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2014年1月14日 (火)

トップリーグ2ndステージ第6節 クボタ戦レポート

トップリーグ2ndステージ第6節

昨年12月7日の第2節ぶりのホーム近鉄花園ラグビー場。

 

対戦相手は、1stステージで苦杯を喫した、クボタスピアーズ。

「リベンジ」に燃える近鉄、4トライ以上の勝利でワイルドカードトーナメント進出が決まる一戦。

 

スタンドは、双方チームの大勢のサポーターで熱気に包まれています。

「WE ARE LINERS!」のコールが花園に響き渡ります。

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近鉄は13番で先発出場予定だったフェアバンクスの試合前練習の負傷により、14番森田を13番に、リザーブのギアを14番にと、急遽布陣を変更して試合に臨みます。

 

10番重光のキックオフで試合が開始されます。

 

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10分頃から徐々にクボタペースになり、エリアの取り合いで優位に立たれ、自陣に釘付けにされる苦しい時間帯が続きます。

そんな中近鉄は、チーム全員の激しいディフェンスで対抗します。

 

しかし、15分自陣ゴール前 クボタ9番井上がハイタックルのアドバンテージを利用して、ゴール前にショートパント、そこにクボタ15番ノートンナイト選手が反応、9番金選手も反応し競り合うが、上背で勝るノートンナイト選手がキャッチしそのままインゴールにトライ。

その後のゴールは決まらず、0-5先制されます。

 

その後もすぐに自陣深くまで攻め込まれます。

3分後の18分、1本目のトライと同じような形でクボタはゴール前でディフェンスラインの裏にグラバーキック、11番李とクボタ14番伊藤がインゴールまで追いかけあい、最後は楕円球の気まぐれな動きが伊藤の方に転がり、それを押さえトライ。またもゴールは決まらず、0-10。

 

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18分で10点差をつけられます。

苦しい立ち上がりです。

 

その後、近鉄は反撃に出ます。

 

テンポ良くフェイズを重ね敵陣深くまで攻め込み、ゴール前で完全にオーバーラップした12番田中から2人飛ばしパスの大外の完全にフリーになった14番ギアへパス、パスが通りトライと思われたが、スローフォワード。 しかしその後の相手ボールスクラムを近鉄フォワードが猛プッシュ、苦し紛れにサイドを突いたクボタ8番タキタキに9番金がタックルしターンオーバー、そのボールをショートサイドを駆け上がってきた14番ギア選手へパス、1人・2人と抜いてインゴールへトライ…と思われたが、ノックオン。

2回の大チャンスを得点に結びつけることができません。

 

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逆に、25分14番ギアがシンビンで、10分間の一時退場を命じられます。

 

近鉄は1人少ない不利な状況の中、敵陣で試合を進め、ギアが戻るまでなんとか無失点で凌ぎます。

 

ギアが戻ってからの41分 ハーフライン マイボールスクラム、バックスに展開し、一度13番森田の強い縦を入れ、ラック後すぐに順目に展開、10番重光が一度パスダミーを入れ大外に待っていた15番髙にパス、そのままライン際を抜け出し、もう一つ外に11番李を余らして独走状態になるが、ゴール前でつかまりトライにならず。しかしその後のラックでもらったペナルティキックを髙が慎重に決め、3-10。

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前半が終了します。

 

 

 後半は、10番重光に代わって坂本、4番ホッキングスに代わってサモが入りゲームの流れを変えます。

 

 10分 敵陣5mマイボールラインアウト キャッチ後じりじりとモールで前進、その後近場をフォワードでこだわり、最後はディフェンスが薄くなったラックサイドを1番豊田が突き、1人ハンドオフで払いのけ、2人目を引きずりながら、トライ。その後のゴールも決まり、10-10。

同点に追いつきます。

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 近鉄が勢いづきます。

 

 24分 近鉄がアグレッシブに敵陣深くまで攻め込みますが、ターンオーバーされクボタの選手がキックで大きくエリアを挽回します。しかし、自陣22m付近でそのボールを拾い上げた近鉄の超特急11番李が躊躇なく、自慢の快足でカウンターアタック、ハーフラインまで戻し、その後フォワード・バックスが一体となって小刻みにパスを繋ぎ敵陣22mまで進み、最後はNO8サモが相手マーク3人を物ともせず外で抜き、左隅にトライ。この日一番の大歓声が沸きます。

その後の難しい角度のゴールを15番髙が決め、17-10。

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このまま一気に突き放したかったのですが、

28分 クボタにペナルティゴールを決められ、17-13。

 

ホーム花園で、勝利を掴みたい近鉄。

自陣からでも積極果敢に攻めます。

 

しかし、34分 自陣10m付近でボールをファンブル、すぐにクボタ選手が誰もいないインゴール方向へキック、反応して追いかけたクボタ13番オツコロ選手がキャッチし中央に回り込み、トライ。

その後のゴールも決まり、17-20。

 

近鉄は逆転の望みを捨てず、サポーターの「熱い」声援を受け、最後まで諦めず攻めますが、スコアは獲れず、ノーサイド。

 

あまりにも悔しい敗戦。

ただ、最終節は次週末にやってきます。

チーム一丸「アグレッシブ リバイブ」を体現し、

近鉄ライナーズの道を切り拓くしかないです。

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引き続き、花園で「熱い」ご声援宜しくお願い致します!

 

(本文敬称略)

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【マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた 豊田 大樹選手】

 

 負けた試合の中、評価していただき、選んでいただいた事はうれしく思います。

最終節は勝利して、ワイルドカードトーナメント進出を決めたいです。

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【前田監督からサポーターの皆様へ】

 

 たくさんのサポーターの皆様の前で試合をできた事、感謝申し上げます。

 今年初めてのホーム花園での試合、なんとか勝利を掴みたかったのですが、ミスがあったり、シンビン(一時退場)などでリズムが掴めず、終始クボタさんペースでした。

 気持ちを切替え、最終節のホーム花園での試合に臨みたいと思います。

 最後の最後まで「アグレッシブ リバイブ」を体現しますので、どうか今週末もホーム花園で沢山のご声援、宜しくお願い致します。

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(写真:石坪 隼)