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2013年12月29日 (日)

【強化試合】12/27豊田自動織機戦レポート

 強化試合が、相手チームのホームグラウンド・刈谷グラウンドで行われました。

昨年度も年末に遠征強化試合を実施、しかし内容は…

(昨年度12月29日 トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦 14-50 ●)

 

寒風が荒む刈谷グラウンド。

しかし、近鉄メンバーはウォーミングアップから熱気を発していました。

年明けのトップリーグ再開に向けての、最大の自己アピールの場。

2ndステージ第2節で苦汁を嘗めさせられた相手。

「アグレッシブ リバイブの体現」 

     「リベンジ」 

        「近鉄の誇り」

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そのウォーミングアップを象徴するかのように、近鉄は試合開始早々から躍動します。

 

1番鄭・6番ラトゥイラ・8番村下の力強い突進、バックスの思い切った展開、近鉄が相手陣で優位に試合を進めます。

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8分 敵陣5mマイボールスクラム 左に展開、フォワード・バックスが一体となって思い切りの良い縦攻撃・小刻みパスを入れながら13フェイズを重ね、最後はラックから9番福地が素早くパスアウト、それを受けた10番劉が相手ディフェンダーを2人引き付け14番島にラストパス、そのまま走り抜けトライ。その後のゴールも決まり、7-0。

これ以上ないスタートをきります。

 

しかし、豊田織機がすぐに反撃します。

5番フィフィタ・6番ラウリーの大型外国人選手を軸に連続攻撃、10分、12分に立て続けに2トライを獲られます。それぞれゴールも決まり、14-7。

すぐに逆転を許します。

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 15分 敵陣5m付近 相手ボールラインアウト、相手がキャッチミスしたボールを1番鄭が反応よくとりバックスにパス、ディフェンスラインが整っていない相手のギャップを12番東郷が突き、ディフェンダーをハンドオフで一人払い除け、そのまま裏に抜けトライ。ゴールは決まらず、12-14。

その後、敵陣深くまで攻め込みますが、トライを獲れず。

逆に自らのミスでターンオーバーされ、またも大型外国人選手の力強い走りでトライを許します。12-19。

 

早く追いつきたい近鉄、8番村下・5番ホッキングスのアグレッシブな突進、14番島のスピードを生かしたアグレッシブな走りでチャンスを作り続けます。

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38分 敵陣5m付近 相手ボールスクラム 近鉄はスクラムで一気にプレッシャーをかけターンオーバー、すぐにバックスへ展開、テンポ良くゲインし、最後は流れるようなアタックの中で12番東郷がオフロードパス、そこに反応良く15番壇辻が走り込みトライ。

その後のゴールも決まり、19-19。前半終了間際に追いつきます。

 

ハーフタイム。

近鉄円陣。近鉄メンバーからこの試合に懸ける「熱い」…「魂」の声が飛び交います。

 

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そんな空気がチームに漂う中。

8分 敵陣 5m付近マイボールラインアウト キャッチ後モールを形成、強い芯があるモールでそのままゴリゴリ前進、最後は1番鄭がショートサイドを突いてトライ。

そのあとのゴールは決まらず、24-19。

 

 

 

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このまま突き放したい近鉄でしたが、スクラムが安定しません。

17分 自陣5mマイボールスクラム 相手にスクラムを押されプレッシャーを受け、インゴールにこぼれ落ちたボールを豊田織機選手が押さえトライ。

必ず改善が必要な一場面でした。

ゴール決まらず、24-24。同点に追いつかれます。

 

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そんな気の緩みを、前半から先頭に立って、「アグレッシブ リバイブ」を体現し続ける男が締めます。29分 敵陣5m付近マイボールラインアウト キャッチ後モールを形成、即座にディフェンスの薄い箇所を見逃さず、8番村下が力強くサイドを突いてトライ。

ゴールは決まらず、29-24。

 

このスコアのままノーサイド。

 

昨年度 年末にはなかった「アグレッシブさ」..「魂」が、そこにありました。

 トップリーグ前節リコー戦・今回の豊田自動織機戦で接戦をものにした近鉄。

 まさにチームの強い「勝ちへの執念」の表れである。

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それでは皆様、良いお年をお迎えください。

新年、試合会場でお会いしましょう!