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2011年11月21日 (月)

東芝ブレイブルーパス戦試合レポート

第4節。今季ライナーズにとって初のアウェイとなる東芝ブレイブルーパスとの一戦は、どしゃ降りのニッパツ三ツ沢球技場にて、東芝10番のキックオフで開始されました。このゲームは、常にトップリーグの上位に位置する東芝に対して、今季開幕から3連勝、雨に強いライナーズがどのような戦いをするのかが注目の一戦です
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セカンドジャージに身を包み、激しい雨と強い風の風上に立ったライナーズ。序盤から立ってボールを繋ぐ相手のラグビーに防戦一方となりましたが、激しいタックルで凌ぎます。しかし、前半8分にライナーズボールのラインアウトをターンオーバーされ自陣ゴール前20m付近で密集サイドの一瞬の隙をつかれ、抜けだした東芝7番が中央にトライ0-5。ゴール成功で0-7その後、東芝10番の絶妙なキックに苦しめられながらも、ライナーズは積極的にボールを動かす攻撃を選択し、幾度もゲインラインを越えゴール前まで迫りました。しかし、なかなか相手のデフェンスを最後まで崩すことが出来ません。
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27分にSO重光が45mPG(ペナルティーゴール)を狙うもののゴールポストの右にそれて失敗。

雨がますます激しくなるなか、27分に東芝が右隅にトライ0-10。ゴール成功で0-14。この攻防では、自陣からキックと強いランナーを走らせボールをつなぐ東芝のアタックに対して、規律と粘り強いタックルで守るライナーズのデフェンスにより4分近くホイッスルが吹かれることがなく、悪天候の中とは思えない見ごたえのあるものでした。
前半終了間際にはライナーズが左右に大きく連続攻撃を仕掛けましたがゲインラインを突破することが出来ませんでした。しかし、ペナルティーキックを獲得し、SO重光がPG成功3-14。この点差のまま前半を終了。

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後半、相変わらずの激しい雨と強い風下に陣をとるライナーズ。強気で攻めるも相手バックスリーの力強いカウンターアタックと雨の影響でラインアウトが安定せず、なかなか敵陣に入ることが出来ない状況が続きます。後半14分に自陣スクラムから右オープンに展開、SO重光-WTB森田-FB高と両CTBを飛ばして上手くWTBギアに渡り、ギアが迫力満点の突進、できたラックから逆に展開し、ペナルティーキックを獲得。SO重光がPGを狙うが、わずかに右に外れ得点に結びつきません。

Ibox_0476s 一進一退の攻防が続く中、ライナーズは、試合の流れを変えるため、後半24分に大隈、26分にフィリ・伊藤、29分に北村・田中(優)を投入。自陣からでも果敢に攻めるものの逆に後半34分に東芝が9-14番と繋ぎ右隅にトライ3-19。ゴール成功で3-21

終盤やや足が止まってきたライナーズだが、後半32分に吉田、34分に才田を投入し、リスクを恐れずトライにこだわる反撃を開始。東芝の堅い守りに真っ向勝負を仕掛けたが最後は自陣でミスボールを足に引っかけられ、ゴール前のラック。ホーンが鳴り、東芝側に出たボールを10番が右オープンに見事なキックパス、14番が押さえてトライ3-26。ゴールは失敗したが、4トライとなり東芝に勝点を献上するトライとなりました。Ibox_0447s

ここ数年、大敗が続いた東芝に対して、今シーズンのこの試合はライナーズにとって大きなチャレンジの試合でした。雨風でお互いミスが多い試合となりましたが、ライナーズにとっては収穫も多い試合でした。課題をきっちり修正して次節トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦に臨みます。最後に雨のアウェイの中、最後までライナーズを応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました。

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