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2014年9月 8日 (月)

【マッチサマリー】トップリーグ1stステージ第3節 リコー戦

9月6日(土)16時40分キックオフ

近鉄ライナーズ 対 リコーブラックラムズ戦が

大阪府・キンチョウスタジアムで行われました。

 

前節、ライナーズがノートライに抑えられた神戸製鋼を2点差(第1節:神戸製鋼19-17リコー)まで追い詰めたリコー。

春のオープン戦(定期戦)、後半残り5分に2トライを奪われ逆転で(近鉄26-33リコー)、苦杯をなめさせられています。

リコーはリーグ戦現在2連敗中、この試合、決死の覚悟で臨んでくることに間違いありません。

 

リーグ戦の序盤、まさに越えなければならい「壁」です。

 

激しい戦いが予想されます。

 

リコーのキックオフで試合が開始されました。

【前 半】

 

3分 

(リコー)敵陣22m リコーボールのラインアウト、キャッチ後BKに展開、10番ボーク選手から、勢いよく走ってきた14番星野選手に内返しパス、その後できたラックで近鉄10番重光選手がノートロールアウェーの反則。

15番ピータース選手のペナルティゴールが決まり、0-3。

 

13分

(近鉄)ハーフライン 近鉄ボールのスクラム、リコーがコラプシングの反則。

11番テイラー選手がペナルティゴールを狙いますが、ゴールは決まらず、0-3。

 

15分

(近鉄)自陣10m付近ラックからリコー6番ブロードハースト選手がサイド攻撃、そのアタックにタウファ選手が激しくジャッカル、ノットリリーザボールの反則を誘います。

ハーフラインから11番テイラー選手がペナルティゴールを狙います。

ゴールは決まり、3-3。

 

19分

(リコー)敵陣5m付近 リコーボールのラインアウト、モールを形成し崩れてBKへ、10番→12番とパスし、13番の裏を通すようなパスで11番小松選手へ、近鉄ディフェンスのギャップを突き裏に抜け、ステップで1人かわしトライ。ゴールも決まり、3-10。

 

24分

(近鉄)敵陣でFW・BKが一体となってテンポよく攻撃、22m付近でリコーがオフサイドの反則。10番重光選手のペナルティゴールが決まり、6-10。

 

27分

(リコー)ハーフライン リコーアタックのラックで近鉄8番佐藤選手がノットロールアウェーの反則。リコー15番ピータース選手のペナルティゴールが決まり、6-13。

 

30分

(近鉄)自陣22mラックから、5番松岡選手が力強く前進、ラック後12番イエロメ選手がピックアップし更に前進、ラック後9番→7番→4番→3番と小刻みにパスを繋ぎ、3番才田選手が相手ディフェンダーをひょいとジャンプで一人抜き大きくゲイン、その後リコーがハイタックルの反則。10番重光選手がペナルティゴールを決め、9-13。

 

32分

(近鉄)敵陣22m付近 近鉄ボールのスクラム、オープンサイドへ展開、9番金選手からブラインドサイドから入ってきた14番田中選手へ、縦に入ってきた12番イエロメ選手の後ろを通すようなパスで10重光選手へ、深くからいいタイミングで入ってきた13番フェアバンクス選手へパス、スピードに乗ったまま相手ディフェンダーを外で抜きトライ。

10番重光選手のゴールも決まり、16-13。

 

~ 前半終了 ~

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「近鉄ライナーズ/リコーブラックラムズ合同企画 抽選会」抽選券配付の様子

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エスコートキッズの様子

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ライナーズの応援の様子

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ロングペナルティキックを決める テイラー選手

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再三 相手ディフェンスを突破した松岡選手

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猛烈なキックチェイスと思い切ったアタックの田中選手

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ギャップを突く 重光選手

 

【後 半】

 7分

(リコー)敵陣22m リコーボールのラインアウト、後ろにそれたボールを近鉄が獲得。自陣22m付近から9番金選手がハイパントキック、そのボールを11番小松選手がジャンプキャッチし前進、その後右、左に大きく攻撃し、11番小松選手が5m付近まで前進しラック、その後2番滝澤選手がサイドを突きゴール直前でラック、テンポよくショートサイドへ9番→12番→15番とパスを繋ぎトライ。ゴールも決まり、16-20。

 

13分

(近鉄)敵陣5m 近鉄ボールのラインアウト、キャッチ後モールを形成し、最後は手薄になったモールサイドを7番タウファ選手が見逃さずアタックし、トライ。

10番重光選手のゴールも決まり、23-20。

 

20分

(近鉄)敵陣10m付近 近鉄ボールのラインアウト、キャッチ後BKに展開、その後オフロードパスを織り交ぜ、FW・BKが一体となって力強く5フェイズ重ね、9番森選手がパスアウト、受けた13番フェアバンクス選手が一人飛ばしのパス、受けた15番髙選手が流れ気味に走り、相手ディフェンダーを2人引きつけ、クロスに入ってきた6番ラトゥイラ選手にパス、そのままディフェンダーを1人引きずってトライ。

その後のゴールは入らず、28-20。

 

35分

(リコー)敵陣5m リコーボールのスクラム、近鉄がスクラムで反則。

15番ピータース選手がペナルティゴールを決め、28-23。

 

試合終了を知らせるホーンが鳴ったあと、リコー6番ブロードハースト選手がインゴールに飛び込んだように見えましたが、ビデオ判定の結果、ダブルモーションの反則と判定。

 

~ 試合終了 ~

 

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接点で強さを魅せた 髙選手

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ボールを持つのは3節目で初スタメンの佐藤選手

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瞬発力ある走りを魅せた 才田選手

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ディフェンスする森選手(左) 松岡選手(右)

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攻守に大活躍した フェアバンクス選手のトライシーン

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マン・オブ・ザ・マッチのタウファ選手

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グリーティングタイムの様子

 

薄氷の勝利

     大きな勝利。

 

前節、敵から教わった「勝ちへの執念」

 

圧倒的な風下、降りしきる雨、厳しいコンディションの中、ライナーズのグラウンドに立つメンバーは折れず耐え凌ぎました。

  

マイボールラインアウト、前節は獲得率 5/16(31%)

この試合は9/10(90%)

大きな改善点です。

 

次節。

遠い茨城の地、昨年度準優勝のサントリーを、先週末3点差まで追い詰めたキヤノンイーグルス。

 

また越えなければならない「壁」

キヤノン戦に向けての準備…戦いはすでに始まっています。

 

前田隆介監督

「強い風と雨の中、たくさんのファン方に来ていただき感謝したいです。

 紙一重の試合でした。

 最後まで諦めずファイトしてきたリコーさん、そのリコーさんに負けずに粘りきれたことは大きな自信に繋がります。

 後半、強い風下、雨という苦しい状況の中、守りきった選手に敬意を表したいと思います。

 次節のキヤノン戦もいい準備をして臨みます。」

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豊田大樹キャプテン

「天気が悪い中、最後まで声援を送っていただいた近鉄・リコー両ファンに感謝致したいです。

苦しみながらも、前半リードして折り返せた事、後半最後まで守りきれた事はチームの成長だと思います。

また、後半の終了間際、「勝ちたい」気持ちが切れなかった事は、春からのハードワークの成果です。」

 

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(写真:加守 理祐)