トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦レポート
春のオープン戦 第1戦が名古屋市瑞穂公園ラグビー場(第41回愛知県ラグビー祭)が行われました。
5月12日に亡くなった弊部所属の中井 太喜選手(享年24歳)の死を悼み、試合会場では、試合前に両チーム、観客の皆様、関係者の皆様全員で黙祷を捧げました。又、両チームの左腕に喪章を着用し、同じ舞台で戦ってきた仲間として、その早過ぎる死を悼む気持ちを表しました。
ここに謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
ライナーズは今シーズン新加入の南藤選手をリザーブメンバーに入れ試合に臨みます。
又、スクラムはノーコンテストの特別ルールです。
夏のような日差しの中、前半 重光選手のキックオフで試合が始まります。
キックオフ開始から、トヨタに自陣深く攻め込まれます。
5分に近鉄陣5mスクラムからトヨタ8番→9番→12番と展開、ラック後素早くパスアウトされ、勢い良く走り込んできた6番槇原選手が抜け、中央にトライ。
ゴールも決まり、0-7。
ボールを大きく動かし反撃を試みるライナーズ。
李選手のスピードあるランニング、重光選手の巧みなステップとハンドオフなどで大きくゲインしますが、トヨタの執拗なブレイクダウンと厚いカバーディフェンスでトライまで結びつけれません。
逆に25分、近鉄陣10mスクラムからトヨタにテンポ良く展開され続け、ルーキー14番彦坂(匡)選手にギャップをつかれ、大きくゲインされ、最後は11番小澤選手に繋ぎ、トライ。ゴールも決まり、0-14。
28分には、トヨタのルーキー2番彦坂(圭)選手にトライを許し、ゴールも決まり、0-21。
なんとか前半トライを獲りたいライナーズ。
33分、トヨタ陣5m付近のラインアウトからモールを形成し、左、右に展開。
最後はパスミスかと思われたボールを、島選手がスピードに乗ったままうまく拾い上げ、走り抜け、右中間にトライ。重光選手のゴールも決まり、7-21.
しかし、前半42分(ロスタイム)、攻守の入れ替わりが激しかった約3分間、最後はトヨタルーキーの14番彦坂(匡)選手が走り抜けトライ、7-26。
トヨタが19点リードで前半を終了します。
後半ライナーズは、チームでは激しさナンバー1のタウファ選手、ルーキーの南藤選手などを投入し、流れを変えたいところです。
しかし24分、ライナーズは自陣10mスクラムからバックスに展開するがそこでパスミス、そのボールをトヨタバックスが拾い上げ、近鉄陣5mまでつなぎラック、その後テンポ良く展開され、最後はトヨタ18番谷口選手がトライ。7-31。
なんとか一矢報いたいライナーズ。
後半終了間際 40分、自陣22m付近から松井選手が個人技で力強く、大きくゲイン、
最後はライナーズが誇るスピードスター李選手に繋ぎ、そのまま約70mを独走し、左中間にトライ。松井選手のゴールも決まり。14-31.
ノーサイド。
今シーズン初の試合であり、試合勘がなかった事は否めません。
ただディフェンス時のコミュニケーション不足、アタック時の二人目の寄りの遅さなどは、次戦までに必ず修正したいところです。
改めまして、会場まで足を運んでいただき、ご声援を送っていただいたサポーターの皆様ありがとうございました!
今後共、熱いご声援宜しくお願い致します!!