6月22日 NTTドコモレッドハリケーンズ戦レポート
共に大阪を本拠地とするチーム。
練習試合ですが、お互いがプライドを懸けた、負けられない試合です。
ライナーズは春のオープン戦残り2試合、ホーム花園の最終戦、選手達にとっては自分のプレーを最大にアピールする絶好のチャンスです。梅雨時期ですが、天気も良くすっきりとした気候です
試合は30分×3本で行われました。
(1本目)
ライナーズ10番重光のキックオフで試合が開始されます。
ドコモは自陣から果敢に攻撃をしかけます。ライナーズは7番タウファ・5番松岡選手筆頭に激しいタックルで応戦、ゲインラインを割らせません。
7分、自陣10mマイボールラインアウトから右に大きく展開し、ラック後逆に左に展開、ラック後9番北村選手が状況を良く見て裏のスペースにキック、それに近鉄が誇る超特急11番李選手が反応、快速を生かしキャッチ、その後ドコモ選手をステップで1人かわし約30mを独走し、先制トライ。
ゴールも決まり、7-0。
10分、自陣22mドコモボールラインアウト、キャッチ後テンポよくフェーズを重ねられ、最後はラックサイドをフォワード選手に突かれ、トライ。
ゴールは決まらず7-5。
15分、敵陣5m付近マイボールスクラムからバックスに展開、12番ジーン選手が内側に鋭くステップで切り込みラインブレイク、好フォローで走り込んできた7番タウファ選手にパスをし、その勢いでドコモ選手3人を引きずって、トライ。
ゴールも決まり、14-5。
その後ライナーズの勢いは止まりません。
12番ジーン選手のキレのあるランでのラインブレイク、フォワード選手の湧き出るフォロー...
そして25分、敵陣5mマイボールラインアウト、キャッチ後モールを形成、ジワリと前進、最後は7番タウファ選手が力強くサイドを突き、トライ。
ゴールも決まり、21-5。このスコアのまま1本目は終了します。
(2本目)
ドコモのキックオフで試合が再開されます。
開始からドコモに攻め込まれますが、12番ジーン選手のお手本になるようなナイスタックル、7番タウファ選手の激しいブレイクダウンなどで、トライを与えません。
5分、敵陣10mマイボールラインアウト、キャッチ後すぐにバックスに展開し、13番ジェフリー選手が内側からきたドコモ選手を強烈なハンドオフで弾き飛ばし、ラインブレイク、大外にフォローしていた11番松井選手にパスし、そのまま走りきり左隅にトライ。鮮やかなトライが生まれます。
ゴールも決まり、26-5。
16分、自陣10m付近ドコモボールラインアウト、ドコモキャッチ後、右に大きく展開、大外をラインブレイクされ、そのあとパスを繋がれ、トライ。
ゴール決まらず、28-10。
25分、敵陣22mマイボールラインアウト、キャッチ後モールを形成、強いバインド・レッグドライブでライナーズフォワードが一塊になり大きく前進、そのままモールで押し込みトライ。ライナーズのフォワードが一体となったトライが生まれます。
ゴールも決まり、35-10。スコアのまま2本目は終了します。
(3本目)
ライナーズ10番髙選手のキックオフで試合が再開されます。
4分、敵陣10m付近、ライナーズは積極的に攻めますが、ドコモの激しいタックルにあいボールをファンブル、そのままターンオーバー、ドコモバックスに大きくゲインされ、その後右・左に展開、最後はディフェンスラインにできたギャップを突かれ、トライ。
ゴールも決まり、35-17。
その後、約15分間ライナーズは敵陣深くで試合を進めますが、ドコモの堅いディフェンスで攻め倦みます。
ようやく22分、敵陣5mマイボールスクラムから、8番村下選手が凄い瞬発力でサイドを走り抜け、右中間にトライ。
ゴールも決まり、42-17。
ホーム花園、このゲーム良いカタチで締め括りたいライナーズ。
しかし29分、自陣5m付近ドコモボールラインアウトから、テンポ良くフェイズを重ねられ、最後はドコモバックス選手の個人技でトライを許します。
ゴールも決まり、42-24。
ここでノーサイド。
今回2回目となる【ファンが選ぶマン・オブ・ザ・マッチ】には、3トライで攻守に大活躍、最高のパフォーマンスを見せたタウファ選手が選ばれました。
【タウファ選手コメント】
「いつも応援ありがとうございます!ファンの皆様に選んでいただいたので、非常に嬉しいです。トップリーグ開幕に向けて更に頑張ります。これからも、熱い応援を宜しくお願い
致します。」