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2021年2月16日 (火)

【マッチサマリー】2021/2/14 トップチャレンジリーグ2021第1節 清水建設ブルーシャークス戦

1度の延期を経て、ついにトップチャレンジリーグが開幕しました。

ライナーズの初戦は2021214日(日)。清水建設ブルーシャークスと、無観客のホーム・花園にて戦いました。

清水建設には大隈隆明監督、髙忠伸選手、ラトゥイラ・レプハ選手など、元ライナーズだった選手が在籍しているチーム。久々の再開を喜び、対戦に挑みました。

 

清水建設のキックで試合開始。ライナーズは開始早々相手陣でプレーします。

グラウンドをワイドに使ってボールを回すライナーズは、前半312ステイリンが22m付近で相手ディフェンスを抜けると13パスカルへ渡り、先制トライ。切れ味の鋭いランでスタートを切ります。

9分にはリンケージを意識したパスで8野中が、14分にはスクラムから左に回し14ジョシュアがトライを決め、今シーズン練習を重ねてきたアタックが機能します。

 

ここまで順調に来ていましたが、ディフェンスにほころびが出始めます。

19分、ディフェンスラインが乱れたところを突破され、清水建設がトライ。19-5となります。

 

それでもボールをもつと強いライナーズ。29分に22m付近、マイボールスクラムからゲニア、クーパー、最後は後ろで待ち構えていた片岡が左端にトライします。

この日公式戦初出場となった片岡は、「緊張はあったが、ロッカールームでクウェイドやパティが声をかけてくれ、リラックスした状態で挑めた」と試合後に話します。

 

しかし、依然として流れは清水建設に。33分、38分と連続でトライを奪われ、24-19と僅差になります。

点差を広げたいライナーズは、ロスタイムでクーパーのキックパスからジョシュアがキャッチし、後ろから走ってきたゲニアへ。中央にトライし31-19で折り返します。

 

気持ちを入れ替えて大量得点を狙いたい後半。

開始早々、この日は久しぶりのFBで入っていた15南藤がトライをあげると、ライナーズは自分たちのリズムをつかみます。

6分に片岡が2本目のトライ、14分にはタックルで相手がこぼしたボールをステイリンが素早く抑えトライ。

さらに30分、ラインアウトからボールを回してゲニアが2本目のトライをあげ51-19に。

 

このまま失点なく終えたいところですが、ペナルティが増えていきます。「気持ちが前に出過ぎた。コントロールできるようにしなければ」と、ゲームキャプテンのストーバークは苦汁をなめます。

清水建設の激しいモールを前にディフェンスを崩されるライナーズ。

34FWでトライを奪われると、37分にも被トライ。51-33と追い上げられます。

 

残り時間わずか。

ライナーズは30分以降に入った元気なメンバーを中心に猛攻を仕掛け、40分に新人選手の22吉本、43分、44分にジョシュアが連続トライ。

最後に自分たちのペースに戻して、結果70-33の勝利となりました。

 

アタックで圧倒し計12トライをあげた反面、ディフェンスでの課題が残りました。

次節まで2週間、修正して栗田工業戦に臨みます。

次節も無観客での開催となりますが、引き続き応援よろしくお願いします。

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