままインゴールにトライ。10番三原選手のゴールも決まり、33-0。
5分
(近鉄)敵陣22m付近 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後BKに展開しラックの近場などを攻め5フェイズ重ね、最後は18番村下選手がディフェンダーが揃っているラックサイドを2人ぶち破り、そのまま走り抜けてトライ。10番三原選手のゴールも決まり、40-0。
10分
(近鉄)敵陣5m付近 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成するが崩れ、ラックサイドを3フェイズ攻めます、その後ワイドにBK展開、10番→13番→15番と繋ぎ、内側から凄いスピードとコールを上げた24番壇辻選手が走りこみ、そのまま走り抜けトライ。10番三原選手のゴールも決まり、47-0。
13分
(近鉄)敵陣22m 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後モールを形成し押し込みます、相手のオフサイドで一度下げられますが、アドバンテージをもらったままボールを確保、ラックから21番北村選手が裏にキックで上げたボールを24番壇辻選手がいい反応をし、ダイレクトキャッチでそのままダイビングトライ。ゴールは決まらず、52-0。
21分
(近鉄)敵陣22m付近 相手ボールスクラムを猛プッシュ、ボールはこぼれターンオーバー、すぐにワイドにBKへ展開しラック、その後テンポ良く球出しし、22番東郷選手→24番壇辻選手と繋ぎ、勢い良く走りこんできた25番坂本選手へ内返しパスし、そのまま走り抜けトライ。12番矢次選手のゴールも決まり、59-0。
29分
(近鉄)ハーフライン ラックから、21番北村選手がうまくショートサイドを抜け12番矢次選手にパス、その後13番南藤選手に繋ぎリターンパスを矢次選手が受けてそのまま走り抜けトライ。12番矢次選手のゴールも決まり、66-0。
34分
(近鉄)敵陣22m付近 近鉄ボールスクラム、BKに展開し23番吉川選手が鋭く強く縦を突きラック、その後いいデコイランで走ってきたライナーズFW選手に気をとられた相手ディフェンダーを21番北村選手が見逃さず、好判断で18番村下選手へ内返しパス、そのままゴール下へトライ。12番矢次選手のゴールも決まり、73-0。
36分
(近鉄)自陣10m付近 相手ボールラインアウト、ボールをスティールし果敢にアタック、一度FWのアタックを入れ、BKに展開、テンポ良く外にボールを繋ぎ25番坂本選手が個人のランニングスキルで相手を撹乱し、13番南藤選手へパス、最後はキレキレの動きでインゴールへ。22番東郷選手のゴールも決まり、80-0。
40分
(ニューカッスル大)近鉄が自陣深くまで攻め込まれ、ボールがタッチラインを割ります。21番北村選手がクイックで入れたボールを相手13番が反応良くキャッチしそのままトライ。ゴールは決まらず、80-5。
~ 試合終了 ~
存在感を魅せた壇辻選手
ハンドオフをする辻選手
突破力を発揮した村下選手
簡単に倒れない吉川選手
果敢にアタックする東郷選手
一瞬の加速で敵を抜く 坂本選手
トライ・ゴールキックと活躍の矢次選手
試合後は花道で健闘を称え合います
大勝。
自分に矢印を向け、目の前のチャンスをものにする者
随所に試合に出る悦びを体現し、思い切ったプレーを魅せる選手の姿がありました。
しかし、ハンドリングエラー「14」(ノックオン、パスミスなど)
まだまだ出来たはず。
トップリーグ前節トヨタ自動車戦と同様の課題
チーム目標の為、必ず改善しなければなりません。
いざ、10/3神戸製鋼戦(練習試合)
(写真:加守 理祐)