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2014年2月

2014年2月26日 (水)

2013年度 近鉄ライナーズ納会

2月19日(水)、2013年度シーズンの納会が行われました。

納会では、シーズンの功績に対し、個人への表彰式が行われました。

 

各賞の受賞者とコメントは以下の通りです。

 

【新人賞】

南藤 辰馬

〔受賞理由〕

・夏合宿でのサントリー戦でのビッグタックル

・新人ながら公式戦7試合出場

・最終節NTTコミュニケーションズ戦ではチームのベストトライ

(本人コメント)

「ありがとうございます!1年目で公式戦に出場させていただきましたが、まだまだチームに貢献できたとは言えません。来シーズンはグラウンドでもっと活躍し、チームに大きく貢献したいです。」

 

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【Most improved player(今年度最も大きく成長した選手)】

樫本 敦

〔受賞理由〕

・公式戦スタメン出場 昨年度1試合 ⇒ 今年度10試合

・フィールドプレー、スクラムで目覚しい活躍

(本人コメント)

「大変光栄で、うれしいです!ありがとうございます。来年度も大きく成長できるよう、チームの皆さんも共に頑張りましょう!」

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【監督賞】

髙 忠伸

〔受賞理由〕

・今シーズン トップリーグ通算100試合出場達成

・縁の下で常にチームの事を考え、支え続けた男

(本人コメント)

「まさかの受賞で驚いています。チームで1つの目標に向かってチャレンジし続けることの素晴らしさ・醍醐味がこの賞に詰まっていると思います。評価していただいて、うれしいです。

来シーズンは、日頃サポートしていただいている方々に恩返しの意味を込めて、素晴らしい結果になるようにチームで頑張っていきましょう。」

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【FOR ALL賞(普及・社会貢献・チームイベント活動などで活躍した選手)2名選出】

・ライナーズの選手として、トップリーガーとして、常に「高い志」で取り組んだ選手

・トップリーガーとしての自覚、前向きな姿勢、子供達への指導力、プロ意識などを兼ね揃えている選手。

 

森 雄祐

「正直この賞を一年間狙っていました(笑)大変うれしいです。今後も頑張っていきます!」

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島 直良

「(プロモーションリーダーの立場から)この賞をいただけたのは、チームの皆さんが積極的に取り組んでいただいたおかげだと思います。来シーズンも普及活動など積極的に取り組んでいただきますよう宜しくお願い致します!」

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【MVP】

トンプソン ルーク

〔受賞理由〕

・公式戦全試合スタメン出場

・公式戦 チーム内タックル数およびタックル成功率1位

・公式戦 チーム内ジャッカル回数1位

・日本代表ヨーロッパ遠征後も、常に100%でチームの為に体を張り続けた

 

(本人コメント)

「今シーズンも、ライナーズの皆さんと一緒にラグビーできた事がすごくうれしかったです。来シーズンも非常に楽しみですが、今日はこの会をチームで楽しみましょう。」

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2014年2月13日 (木)

トップリーグ ワイルドカードトーナメント2回戦 トヨタ自動車戦レポート

トップリーグワイルドカードトーナメント2回戦

ホーム・近鉄花園ラグビー場。

 

相手はセカンドステージ グループA(上位グループ)6位のトヨタ自動車ヴェルブリッツ。

フォワードに大型選手が揃い、肉弾戦に自信を持つチームです。

 

朝にはグラウンド一面の雪化粧だった花園ラグビー場ですが、関係者の懸命の雪かきによって、キックオフ前には緑の芝生がほぼ全面に映えるグラウンドになりました。

 「感謝」の一言に尽きます。

 

 

冷たい「生駒おろし」が吹き降ろす花園ラグビー場。

グラウンドに少しだけ残った雪をも溶かすような「WE ARE LINERS!」の熱いコールが会場に響き渡ります。

 

 

この1戦、勝利すれば日本選手権進出です。

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トヨタ自動車のキックオフで試合が開始されます。

 

立ち上がりから風上にたった近鉄はキックを有効に使い、敵陣深くまで攻め込みます。

しかし、敵陣5mでのスクラムが安定しなかったりと、スコアに結べ繋げません。

近鉄はアグレッシブにボールを動かし攻め続けます。

すると8分、トヨタがたまらず反則を犯します。

ほぼハーフラインからの位置、10番重光がペナルティゴールを狙います。

「入れ!」のコールで後押しされ距離は十分でしたが、左にそれます。

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近鉄はアグレッシブにフォワードとバックスが一体となって攻め続けますが、トヨタの反則ギリギリの早いプレッシャー・ブレイクダウンで悉くチャンスを潰されます。

 

トヨタがワンチャンスをものにします。

23分、トヨタ陣10mで近鉄がオーバーザトップの反則、トヨタ9番滑川が速攻で大きく近鉄陣にキック、ラック後近鉄がタッチキック。22mと5mの中間トヨタボールラインアウト、キャッチ後モールを形成、一旦近鉄フォワードが押し返しますがトヨタフォワードがしっかりとバインドし芯の強いモールでじわり、じわりと近鉄ゴールラインに接近、最後はなだれ込むような形で6番ホップグッドがトライ。ゴールも決まり、0-7。 

 

その後近鉄は、風上を利用して再三敵陣深くまで攻め込みますが、ラインアウトのミスなどでスコアできません。もどかしい時間帯が続きます。

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41分、近鉄に前半最後のスコアチャンスがやってきます。

トヨタがオフサイドの反則、約30mの位置から10番重光が狙います。惜しくも右に外れます。

 

前半近鉄は風上を生かしきれず、無得点で終了します。

 

風下の後半、劣勢が予想されます。

 

10番重光のキックオフで試合が再開されます。

 

後半開始早々、キック処理ミスなどで自陣深くまで攻め込まれますが、6番トンプソンの体を張ったプレー、12番吉川選手の出足の良い低いタックルでピンチを救います。ディフェンスの集中力を切りません。

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 14分、ようやく近鉄にスコアのチャンスが訪れます。

敵陣10m付近マイボールスクラム、バックスに展開し10番重光から12番吉川に絶妙のパス、受けた吉川が22m付近までゲインしラック、すぐに途中交替の20番サモがボールを拾い上げ更にゲイン、鋭くテンポの良い近鉄のアタックをうけてトヨタがたまらずオフサイドの反則。

ほぼ正面のペナルティキックを15番髙が決め、3-7。

 ようやくトヨタから得点を獲ります。

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点差を縮めたい近鉄でしたが、圧倒的風下と、トヨタディフェンスの反則ギリギリの早いプレシャーでなかなか自陣から抜け出せません。

21分、巨漢トヨタフォワードの連続した縦攻撃のあと、倒れこみの反則。トヨタ10番文字がペナルティゴールを決め、3-10。

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近鉄はスコアを獲る為、アグレッシブに攻め続けます。

23分、トヨタ16番彦坂が危険なタックルで10分間のシンビン。

その後、近鉄がトヨタ陣深くへ蹴り込んだボールをトヨタ選手が故意に手でタッチに出し、反則。

近鉄は敵陣5mのスクラムを選択、シンビン中の為トヨタフォワードは1人少ない7人のスクラム。スコアを追加する「最大」のチャンスです。

しかし、そのスクラムをトヨタにコントロールされ、苦し紛れにサイド攻撃した後、ノットリリースザボールの反則。チャンスを逃します。

 残り時間もあとわずか。

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 近鉄は自陣から「日本選手権進出」の為、アグレッシブに攻め続けます。

 

しかし32分、トヨタにボールうまく繋がれ最後はトヨタ6番ホップグッド選手が走り抜け左中間にトライ。その後のゴールは失敗で、3-15。

 

 勢いのついたトヨタの波状攻撃が始まります。近鉄も懸命のディフェンスで対抗しますが、自陣ゴール前でオフサイド。36分、トヨタ10番文字がペナルティキックを決め、3-18。

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ホーム近鉄花園ラグビー場、サポーターの大声援を受け近鉄は最後まで諦めずアグレッシブに攻め続けます。

 

試合終了を知らせるホーン。無情のホイッスル。

 

 

2013-2014の近鉄ライナーズのシーズンは終了しました。

 

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雨の日も、強い風の日も、遠い遠征の地でも、そして開催自体が危ぶまれたこの日も、常に「熱い」声援でホームの雰囲気にしていただいたサポーターの皆様。「感謝」の言葉しか思い浮かびません。

今シーズンも、最後まで「熱い」ご声援ありがとうございました!

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(本文敬称略)

 

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【前田監督からサポーターの皆様へ】

 

本日も積雪が残る寒い中会場までお越しいただき、またシーズン通して「熱い」ご声援を送り続けていただいたサポーターの皆様に心より感謝申し上げます。

 

本日のゲームは、スコアゾーンで継続できずトライを獲りきれなかった事、ブレイクダウンでプレッシャーをうけテンポ良くボールを出せなかった事が敗因です。

 

シーズン通してチームを支えてくれたライナーズのスタッフ、体を張り続けてくらた選手にも深く感謝致します。

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(写真:加守 理祐)

2014年2月 7日 (金)

【お知らせ】 積雪によるトップリーグワイルドカードトーナメント2回戦(トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦)開催実施の有無について

2月8日(土)試合当日、積雪が予想されます。

2月8日(土) ワイルドカードトーナメント2回戦トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦(近鉄花園ラグビー場:12時キックオフ)の開催実施の有無については、(公財)日本ラグビーフットボール協会にお問合せください。

(公財)日本ラグビーフットボール協会

(電話番号:03-3401-3321)


ジャパンラグビートップリーグ公式サイト : http://www.top-league.jp/

2014年2月 5日 (水)

サポーターズクラブ会員の皆さまへ【2/8 ワイルドカードトーナメント2回戦 トヨタ自動車戦】

 2月8日(土)に近鉄花園ラグビー場で行われるトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の入場券引換え受付は、10時30分から12時40分までです。キックオフ直前の時間帯は混雑が予想されますため、入場券引換えをお早めにお済ませいただくことをお勧めいたします。

 

※新規入会受付は終了致しました。

※ライナーズはビジターになります。(応援席等、ホームとは反対になります。)

 

 

その他、当日行われる催しは以下のとおりです。

 

【サポーターズクラブ会員様限定企画】

■ 近鉄「東花園」駅前で!

※レジにて「近鉄ライナーズ・サポーターズクラブ会員証」をご呈示ください。

 <スーパーマーケットKINSHO東花園店>

  弁当全品 50円引き!

お問合せ:TEL:072-963-3451

      

 

<KFC(ケンタッキーフライドチキン)東花園店>

  サンドセット640円→ 500円

   ●フィレサンド●ドリンクMサイズ●ポテトSサイズ

  チキンセット580円→ 500円

   ●オリジナルチキン2ピース●ドリンクMサイズ

 

 お問合せ:TEL:072-960-6151

 

 

■ 近鉄花園ラグビー場内のレストランで!

※食券をスタッフにお渡しいただく際に、「近鉄ライナーズ・サポーターズクラブ会員証」をご呈示ください。

<近鉄花園ラグビー場内2階レストラン>※試合開催日の営業時間内のみ

  名物「トライカレー」にエビフライ(1個)トッピングサービス!

   ※トッピング内容は、試合によって変更する場合がございます。予めご了承ください。

 

お問合せ:TEL:072-960-3122(試合開催日の営業時間内のみ)

 

 

サポーターズクラブ会員様限定企画 詳しくはこちら 

 

【その他イベントのご案内】

■ラインアウト(リフティング)体験会

  (実施時間)11:20~11:50

  (実施場所)近鉄ライナーズテント付近

 

体験会ではライナーズ選手が参加者を持ち上げ、投げ入れたボールをキャッチしていただきます。

気軽にご参加いただき、是非本物のラグビー選手になった気分を味わってみてください!

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※天候その他の理由により、中止または変更になる場合があります。

 

■「WE ARE LINERS!」写真撮影会

  (実施時間)11時20分~11時50分

  (実施場所)近鉄ライナーズテント付近

 

選手の顔をくり貫いたライナーズ記念撮影用ボードをライナーズテント付近に設置。ライナーズの選手と一緒に撮影ができます。

実施時間以外でも、ライナーズ記念撮影用ボードを使って自由に撮影していただけます。

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※天候その他の理由により、中止または変更になる場合があります。

 

■「金澤功貴君を支援する」募金活動

(実施時間)11時00分~11時50分 

(実施場所)近鉄ライナーズテント付近

 

常翔学園高等学校ラグビー部に所属する1年生部員の金澤功貴君が今年の夏合宿中に重症事故にみまわれました。現在も四肢に麻痺があり手足を動かすことができない状態ですが、完全復活を目指し、懸命にリハビリに取組んでいます。

これからの長期にわたる治療・リハビリを支援することを目的とする募金活動です。

  「金澤功貴君を支援する会」はこちら 

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【物販のご案内】

■選手フィギュアの発売

リーグ戦に引き続き、5選手のフィギュアを発売いたします。1回につき500円です。5選手は、次のとおりです。

 

坂本 和城、レプハラトゥイラ、ジェフリー イエロメ、森田 尚希、松岡 勇

 

お問合せ:(株)近鉄百貨店 法人外商本部  TEL:06-6625-2097

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2014年2月 4日 (火)

トップリーグ ワイルドカードトーナメント1回戦 キヤノン戦レポート

トップリーグワイルドカードトーナメント1回戦

昨年5月末・愛知県ラグビー祭ぶりの名古屋市瑞穂公園ラグビー場。

 

相手は今シーズン強豪のパナソニックとヤマハ発動機などに白星を上げ、トップリーグの台風の目になっているキヤノンイーグルス。

また、ファーストステージで苦杯を喫している相手です。(17-18●)

 

「1シーズンで同じ相手に2度は負けられません」

 

試合当日、試合会場に向かう早朝の近鉄特急内、ライナーズサポーターの方から

「必ず花園に戻りましょう」

支えてくださる方々の熱い「想い」。

 

朝から降り続いていた雨もキックオフ直前には、ぴたりと止みます。

 

名古屋の地、「GO GO 近鉄!」の力強いコールが会場に響き渡ります。

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進化した「証し」がそこにありました。

 

 

キヤノンのキックオフで試合が開始されます。

 

近鉄は序盤からボールを動かし、アグレッシブに仕掛け続けます。

7番タウファなどの力強い突進などから何度かチャンスをつくりますが、自らのミスなどでスコアに繋げられません。

 

 

すると10分、キヤノンは近鉄陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込もうとするが、押しきれないと判断するとバックスの攻撃に切替え、キヤノン10番ブルースからディフェンスラインの裏側に小さなパントキックを上げます。そのボールをうまくキャッチされ先制のトライを奪われます。

 

さらに、13分にゴール前でのペナルティキックから素早くバックスに展開され、2つ目のトライを奪われます。0-12。

 

17分、敵陣10mで6番トンプソンが技ありのオフロードパス、それを受けた1番豊田がスピードに乗って大きくゲイン、キヤノンはたまらず反則を犯してしまいます。

敵陣22m付近、ペナルティキックを10番重光が狙います。きっちりと決め、3-12。

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このペナルティキックが反撃の狼煙となります。

 

 20分、敵陣10mと22mの間 マイボールラインアウト、ラインアウト後方でキャッチ後9番金へ、ディフェンダーが飛び出してできたギャップを鋭く突きラインブレイク、好フォローの8番佐藤にパスしゲイン後ゴール前でラック、12番吉川がすぐにボールを拾ってラックサイドに走り込んできた13番フェアバンクスにパスをしてそのまま強引にインゴールの中に飛び込んでトライ。ゴールも決まり、10-12。

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31分キヤノンにペナルティキックを決められ、10-15。

 

しかし、すぐに反撃は再開されます。

 

 32分、敵陣22m付近 一度停滞したラックから9番金がサイドを強引に突破、15番髙にパスし相手につかまりながらもゴール直前までレッグドライブ、ラック後10番重光にパス、ワンステップ踏んだ後相手ディフェンダーの間に飛び込みトライ。ゴールも決まり、17-15。逆転します。

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 さらに37分、近鉄の超特急がようやく汽笛を鳴らします。

敵陣22mラックからバックスに展開、テンポよく10番重光→12番吉川→15番髙→13番フェアバンクスと繋いで、ミスマッチを見逃さずラインブレイク、その後外で待っていた超特急11番李選手にパスしそのまま走りぬけ左中間にトライ。ゴールも決まり、24-15。

 

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このスコアのまま前半は終了します。

 

前半は、相手スクラムをターンオーバーするなど、スクラムで優位にたちました。

また、フォワード第1列豊田・樫本・才田のアグレッシブなアタックも目を見張るものがありました。

自らピンチを招いた、キック処理ミスは改善したいところです。

 

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10番重光のキックオフで試合が再開されます。

 

近鉄は後半開始早々から、フォワードとバックスが一体となってスピーディーなアタックで敵陣深くまで攻め込みます。

しかし、キヤノンは黙ってはいません。

5分、キヤノンは自陣深くから思い切り攻め、ボールを繋ぎに繋いでトライします。24-20。

 

 9分、近鉄の波状攻撃にたまらずキヤノンが反則します。

約30mの位置から10番重光がペナルティキックをねらいます。これもきっちりと決め、27-20。

 

しばらく一進一退の攻防が続きます。

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先にキヤノンが牙をむきます。

21分、近鉄バックスディフェンスの綻びを一瞬で俊足フルバック橋野が突き、左隅にトライ。

27-25。2点差に詰め寄られます。

 

そんな嫌な空気を、前戦のNTTコム戦で「アグレッシブ リバイブ」を最大限に体現した男、この日12番をつけた男が断ち切ります。

 32分、敵陣22m付近 ラック後パスアウトしたボールが後ろにそれピンチに...と思った瞬間、12番吉川が反応良く拾い上げ、そのまま1人、2人とハンドオフで払い退けラインブレイク、そのまま約40m走り抜けゴールライン寸前でつかまりラック、すぐに9番金がサイドを突いてトライ。その後のゴールも決まり、34-25。大きなトライでした。

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もう時間がないキヤノンは自陣からでも積極果敢にアタックします。

 終了ホーンが鳴った後の42分、自陣10m付近 キヤノンがバックスでワイドに攻めてるところを15番髙が狙い澄まして、閃光のごとくインターセプト、約60mを走り抜け、中央にトライ。

この日、7回目のゴールキックを10番重光が決め、41-25。

重光は前戦のNTTコム戦の髙に引き続きパーフェクトなキックを魅せます。

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このままノーサイド。

 

 

リベンジを果たした近鉄。

 

次の決戦の地は、ホーム・近鉄花園ラグビー場

「必ず帰ってきます」とサポーターの約束を果たした近鉄。

 

もう言葉は要りません。

存分に「アグレッシブ リバイブ」するだけです。

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(本文敬称略)

 

【前田監督からサポーターの皆様へ】

名古屋・瑞穂までたくさんのサポーターの皆様に来ていただき、大声援を送っていただき感謝申し上げます。

ワイルドカードに入ってからのノックアウト形式、どんなカタチでも「必ず勝って帰ろう!」と強い気持ちで臨みました。80分間、皆様の声援はライナーズの大きな「力」となりました。

 細かい部分を修正して、次戦に臨みたいと思います。

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(写真:加守 理祐)