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2018年1月

2018年1月23日 (火)

セミシ・マシレワ選手がOpta賞を受賞しました

1月21日(日)、セルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)にて、「ジャパンラグビートップリーグ2017-2018年間表彰式」が開催されました。

トップリーグの全16チームの指揮官、主将そして個人賞の受賞者が集まりました。近鉄ライナーズからは坪井監督、樫本キャプテン、そしてOpta賞を受賞したマシレワ選手が出席しました。

「Opta賞」とは、トップリーグ第13節までにゲインメーターの記録が最も高かった選手に贈られる賞で、マシレワ選手はリーグ1位の1240mを記録して堂々の初受賞となりました。

※「ゲインメーター」とは、プレーが始まる場所からゴールラインに平行に引いたライン(ゲインライン)をボールを保持した状態で攻撃方向90度に進んだ距離の総数です。ゲインラインはキックオフの時はセンターライン、キックをキャッチした時はキャッチした場所、スクラムの時はスクラムの中心からゴールラインと平行に引いたラインです。

 

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左から坪井監督、樫本キャプテン、マシレワ選手

 

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Opta賞を受賞したマシレワ選手

2018年1月19日 (金)

ラグビー普及活動を行いました

1月18日(木)大阪市立豊新小学校でラグビー普及活動を行いました。

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近鉄ライナーズからタウファ選手、森選手、高島選手、吉井選手が学校に訪問し小学5年生約70名と一緒にラグビーを使ったゲームや、体験を行いました。
 
気温のかなり低い1日でしたが、そんな寒さを吹き飛ばすくらい生徒達は元気で様々な体験にもとても積極的に参加してくれました。
 
生徒達とライナーズの選手とで対決を行った「ボール鬼ごっこ」では子供たちのすばしっこさに選手たちも悪戦苦闘。終わってみれば全員汗だく。
 
逆に生徒達から沢山元気をもらうことができたとても有意義な時間になりました。
 
豊新小学校の皆様どうもありがとうございました!
 
来シーズンは近鉄ライナーズの応援どうぞよろしくお願い致します!
 
 

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 ウォーミングアップの様子
 

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 ボール鬼ごっこ。選手が鬼となり生徒達を捕まえます。
 
 

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 コンタクト体験
 

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 だるまさんがころんだ
 

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 最後に全員で記念撮影
 

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 生徒達との交流の様子

2018年1月17日 (水)

【マッチサマリー】 トップリーグ トーナメント第2節 NTTドコモ戦

負ければトップチャレンジリーグへ自動降格。まさに崖っぷちの状況で迎えた総合順位決定トーナメント第2節は、大阪・ヤンマースタジアム長居にて1月13日(日)11時30分キックオフで行われました。

相手はレギュラーシーズンを6勝7敗で終えたNTTドコモ。昨年9月24日に行われたレギュラーシーズンでの対戦では21-31で敗れています。今シーズン2度目の大阪ダービーが降格回避をかけた戦いになりました。

 

【前 半】

試合はSO野口のキックでスタートします。前節の宗像サニックス戦では、セットピースやモールなどの強味を完全に消され、80分を通して自分たちの戦いができませんでした。この日はがっぷり四つに組み合う立ち上がり。シーズンを通し課題であった、試合の序盤での失点もなく、攻められても粘り強くディフェンスし得点を与えません。

しかし、課題だったアタックはこの日も改善できませんでした。9分には22mラインの内側へ攻め込み、ラインアウトからドライビングモールへと得意の形に持ち込み残り5mまで迫りますが、CTBファインガのノックオンでトライには至らず。さらにラインブレイク能力の高いFBマシレワも相手ディフェンスにマークされており、スペースを与えられず好機を作るのがやっと。

そんな展開ながら、先制したのはライナーズ でした。25分、NTTドコモ陣内でLOトンプソンが相手のボールにからみノットリリースザボールのペナルティを得ます。SO野口のPGが決まり3-0とします。

その後、ライナーズもペナルティが増え、35分には自陣でノットロールアウェイ。イージーな位置からNTTドコモのSOフィルヨーンにPGを決められて3-3と追いつかれます。

結局、両チームミスもペナルティも多く、お互い5つずつのペナルティを犯しながら、3-3のまま前半が終了します。

 

【後 半】

前半の流れから、どれくらい修正できるか。ペナルティを減らせるかに注目が集まった後半ですが、先に修正したのはNTTドコモでした。

後半3分、ペナルティを続けてしまうとNTTドコモに一気に攻め上がられ、ディフェンスが後手に。連続攻撃からオフロードパスをFL金勇輝に通されて、トライを奪われます。コンバージョンも決まって3-10。

後がない戦いで先にトライを奪われた焦りからか、徐々に規律に乱れが出てきます。ペナルティの数も前半以上のペースで積み上がり、自分たちのペースを取り戻せません。9分にPGで6-10と追い上げますが、すぐに自らのペナルティで6-13と突き放され、またも7点を追う展開に。

そして23分、NTTドコモSOフィルヨーンが絶妙のハイパントでアンストラクチャーを作り出すと、ルーズボールをキャッチしたNTTドコモは一気にアタックのテンポを上げてゴール前へ。なんとかCTB井波が戻ってディフェンスするも、タックル後の相手のプレーへの妨害が故意の反則ととられイエローカード。シンビンとなり10分間の退場となります。

1人少ないライナーズは防戦一方となり、直後にトライを奪われて6-18。1トライでは追いつけない点差を付けられてしまいます。

どうしてもトライを奪いたいライナーズはCTBアーウォン、No.8統悦、SH榎本、SO重光の4人を一気に投入すると、テンポが変わります。

29分、LOストーバークが敵陣22m内のラックからピックアップし、タックルされながらも突き抜けてトライをもぎ取ります。SO重光のコンバージョンも決まり、13-18。5点差と射程圏に捉えます。

あと1本取れば、そして得点さえ与えなければ勝利することができる点差と時間。14人の時間をこのまましのぎ15人になれば勝機が見えてくると思われましたが、CTB井波が帰ってくる直前の33分、CTBアーウォンが反則のでシンビンに。一時13人になり、攻撃力が著しく低下します。

結局、最後のアタックも実らず、逆にPGを決められ13-21となったところで試合終了。敗戦と同時に、トップチャレンジリーグへの自動降格が決定しました。

 

ファンの皆さまにはシーズンを通し熱い声援をいただいたにも関わらず、トップリーグから降格という結果になってしまいました。選手・スタッフ全員がこの経験を糧とし、必ず1年でトップリーグに戻ってきます。引き続きのご声援、よろしくお願いします。

 

 

坪井監督コメント

「今シーズンを通して、協会関係者の方だけでなくメディアの方にも大変お世話になりました。感謝申し上げます。逆境の中、選手たちは最後まで近鉄のプライドをかけて戦ってくれましたし、胸を張って欲しいと思います。勝ちきれなかったのは私の責任です。トップリーグでの厳しい戦いの中、選手はひたむきに努力し続けてくれましたし、スタッフもチームの為に最善の努力を続けてくれました。今シーズン築き上げたものをグラウンドで示して結果を出せなかったのは私の責任です。この経験は近鉄が進化する大きな起点だと思います。近鉄は必ず1年でトップリーグに戻ってきます。最後に、どんな状況でも近鉄ライナーズを熱く力強く応援してくださったファンの方に改めて感謝を申し上げます。チームは何度勇気づけられ、背中を押していただいたことか。本当に有難うございました」

 

樫本キャプテンコメント

「本日は有難うございました。ドコモさんのアタックに対して前に出て対応できたのは想定通りでしたが、こちらのアタックでミスが出てしまいました。アタックでのミスはこの試合だけではなく、シーズン通して多かったですし、最後も出てしまいました。やろうとしていることの精度、トライを獲りきることが課題です。これは私の責任でもありますし、来シーズンに向けて変えていきたいと思います。今シーズン得たものをさらに良くして継承していきたいと思います。一番悔しいのはファンの方、そして今日試合に出られなかったメンバーだと思います。選手全員が今まで以上に『試合に出る』と強く思って、来年全体に上がっていくという気持ちで練習していきます」

 

試合の写真は、フォトギャラリーをご覧ください

↓ ↓ ↓

https://blog2.kintetsu.co.jp/photo_gallery/2018/01/2017-2018-644a.html

(写真:加守 理祐)

2018年1月12日 (金)

【ご案内】試合会場イベント(日本ラグビー協会主催)

トップリーグのホームページにおきまして、1月13日(土)の試合会場イベントの案内が発表されておりますので、お知らせいたします。

http://www.top-league.jp/2018/01/12/0113-yoshimoto/

2018年1月11日 (木)

【ご案内】トップリーグ トーナメント第2節 NTTドコモレッドハリケーンズ戦について

トップリーグ2017-2018 総合順位決定トーナメント第2節が2日後に迫りました!皆さまのご来場をお待ちしています!

 

【試合案内】

■名  称   ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 総合順位決定トーナメント第2節

■日  時   2018年1月13日(土) 11:30キックオフ

■場  所   ヤンマースタジアム長居(大阪)

■対戦相手   NTTドコモレッドハリケーンズ

■グリーティングタイム   「パターン②(2)」
※グリーティングタイムの詳細については、こちら 

※当試合の後に、コカ・コーラvs宗像サニックスの試合が行われます(14:00KO)

 

 

【ライナーズ受付案内】

■受付時間   10:00~12:10(ライナーズ試合の前半終了まで)

  • 上記時間帯で入場券引換え・サポーターズクラブ新規入会受付を実施いたします。
  • キックオフ直前の時間帯は混雑が予想されますので、お早めにお済ませいただくことをお勧めいたします。

■グッズ販売  あ り

 

 

【ライナーズ関連イベント案内】

オリジナル応援ハリセン配布
サポーターズクラブ会員様限定

上記試合にお越しいただいたサポーターズクラブ会員(当日入会者も含む)に、オリジナル応援ハリセンを配布します。当試合のみの限定グッズです。ハリセンを叩いて、ライナーズの応援をお楽しみください!

近鉄ライナーズの記事が掲載されています

ベースボールマガジン社発行の「ラグビーマガジン」が運営するサイト「ラグビーリパブリック」において、近鉄ライナーズの記事が掲載されています。

 

■ラグビーリパブリック

http://rugby-rp.com/column.asp?idx=112524&page=1&code_s=10061011

2018年1月 9日 (火)

【マッチサマリー】 トップリーグ トーナメント第1節 宗像サニックス戦

1月6日(土)、パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)にて総合順位決定トーナメント第1節が行われました。リーグ戦を4勝9敗、レッドカンファレンス8位で終えたライナーズは、ホワイトカンファレンス7位の宗像サニックスと対戦。勝てば自動降格は回避となる重要な一戦です。リーグ戦を終えてから2週間、準備を重ね必勝を期して臨みました。

 

【前 半】

SO野口の深いキックオフで試合開始。ボールを動かしBKの走力でトライを獲りにくる宗像サニックスに対し、ライナーズはチームが一体となった前に出るタックルで、前進を阻みます。アタックのテンポも良く、確実なボールキャリーで何度もチャンスを作ります。ミスからスコアには至りませんでしたが、それもチャレンジしてのもの。攻め込まれてもルーズボールに素早く対応するなど、課題の一つである「試合の入りの集中力」は、コカ・コーラ戦に引き続きクリアし、悪くない流れの序盤でした。

しかしその後は不用意なペナルティが多く、波に乗ることができません。前半14分、宗像サニックスにテンポ良くアタックされ、自陣22m内のラックでハンドの反則。PGを決められ、0-3と先制を許します。

絶対に優位に立ちたかったスクラムでも互角で、ペナルティを犯すなど後手に回るシーンが目立ちます。ラインアウトの精度も低く、マイボールをキープできないこともしばしば。エリアに関係なく競ってくる宗像サニックスのラインアウトディフェンスにチームのリズムを乱されます。

前半35分にSO野口のPGで3-3の同点としますが、このままのスコアで前半終了。結局前半は攻めながらも要所で宗像サニックスのディフェンスに阻まれてトライには至りませんでした。また、ペナルティが前半だけで5つ。後半に向け修正が必要です。

  

【後 半】

後半にチームの規律を修正できるかが課題でしたが、またも後半3分に自陣でペナルティ。PGで3-6とされます。

すぐに反撃したいところでしたが、修正したかったセットプレーでも、後手に回り続けます。ラインアウトで確実にキャッチしても相手のモールディフェンスに上回られ、前進を阻まれます。度々モールアンプレアブルとなり、攻撃権を献上してしまいます。ライナーズの強みであった、セットプレーとドライビングモールで相手に対応され、徐々に攻め手を欠く展開になります。

そして後半11分、自陣でターンオーバーを許し、ボールを展開されると左ライン際を一気に攻め上がられます。なんとかFBマシレワが戻ってタックルしますが、ここでハイタックルを犯してしまい、シンビンに。PGを決められ、3-9。

ライナーズが1人欠いた状況に対し、前半キックを多用していた宗像サニックスがボールを激しく動かし始め、度々相手BKにゲインを許します。ライナーズも良いタックルでなんとか耐えていましたが、25分、薄くなったディフェンスをCTBエスターハイゼンに抜かれて、この試合初トライを献上。コンバージョンも決まって3-16。

スコアが大きく動き始め、両チームが激しくメンバーを入れ替えますが、ライナーズはこの後も反則を繰り返し(結局後半も8つのペナルティ)、流れを変えることはできませんでした。その後も1トライ1ゴール2PGを許し、3-29。

なんとか後半35分に、WTBアーウォンのトライで5点を返しますが、時すでに遅し。結局8-29で試合終了。

 

必勝を期して臨んだ試合でしたが、相手に準備で上回られて完敗。これでトップリーグ残留に後がない状況に追い込まれました。次の総合順位決定トーナメント第2節のNTTドコモ戦は、自動降格回避をかけた絶対に負けられない試合となります。どうかご声援のほど宜しくお願いします。

 

 

坪井監督コメント

「今シーズン3度目となる瑞穂でのゲームでしたが、開催に際し、愛知県協会始め関係者の皆様、昨年に引き続き年始から有難うございました。

今週しっかりと良い準備ができましたが、規律の部分でペナルティが多かった事と、ボールキャリーの質でリズムを掴むことができませんでした。

グラウンドに立ったメンバーは全力で身体を張ってくれました。一日前のメンバー外練習も次の準備の為にエナジーを持って選手達は取り組んでくれました。

サニックス戦、チームが今まで積み上げてきたものをグラウンドで示せなかったのは、私の責任です。

次戦のドコモ戦では、シンプルに強みを出して、積み上げてきた努力をすべてぶつけます。応援に来ていただいた方に『感動』していただける、最後まで立ち続けて戦い抜く姿勢を示したいと思います。

近鉄ライナーズを支えてくださる全ての方に応えるため、近鉄グループのシンボルチームとして、近鉄ラグビー部の誇りにかけて、全身全霊で戦います」

 

樫本キャプテンコメント

「本日は有難うございました。サニックスさんのアタックに対して前半に出た課題を後半修正できませんでした。ペナルティについても、試合前からチーム全体で『気を付けよう』と話していたのですが、何度やったか分からないくらい同じことをしてしまいました。今のままでは次の試合も同じことになってしまうので、本当にチームで徹底したいと思います」

 

 

試合の写真はフォトギャラリーをご覧ください
↓ ↓ ↓
 https://blog2.kintetsu.co.jp/photo_gallery/2018/01/post-e81b.html

 

(写真:加守 理祐)

2018年1月 6日 (土)

【ご案内】次の試合予定


HPのシステム改修中のため、当ブログより次の試合予定をお知らせいたします。

○試 合   ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 総合順位決定トーナメント第2節

○日 時   2018年1月13日(土) 11:30キックオフ

○場 所   ヤンマースタジアム長居(大阪)

○対戦相手   NTTドコモレッドハリケーンズ

【試合結果】近鉄 8ー29 宗像サニックス

HPのシステム改修中のため、当ブログより試合結果をお知らせいたします。

1月6日(土)、パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)にて宗像サニックスブルースとトップリーグ 総合順位決定トーナメント1回戦を戦い、8ー29(前半3ー3、後半5ー26)で敗れました。

お越しいただいた皆様、ご声援有難うございました。

2018年1月 4日 (木)

【ご案内】トップリーグ トーナメント1回戦 宗像サニックスブルース戦について

トップリーグ2017-2018 総合順位決定トーナメント1回戦が2日後に迫りました!皆さまのご来場をお待ちしています!

 

【試合案内】

■名  称   ジャパンラグビートップリーグ2017-2018 総合順位決定トーナメント1回戦

■日  時   2018年1月6日(土) 12:00キックオフ

■場  所   パロマ瑞穂ラグビー場(愛知)

■対戦相手   宗像サニックスブルース

■グリーティングタイム   「パターン①」
※グリーティングタイムの詳細については、こちら 

※当試合の前に、全国地区対抗大学ラグビー大会の決勝戦が行われます(9:50KO)
※当試合の後に、NTTドコモvsコカ・コーラの試合が行われます(14:30KO)

 

【ライナーズ受付案内】

■受付時間   8:50~12:40(ライナーズ試合の前半終了まで)

  • 上記時間帯で入場券引換え・サポーターズクラブ新規入会受付を実施いたします。
  • キックオフ直前の時間帯は混雑が予想されますので、お早めにお済ませいただくことをお勧めいたします。

■グッズ販売  な し

■ライナーズ関連イベント  な し

1月6日のメンバー発表について

HPのシステムに不具合があったため、本ブログからお知らせいたします。ファンの皆様にはご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。

1 豊田 大樹

2 樫本 敦

3 前田 龍佑

4 トンプソン ルーク

5 松岡 勇

6 佐藤 幹夫

7 田淵 慎理

8 イオプ・イオプアソ

9 金 哲元

10 野口 大輔

11 矢次 啓佑

12 森田 尚希

13 井波 健太郎

14 ナイジェル・アーウォン

15 セミシ・マシレワ

16 王 鏡聞

17 山口 知貴

18 浅岡 勇輝

19 マイケル・ストーバーク

20 タウファ 統悦

21 榎本 光祐

22 重光 泰昌

23 南藤 辰馬