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2014年8月25日 (月)

【マッチサマリー】トップリーグ1stステージ第1節 NTTドコモレッドハリケーンズ戦

8月22日(金)19時30分キックオフ

近鉄ライナーズ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ戦が

大阪・キンチョウスタジアムで行われました。

 

昨シーズン2ndステージ第1節は、21-20で近鉄の1点差勝利。

意地とプライドがかかり、上位進出する為には絶対に負けられない大阪ダービー開幕戦。

 

夕方になると暑さは和らぎましたが、まだまだ湿度が高く過酷なコンディションです。

熱戦になる事が予想されます。

 

近鉄ライナーズ初の金曜日ナイターです。

会社帰り姿のファンの方も散見され、たくさんの皆様にお越しいただきました。

フルバック髙選手のキックオフで試合が開始されました。

【前 半】

 

24分 

(近鉄)自陣10m近鉄ボールラインアウト キャッチ後BKに展開、1フェイズ後10番重光選手がハイパントキック。両チームが競り合い転がったボールを14番田中選手がセービングで確保。その後大きくBKに展開し、大外で待っていた新加入でトップリーグ初デビューの11番テイラー選手が快速を飛ばしビッグゲイン。その後、テンポ良く4フェイズ重ねて1番豊田キャプテンが切れ味鋭く走りこみ敵陣5m付近でラック、間髪入れず重光選手が拾いそのままトライ。重光選手が自らゴールを決め、7-0。

 

32分

(近鉄)敵陣22mと10m中間地点 近鉄ボールラインアウト ボールファンブルするが9番金選手がセービングしながら上手くパス、受けたテイラー選手がしなやかな走りで敵陣22m内に攻め込みます。その後ラック周辺を5フェイズ重ね、7番タウファ選手が軸となりモールを形成、強力なバインドが効いたモールでじりじりと前進し、最後は豊田キャプテンが押さえトライ。重光選手のゴールも決まり、14-0。

~前半終了~

 

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選手入場前の様子

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たくさんの近鉄サポーター

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アグレッシブな田中選手

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スーパーラグビー・トライ王の走りを魅せたテイラー選手

 

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走っても良し豊田選手

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攻守に活躍したウィンターステイン選手

 

 

【後 半】

 1分

(NTTドコモ)キックオフのボールを近鉄がキャッチ、その後密集で13番パエア選手が強引にボールもぎ取り、BKに展開しその後できたラックで近鉄がペナルティを犯します。10番茂木選手のペナルティゴールが決まり、14-3。

 

 8分

(近鉄)敵陣5m付近 近鉄ボールラインアウト、獲得後モールを形成、その後モールが崩れ、ラック周辺を4フェイズ重ね、最後は8番ラトゥイラ選手が力強くインゴールへ。重光選手のゴールも決まり、21-3。

 

31分

(NTTドコモ)敵陣5m付近 NTTドコモボールラインアウト、キャッチ後モールを形成、その後2フェイズを重ね、22番サディー選手が勢いよく走り込みタックルされながら、12番中矢選手へオフロードパス、そのままインゴールへ飛び込むが、TMO判定(微妙なトライのビデオ判定)。結果トライが認められ、ゴールも決まり、21-10。

 

39分

(NTTドコモ)4トライ以上のボーナス点1を狙いにアグレッシブに攻める近鉄だが、ドコモ陣22m付近で近鉄22番坂本選手がタックルされボールを落球、そのボールがNTTドコモ14番渡辺選手の胸にすっぽり入り、そのまま約80mを走りきりトライ。ゴールも決まり、21-17。

~ 試合終了 ~

 

どのチームもプレッシャーや固さで、本来の力を発揮するのが難しい開幕戦。

3シーズぶりのトップリーグ初戦勝利。

「勝って反省」

次節までに修正できる部分を改善し、1点差でも勝ち続け、公式戦は進化し続けねばなりません

 

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成長株の山口選手

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激しいアタックのラトゥイラ選手

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安定感抜群の髙選手

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トップリーグ初デビュー辻選手

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ボールを持つのは久々のスタメン太田選手

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マン・オブ・ザ・マッチの重光選手 

 

【前田隆介監督】

「開幕ゲームへの沢山の応援に感謝したいです。
ライナーズらしい点の獲れるラグビーをしなければならなかったが、前半からミス・アンラッキーもあり、決定的チャンスもスローフォワードだったり、突き放すことができなかった。前半で4トライを獲れる展開だったと思う。後半、最後の最後でラインアウトのミスから相手にチャンスを与えてしまった。しかし4トライを目指したことは、いいチャレンジだったと思う。最後にミスして切り返えされてこの点差になったが勝てたことは嬉しく思います。勝って次に向かってしっかり締め直して神戸製鋼戦に臨みたいです。」

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【豊田大樹キャプテン】

「金曜日の公式戦、近鉄、ドコモ両チームのファンがたくさん集まり、開幕を迎えられて嬉しく思います。前半はミスもあったが相手にトライを与えず、相手の攻撃を摘めたと思う。後半テンポアップして突き放したかったが、逆に4トライを獲れずに相手に7点差の1ポイント(ボーナス点)を与えてしまったことは、反省しなければならないと思う。これからも、もっと1ポイント、1ポイントを大事に考えて戦いたいと思う。80分間、選手達は我慢して戦ったと思います。」

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(写真:加守 理祐)