【マッチサマリー】練習試合 ヤマハ発動機ジュビロ戦
9月19日(土)、静岡・ヤマハ大久保グラウンドにてヤマハ発動機ジュビロとの練習試合を行いました。
感染症対策により活動の制限があるなか、ようやくの開催となった練習試合。
強豪・ヤマハ発動機との対戦で、現在のライナーズはどこまで力をつけているのか。春シーズンの総括として挑みました。
ゲームテーマはセットアップスピード。相手よりも早く立ち上がることを念頭に置きます。
SO野口のキックでゲームがスタート。ライナーズは相手のペナルティを利用し、テンポよくパスをつなげて相手陣でプレーします。
相手陣ゴール前に迫るチャンスを2度つくりますが、トライには至りません。
すると17分、ライナーズボールのラインアウトミスからヤマハ発動機がトライ。ゴールも決まって0-7と先制点を許します。
ここからライナーズは立て直します。
チェイスで勝って相手陣に入ると、前へ。26分、ゴール前のマイボールラインアウトをLOワクアが大きな体を活かしキャッチ。モールで押し込み、HO樫本が右端にトライをあげます。
CTBステイリンが難しい角度のゴールを決め、7-7の同点に。
さらに波に乗ったライナーズは、リスタートからディフェンスで粘ると、樫本のナイスタックルでボールを奪取。相手にプレッシャーをかけじわじわと前進します。
相手陣ゴール前に迫った32分、ラインアウトからモールを形成。一気に押し込み、樫本が2度目のトライをあげます。
勢いに乗るライナーズ。スクラムで押し勝つシーンも見られ、雄叫びがグラウンドにこだまします。
丁寧なディフェンスで前半終了間際の相手の前進を防ぐと、12-7のライナーズリードで前半が終了。
後半、開始早々ゲームをコントロールしたのはヤマハ発動機でした。3分、キックカウンターから展開され、ヤマハ発動機WTB中井がトライ。ゴールも決まり、12-14と逆転されます。
ライナーズはメンバーを次々と入れ替え、リフレッシュ。スクラムでペナルティを獲得し、自分たちに有利な状況をつくっていきます。
新加入のSO吉本やWTB片岡が好アタックを見せ前進すると相手ゴール前へ。果敢にアタックを仕掛けますが、トライにが至りません。
そこからは防戦に。耐えるライナーズでしたが、26分、相手ボールラインアウトから右に展開され3本目のトライをあげられます。12-21と離され、自分たちのペースに持ち込めないまま試合が終了しました。
ロースコアで、1トライ2ゴール差の結果。
セットプレーの手応えやディフェンスでの粘り強さなど通用するところはあったものの、アタックでの我慢強さに課題が残る試合となりました。
これからライナーズは約3週間、個人練習期間に入ります。シーズンに向け、気持ちを新たに準備をしていきます。
今後とも、ご声援よろしくお願いします。