リコーブラックラムズ戦レポート
ウインドウマンスが明けて約1ヶ月ぶりにリーグ戦が再開されました。ホーム花園で対戦する相手は、現在トップリーグ4連勝中、前節は強豪東芝ブレイブルーパスに勝って波に乗るリコーブラックラムズです。
ライナーズ10重光のキックオフで試合が開始されました。
序盤からライナーズはキックを上手く使いながら敵陣で有利にゲームを進めますが、リコーの激しく前に出るディフェンスにあと1歩のところでトライを取ることができません。
多くの時間帯を敵陣で戦っていたライナーズですが、最初に均衡を破ったのはリコーです。前半21分に敵陣22mライン付近でのライナーズのミスボールをターンオーバーされ、そのまま一気に左オープンに展開されて、15に独走を許しトライを奪われます。ゴールも成功して、0-7。
その後もライナーズは攻め続け、28分にペナルティーキックを獲得し、13大西が狙いますが、惜しくも外れ、得点することが出来ません。
前半32分に再びライナーズに得点のチャンスが訪れます。ゴール前でペナルティーキックを獲得し、タッチに蹴り出してラインアウトを選択します。6中井がキャッチしたボールをしっかり固めたモールでインゴールまで運び、最後は2吉田が押さえてトライ。13大西のゴールも決まり、7-7。同点に追いつきます。
しかし、前半終了間際にリコーにペナルティゴールを決められ、7-10で前半を終了します。
後半もライナーズはFW・BK一体となりグラウンドを大きく使った攻撃を仕掛けますが、前半同様のリコーの激しいディフェンスに阻まれインゴールまでボールを運ぶことが出来ません。一方、リコーも強いFWの選手と走力あるバックスリーが何度もライナーズのゴールラインを脅かしますが、必死のディフェンスで守ります。
再びゲームが動いたのは、後半16分にリコー6が危険なプレーで一時退場になってからのラインアウト。左ゴール前のラインアウトを4トンプソンが確実にキャッチ。できたモールから1田邉が持ち出し、インゴールに飛び込んでトライ。13大西のゴールも決まり、14-10。逆転します。
さらに、30分には自陣に攻め込まれながらも相手のミスボールを5松岡がキャッチし、素早く相手陣地に蹴り込みます。そのボールを2吉田が相手選手に競り勝ってインゴールに蹴り込み、11森田が確実に押さえてトライ。13大西のゴールは決まりませんが、19-10と点差を広げます。
その後は、リコーの反撃を受け35分に連続攻撃から15の突破を許しトライを奪われます。ゴールも決まり、19-17と点差を縮められますが、その後の攻撃を食い止め2点差を守りきりノーサイド。
リコーの大型FWと激しいディフェンスに苦しめられましたが、接戦を制して勝利することができました。
次節は、敵地ヤマハスタジアムにてヤマハ発動機ジュビロと昨シーズンのワイルドカードの雪辱戦です。