クボタスピアーズ戦レポート
8月1日(水)夏合宿最後の試合は、クボタスピアーズと北見市東陵公園グラウンドで北見市ラグビーフェスティバルのメインゲームとして開催されました。
曇り空の中、ライナーズ10大西選手のキックオフで試合が開始されました。
立ち上がりは、敵陣にいる時間帯が多いもののクボタの鋭いタックルにハンドリングミス等が重なりリズムを作ることができません。逆にゲームの流れがクボタに動き出すと、ライナーズのデフェンスが受けはじめます。
前半21分にクボタボールのラインアウトからサインプレーで11に大きくラインブレイクを許し、ゴール前までボールを運ばれてそのままフェイズを重ねられゴールラインを割られ、トライを奪われます。ゴール失敗。0-5
その後もライナーズは積極的にアタックを仕掛けますが、スクラムのコントロールミスや反則により、得点することができず、5点ビハインドのまま前半を終了となります。
後半は、大きくメンバーを入れ替えたライナーズだが、開始1分にクボタボールのラインアウトから左オープンに展開され、クボタ13がタックルを振り切りそのままトライ。簡単にトライを奪われてしまいます。ゴールも成功。0-12
ライナーズの反撃は後半21分。敵陣でのペナルティーキックからゴール前のラックを連取。最後は右オープンで27ギアが大きな飛ばしパスを使いデフェンダーを振り切り、28松井が受けてそのままインゴールに飛び込みトライ。大西のゴールは決まらず。5-12
しかし、その後再びクボタの猛攻が始まり、ゴール前に釘付けになる時間帯が続きます。20伊藤のタックルや17吉田のジャッカルでゴールラインを守りますが、後半31分にクボタボールのラインアウトからモールを押し込まれトライを奪われます。ゴール成功。5-19
再び点差を広げられます。
ラスト10分は、26吉川、25田中(優)、22ラトゥイラ等が再三ゲインラインを突破するもなかなか決定的なチャンスを作れません。
後半40分にライナーズは、ラストワンプレーで上手く左右にフェイズが重なり、最後はラックから出たボールを23金-22ラトゥイラとつなぎ、中央にトライ。28松井のゴール成功。12-19
このまま終了のホイッスルが鳴り、ノーサイド。
合宿最終戦を白星で飾ることが出来ませんでした。
ミスが多く上手く攻撃のリズムを作ることが出来なかったことが課題となるゲームになりました。
この試合で夏合宿のプログラムが終了です。
初戦のサントリー戦では、勝利しましたが、NTTコミュニケーションズとは1勝1敗、最終戦のクボタ戦で敗れたので2勝2敗で合宿の試合を終わることとなりました。
良い面もたくさんありましたが、この合宿ででた課題を大阪での2試合の強化試合で修正し、万全のコンディションで開幕を迎えます。
なお、この合宿のチームMVPは、2年目で今季はプロップのポジションにもチャレンジしている豊田選手。サントリー戦でのファーストトライ、フィールドではデフェンス・アタック共に持ち味を発揮したことが評価されました。
この合宿中、チームをサポートしていただいた北見市やノーザンアークリゾートホテルの皆さま、ありがとうございます。
次戦は大阪に帰って8月11日(土)に花園で大阪府警との強化試合です。
皆さまの応援よろしくお願いします。