6月1日(土)リコーブラックラムズ戦レポート
春のオープン戦 第2戦がリコーのホーム・リコー総合グラウンドで行われました。
公式戦ではないですが、毎年、両チームがプライドを懸けた伝統の定期戦で、今年で38回目となります。
天候は曇りで、この時期には涼しく、とても過ごしやすい気候となりました。
先週末、春のオープン戦初戦を落としたライナーズ、このゲームで進化を見せたいところです。
前半、10番重光のキックオフで試合が始まります。
風上のライナーズは開始からアグレッシブに敵陣深く攻め込みます。しかし前半早々の絶好のトライチャンスを自らのミスで潰してしまいます。
その後、自陣ゴール前でリコーの執拗なモール攻撃とスクラムのプレッシャーにあいますが、FWが体を張り続け、なんとか耐え凌ぎます。
ようやく敵陣深くに入り込んだライナーズは、FW・BKが一体となって激しく責め続けます。正にチームスローガンの「AGGRESSIVE REVIVE」を体現します。
31分、敵陣5mマイボールスクラムからBKに展開、10番重光選手から少し長めのパスを受けた13番森田選手が大きく内側に切れ込み、一人かわし、二人目、三人目を弾き飛ばし最後は力強く左中間にトライ。
10番重光のゴールも決まり、7-0。
この点数のまま前半は終了します。
後半は風下です。キックでの陣取りでは苦戦が予想されます。
10分、ライナーズがキック(ゴロパス)ミスしたボールをリコーが拾い上げ、そのあと7次までテンポよくフェーズを重ねられ、ラック後BKに左に展開、10番から12番へ大きくパス、外に2人余らせた状態でそのまま12番がトライ。
ゴールも決まり、7―7、同点に追いつかれます。
15分には激しいリコーのカウンターラックをうけ、ボールをファンブル、一気にボールを繋がれ最後は11番が左隅にトライ。
ゴールは失敗し、7-12。
反撃に転じたいライナーズですが….
39分、敵陣に攻め込みながらミスをターンオーバーされ、大きく自陣に蹴り込まれ、処理をミスし、ゴールまで繋がれトライ。
ゴールも決まり、7-19.
ノーサイド。
この試合のライナーズは敵陣深く攻め込んでもトライを獲りきれず、決定力不足が顕となりました。又、スクラムの新コールには早く適応していかなければなりません。
敗戦の中にも、フランカーのタウファ選手と大隈選手の攻守にわたるアグレッシブさは、際立っていました。
皆様の熱いご声援ありがとうございました。
チーム一同、この試合で出た課題に取組み、改善していき、更にレベルアップしていきます。
次戦はホーム花園での試合です、引き続き熱いご声援宜しくお願い致します!
写真/石坪 隼