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2014年10月21日 (火)

【マッチサマリー】トップリーグ1stステージ第7節 コカ・コーラ戦

10月19日(日)12時00分キックオフ

近鉄ライナーズ 対 コカ・コーラレッドスパークス戦が

近鉄花園ラグビー場で行われました。

 

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試合前 普及活動の様子

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エスコートキッズ 地元・花園ラグビースクールの皆さん

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「WE ARE LINERS」近鉄サポーターの皆さん

 

前節サントリー戦で、チームスローガン「REVIVE」を体現し、自分達のラグビーを再確認できたライナーズ。

コカ・コーラ戦までの1週間、チーム一丸妥協なく準備も進めてきました。

 

セカンドステージ上位グループ進出に向け、

この戦い、「4トライ以上獲り、勝ち点5」は大前提。

 

ホーム近鉄花園ラグビー場。

「WE ARE LINERS」の声援が会場に響き渡ります。

 

近鉄のキックオフで試合が開始されました。

 

 

【前 半】

 

12分

(近鉄)ハーフライン付近 コーラがラックからBKに展開、近鉄がいいラインスピードでディフェンス、1番豊田選手がビッグヒットし、そのままコーラのボールキャリアを近鉄が乗り越えターンオーバー、右オープンに5番松岡選手→12番イエロメ選手と繋ぎ、そこから一人飛ばしで48間前メンバー登録後13番フェアバンク選手の負傷により、変わりに先発出場となったウィンターステイン選手へパス、ディフェンスが揃ってる中を上手くステップを踏みゲイン、ラック後すぐにイエロメ選手がボールをピックアップし、1人、2人とハンドオフで押しのけ、内側からいいスピードで入ってきた、15番髙選手の試合前ウォーミングアップの負傷で変わりに急遽先発出場となった坂本選手へパス、抜群のスピードでそのまま中央にトライ。

10番重光選手のゴールも決まり、7-0。

 

30分

(コーラ)敵陣中央5m コーラボールスクラム、8番上本選手がサイドアタック、ゴールライン直前でできたラックサイドを弾丸のように走ってきた5番桑水流選手へパス、そのままの勢いでトライ。ゴールも決まり、7-7。

 

36分

(近鉄)自陣10m付近 近鉄ボールスクラムで得たフリーキックを9番福地選手のタップキックでリスタート、その後2フェイズ重ね、ハーフラインのラックから左オープンに大きく展開、4番トンプソン選手から1人飛ばして10番重光選手へ、重光選手から長いパスで13番ウィンターステイン選手へ、独特のステップで相手ディフェンダーを惑わし一人タックラーを払いのけラインブレイクし、そのまま敵陣深くまで走り抜けます。ラック後テンポ良く右オープンに展開、8番サモ選手がパスダミーし相手ディフェンダーの間をすり抜け、13番イエロメ選手へノールックパス、イエロメ選手はディフェンダーを引きずりながら力強くトライ。

10番重光選手のゴールも決まり、14-7。

 

~ 前半終了 ~

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今シーズン初スタメンで1トライの李選手

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ブレイクダウンで激しく力を発揮した 樫本選手

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安定したディフェンスのウィンターステイン選手

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トライに繋がるアタックの基点となった サモ選手

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急遽先発出場も1トライの活躍 坂本選手

 

 

【後半】

 

 1分

(近鉄)ハーフライン 近鉄ボールラインアウト、キャッチ後勢い良く走ってきた8番サモ選手へパス、サモ選手はタックルされながら12番イエロメ選手へオフロードパス、そのまま敵陣5mまで独走しラック、すぐに9番福地選手が拾いあげ、サイドをあがってきた6番ラトゥイラ選手へパス、相手ディフェンダーを一人払いのけ中央にトライ。目の覚める一連のアタックでした。ゴールも決まり、21-7。

 

10分

(近鉄)敵陣22m付近 コーラボールスクラム、コーラがコラプシングの反則を犯します。

10番重光選手のペナルティキックが決まり、24-7。

 

16分

(近鉄)敵陣22mに入った位置で近鉄ボールスクラム、8番サモ選手が10番重光選手へダイレクトバックパスしたボールが地面に転がるが、重光選手が落ち着いて拾い上げ、後ろから勢い良く走ってきた12番イエロメ選手へパス、相手ディフェンダーと入れ違うかたちで裏に抜けタックルされながら倒れず8番サモ選手へパス、サモ選手はタックルされながら7番佐藤選手へパス、ドンピシャのタックルを受けるかと思われましたが佐藤選手が技ありのポップパス、そのパスを受けた今シーズン初スタメンの11番李選手が左隅にトライ。

重光選手のゴールも決まり、31-7。

 

40分

(コーラ)敵陣22m付近 コーラボールスクラム、BKに展開し10番山田選手と22番南里選手がクロスし、デフェンダーの隙間を裏に抜け20番有田選手に繋ぎラック、アングリをつけてスピード良くサイドを走ってきた7番山下選手へパス、そのまま近鉄ディフェンダーを一人引きずりながらトライ。ゴールも決まり、31-14。

 

~ 試合終了 ~

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力強い突破 イエロメ選手

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80分間 攻守に魂のプレーを魅せた 豊田キャプテン

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いい球捌きを魅せた 福地選手

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パーフェクトのゴールキック 重光選手

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途中出場のタウファ選手

 

 

大前提の「4トライ以上獲り、勝ち点5」を獲得。

 

勝ち点22でトヨタ自動車に並ぶも、得失点差で8点及ばずファーストステージ・プールB5位(最終順位)。

 

アタックでは近鉄らしいアグレッシブなプレーでトライを獲るシーンがありました。

ディフェンスでも、いいラインスピードで押し上げビッグヒットしターンオーバーするシーンや、春から鍛え上げてきたフィジカルを前面に押し出し、ブレイクダウンでターンオーバーするシーンが幾度かありました。

 

ただファーストステージ通して、トライを獲れるところで、チームが波に乗るところでボールの支配を失ってしまう、そのような光景が最終節でも見受けられました。

 

まだチーム目標は閉ざされたわけではありません。

ただ、大きな「試練」です。

 

ライナーズの一人一人の本気の「REVIVE」、「もう1%」の努力の積み重ねで、乗り越えていかなければなりません。

 

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マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた 坂本選手

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熱いサポーターの皆さんから声援を受ける ライナーズ

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試合後のグリーティングタイムの様子

 

 

前田隆介監督(試合後インタビュー)

「ファーストステージ最終節、ホーム花園で多くのファンの皆様の前で最高のパフォーマンスとしようと試合に臨みました。他試合の結果など意識せず、我々のプラン通りのラグビーをしっかりやりきる事に集中しました。しかし、獲りどころでミスがあり加点できず、最後はコカ・コーラさんにトライを獲られてしいました。まだまだ改善せねばいけないところです。トップリーグ休止期間に入りますが、いい準備をしてセカンドステージに臨みたいと思います。」

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豊田大樹キャプテン(試合後インタビュー)

「最終節、大勢のファンの皆様のすごい声援があり、グラウンドでプレーしている時は心強かったです。ゲーム内容はディフェンスもしっかりできましたし、アタックもいいかたちのものがありました。しかしもっとスコアできる場面もあったので、獲りきれないところに「甘さ」があったと受け止めています。」

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(写真:加守 理祐)