(強化試合)9/21 NTTドコモ戦レポート
9月下旬ですが、30℃を越える真夏日。
ドコモ大阪南港グラウンドで試合は行われました。
今回の強化試合、
ライナーズは1ヵ月半ぶりに、ロック山口選手・ウイング李選手が試合メンバーに名を連ねました。
対するNTTドコモレッドハリケーンズは元オールブラックス(NZ代表)のミルズ・ムリアイナ選手がスターティングメンバーに入ります。
ドコモのキックオフで試合が開始されます。
ライナーズは開始早々、ドコモの波状攻撃にあいますが、激しいディフェンスで応戦します。
2分、ライナーズの怒涛の攻撃が始まります。
敵陣10m付近ライナーズボールラインアウトから、左右に大きく展開し、
1フェイズ、2フェイズ、3フェイズ.....10フェイズでできたラックサイドを、閃光の如く走り込んできた8番村下選手がラインブレイク、相手一人をハンドオフで弾き飛ばしそのままトライ。
ゴールは決まらず、5-0。
その後もライナーズはFWの力強い突進で敵陣深くまで攻め込みますが、なかなかゴールラインを割れません。
逆に13分、ドコモBKにキックカウンターから、ギャップを突かれ大きくゲインされます。そのまま一人、二人とパスを繋がれトライを許します。
ゴールは決まり5-7。
すぐにライナーズは反撃します。
キックオフ後、ドコモ選手に4番河嶋選手・7番大隈選手が激しくタックルしペナルティを誘います。ペナルティキックから得たラインアウトからモールを形成し、最後は右サイドを1番鄭選手が力強く突き、トライ。
ゴールも決まり。12-7。 再逆転します。
勢いに乗りたいライナーズでしたが、26分に自陣5mドコモボールラインアウトからモールを形成され、その後右サイドを突かれトライ。
ゴールも決まり、12-14。
その後29分、連続パスミスをミルズ・ムリアイナ選手に拾われ、パスを繋がれ、最後はドコモSHに素早くサイドを突かれトライ。
ゴールも決まり、12-21。
このままスコアは動かず、前半は終了します。
ライナーズ12番東郷選手のキックオフで試合が再開されます。
1分、いきなりライナーズが魅せます。
15番松井選手の力強いカウンターアタック、11番李選手の爆発的なラン、FW・BKが一体となった鮮やかなボール繋ぎ、最後は14番島選手がミルズ・ムリアイナ選手(元オールブラックス)をチェンジ オブ ペースで外で抜き去り、トライ。
この日、試合会場が一番大きく沸いたシーンでした。
12番東郷選手のゴールも決まり、19-21。
その後、ドコモの執拗なアタックにも、7番大隈選手筆頭に激しく・我慢の全員ディフェンスで凌ぎます。
まさに...「鉄壁」
ただアタックでは再三のチャンスも、ライナーズ自らのミスで潰します。
このままお互いが無得点のまま残り「3分」
敵陣22付近でライナーズボールスクラム。
逆転勝利への最後の攻撃です。
ライナーズは気迫のプレーで、ドコモゴール寸前まで攻め込みます。
「逆転か!」と思われた瞬間、ドコモ選手の強烈なタックルを受け、ノックオン。
ドコモがキックでタッチに逃れ、そのままノーサイド。
トップリーグ第3節でようやく再燃し始めた、「REVIVE」の炎。
この日ライナーズは更に「炎」に勢いをつける為、随所で魂のこもった「AGGRESSIVE」なプレーを体現しました。
いざ、トップリーグ第4節。